こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回ご来院された方は足に疲労感と冷え、浮腫みを強く感じておられました。
いろいろお話を伺いしたところ足の症状以外に頭重感があったり、胃がもたれやすいとおっしゃっていました。
今回の記事はこの方の症状を緩和するように、行なった施術を具体的に紹介していきますので足つぼを受けたいって方に参考になれば幸いです。
↓こちらの記事に足つぼなどを使って疲労感・冷えなどのケアを紹介してますので参考にしてみてください。
消化器系の不調からくる症状での悩み
今感じている症状はいつから感じているのかを聞いていくと、胃もたれを感じ始めてから同時ぐらいに、足の疲労感、足先の冷えなどから体が温まらない感じがしたり、頭重感なども感じるようになったといわれてました。
胃がもたれる前は仕事が忙しかった事もあって睡眠不足になり食欲もあまりなかったそうです。
消化器系の不調からくる症状での足つぼの特徴
この方足を触ってみると足先は冷たくなって、足の前側のスネの筋肉(前脛骨筋)も緊張してました。
足裏の筋肉も緊張して柔軟性も少なくなっているように感じました。
特に反射区で気になったのが土踏まず部分にある消化器系の反射区でここを押圧すると硬くなっていて、痛みも強く感じておられました。
まずは食欲がでるように足つぼを刺激していきます。
次にどのような反射区を刺激するのかを動画で紹介してます。
まずは足の甲にある横隔膜の反射区で姿勢を整えるようなイメージで押圧しながら広げるようにスライドしていきます。
※消化器系に不調がある方は姿勢が前屈みになってるために緩和するように刺激していきます。
その後に足の裏の中央にある反射区【腹腔神経叢(ふっくうしんけいそう)】を両手の親指でしっかりと押圧します。
効果としては消化・吸収・代謝・排出の働きかけていきます。
最後はこの方も硬くなって痛がっていた土踏まず部分にある、胃・すい臓・十二指腸の反射区をまんべんなくもみほぐしていきます。
後は仕事が忙しかったせいでストレスも溜まっていたので、そこも緩和して胃の負担を軽減していきます。
上記の食欲が出ない時に刺激したように、足の裏の中央にある腹腔神経叢と土踏まず部分にある消化器系の反射区は同じように刺激していきます。
ここでポイントなのは足の親指の腹にある脳・頭の反射区をほぐしていきます。
※ストレスを多く感じてる方は硬くなっているので和らげるようにもみほぐすと効果が期待できます。
もう一つ刺激していきたいのが、この方も症状で気になっていた前脛骨筋の緊張でここには胃腸を整えるつぼがあります。
外側の膝の関節の隙間から指4本分程度下がった所にある【足の三里】ここは胃腸を整える効果の他にも足の冷えや疲労感などにも効果があるといわれてます。
ここのつぼの周辺を温めたり、痛気持ちいい程度で押圧すると効果が期待できます。
消化器系の不調からくる症状のトリートメント
足つぼの特徴を刺激した後に頭重感を緩和していきます。
まずは親指の腹にある頭の反射区をもみほぐしていき、指のつけ根にある首の反射区も押圧しながらスライドしていきます。
土踏まず部分の少し上にある横隔膜ラインの反射区を押圧しながらスライドしていき姿勢を整えていきます。
足の裏の中央にある腹腔神経叢も両手の親指でしっかり押圧していきます。
右足にだけある上行結腸から横行結腸に押圧しながらスライドします。
次に土踏まずにある胃の反射区を押圧します
最後は足裏の中央にある泌尿器系の反射区を押圧しながらスライドしていく事で、老廃物を排出しやすい体を目指していきます。
ご感想
今回は消化器系の不調から感じる足の症状について紹介してきましたが、本人は今抱えている症状の原因がわかっていませんでした。
足に症状があっても我慢してある事が多かったみたいです。
症状をお伺いしていくうちに原因が分かってケアを続けていく事で症状が緩和してきたといわれてました。
皆さんも症状を我慢されずに早めのケアをおすすめします。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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