こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。
今回は【肌トラブルを和らげる足つぼ】をご紹介していきたいと思います。
この時季の強い日差しのパワーを浴びた草木が力強く枝葉を伸ばしていくように私たちも一層活動的になります。
夏に負荷がかかるのが東洋医学的な『心』です。
心は血を全身に巡らせる役割がありますが、過度に活動的になると体力や気力を消耗させてしまいます。
人は活発になるほど汗をかき体の余分な熱を発散させていきますが、その汗からは『水』だけでなく東洋医学的な『気』も一緒に流れだしてしまうからです。
すると血の巡りは悪くなり心は一層の頑張りを強いられてしまいます。
そこで気になるのが肌の状態です。
汗を多量にかくことで汗疹(あせも)ができたり、ちゃんとスキンケアをしてるのに化粧のりが悪かったり、くすみや目の下のクマ・たるみなどが起こりがちになります。
表面からのケアだけでなくつぼで体内へ働きかけていきましょう。
くすみや目の下のクマが気になる方
東洋医学的な血が滞ると肌全体がくすんだり皮膚の薄い目の下にクマができやすくなります。
そこでつぼを刺激していきましょう。
目の下にある【四白(しはく)】は血の流れを良くしてくれるつぼで顔全体の透明感をひきだし化粧のりも良くしてくれます。
四白のつぼの位置
黒目の真下を人差し指で下がるとぶつかる目の周りの骨のふちの下側にあります。
刺激の仕方
人差し指か中指の腹をつぼに当て軽くゆっくり押圧します。
皮膚が薄くデリケートなところなので強く押圧しないように注意してください。
頬のたるみが気になる方
夏場で冷たいものを摂り過ぎで胃腸が弱って消化不良が起こると東洋医学的の『気』が生み出されにくくなります。
すると筋肉の力が低下し肌がたるみ、ほうれい線も深くなってきます。
そこで刺激したいつぼが【巨髎(こりょう)】と【地倉(ちそう)】でたるみの根本に働きかけます。
巨髎と地倉のつぼの位置
巨髎・・・黒目から真下に下がった線と鼻の下から横に向かって引いた線が交わる所にあります。
地倉・・・口の両端(口角)から小指幅一本程度外側にあります。
刺激の仕方
人差し指か中指の腹をつぼに当て軽くゆっくり押圧します。
強く押圧しないように注意してください。
+プラスのケア
東洋医学的な血は睡眠中にきれいされ肝に蓄えられます。
睡眠の質が下がるとその機能に支障をきたし血流が悪くなるとくすみや目の下のクマの原因になります。
日中の肌ダメージの回復のために良質な睡眠を心がけましょう。
汗疹(あせも)が気になる方
汗疹とは多量に汗をかくことで、汗を排出する汗腺が詰り炎症を起こすことで首周りや肘や膝の裏など汗をかきやすい所にできます。
ここで刺激したいつぼは【曲池(きょくち)】です。
炎症がある症状なので、まずは体の余分な熱を取ることが大事です。
曲池は体内の熱を冷ます働きに優れたつぼです。
曲池のつぼの位置
肘を深く曲げた時にできるシワの外側先端で押すとくぼむところです。
刺激の仕方
腕を外側からつかむよにして指の腹で軽く押圧します。
もう一つ刺激したいつぼは肺の機能を高める【中府(ちゅうふ)】です。
汗をかくと水だけでなく東洋医学的な『気』も消耗します。
肺の機能を高めると肺は外気を取り入れて気を作り出す臓腑でよく機能すると元気も養われ、体を守るバリヤ機能をもつ東洋医学では【衛気(えき)】の強化にもなります。
中府のつぼの位置
鎖骨の下でワキよりやや内側のくぼみにあります。
刺激の仕方
イタ気持ちいい程度に押圧したり、もみほぐすように押圧するのも有効です。
+プラスのケア
豆類には気を補う効果があり大豆が原料の豆腐も同様の効能をもち、衛気の機能向上と余分な熱を取ってくれます。
足つぼで肌のトラブルを和らげましょう
足の親指側でふくらんだところと土踏まずの境にある甲状腺と副甲状腺の反射区で免疫力を上げる意識して押圧しながらスライドします。
次に土踏まずにある消化器系の反射区を押圧しながらスライドします。
消化器系は東洋医学的の気を生みだすのに重要な働きをするので意識しながら刺激すると有効です。
まとめ
今回は特に今の時季の【肌のトラブル】について紹介してきました。
まだまだ暑い日が続きますよね・・・
そうなると汗をかく量も増えますし、冷たいものを摂り過ぎてしまって胃腸の働きも弱くなりがちになります。
なのでパートナーや家族の方が目の下にクマができていたり、頬がたるんでいるようでしたらケアをしてあげてください。
どうしても今の時季は夏の太陽と一緒で活動的になりやすいので、あまり無理をしないでほどほどにする事とイライラもしやすくなるので心穏やかに生活しましょう。
これからも体の変化には十分に気をつけて、早めのケアをおすすめします。
私も気づくことがあれば紹介していきますので宜しくお願いします。
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