こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回は幼稚園の先生で足の浮腫みと足の冷えで悩まれていて、その症状を緩和する為に行った施術を紹介していきます。
症状をお伺いすると常に足は冷えていて、冷えを強く感じる時はお腹の調子も悪く生理痛もつらいといわれていました。
それと園児達とサッカーする事で中腰の姿勢が多くて腰が痛くなったり、足が疲労して浮腫んだりしてるとの事でした。
足の浮腫みと冷えで悩んでいて足つぼ受けてみたい方に参考になれば幸いです。
足つぼの特徴として
実際に足を触っていくと足先から足の甲までが冷たく感じられました。
ご本人も足が冷たい事で寝つきが悪くお通じの調子も良くなくて便秘ぎみだといわれていました。
足裏でも大腸の反射区が硬くなっていたのでそこを緩和していくために刺激していきます。
まずは左足の横行結腸から下行結腸までを押圧しながらスライドしていきます。
※この方は特に下行結腸が硬くなっていたので、和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていくと効果的でした。
そのままS状結腸・直腸を押圧しながらスライドしていきます。
※ここも滞りを感じたのでしっかりと流すようなイメージで押圧しながらスライドしていきます。
次に右足の上行結腸にいき横行結腸までを押圧しながらスライドしていきます。
※この方の場合は便秘があり下行結腸に硬さがあったので、まずはその硬さを和らげるために下行結腸から刺激をしましたが、人によって硬い所が違うかもしれませんのでまず触ってみて硬くなっている所から刺激すると効果が期待できます。
気になる特徴として足の冷えとお腹が冷えともいわれていましたのでそこの緩和を目指して刺激していきます。
まずは内くるぶしの下にある【照海(しょうかい)】の効果は腎臓の機能を高め体温調節などにも効果があるといわれてます。
次に内くるぶしと踵の間にある【水泉(すいせん)】は生理中の冷えや浮腫み、水分代謝などに働きかける効果がありホルモンの分泌にも効果が期待できます。
最後は内くるぶしとアキレス腱の間にある【太渓(たいけい)】はお腹の冷えや足元の冷え、腰痛などにも効果があるといわれてます。
※三つのつぼを痛気持ちいい程度で3秒間程度の持続圧をかける事や押圧しながらスライドして刺激をすると効果的です。
まずはこの方の足つぼで気になった所を施術した後に症状でも悩んでいた浮腫みと冷えをケアしていきます。
効果的なトリートメント
足の指先から足の甲までが冷たくなっているのでそこを緩和していくために行った施術を動画で紹介していきます。
まずは足を両手で把持して足を全体的ほぐしていくように押圧しながらスライドしていきます。
足の指先も血行をよくするように、もみほぐした後に足の指の間に手の指をいれて足首を回して血行促進を目指していきます。
そのまま足を反らして30秒間程度のストレッチをしていきます。
最後に足の親指と人差し指の間に冷えに効果的な反射区を押圧しながらスライドしていきます。
次は浮腫みに効果的な施術を動画で紹介していきます。
足裏中央にある泌尿器系の反射区が、この方の場合は硬くなっていたので少し強め刺激で和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていきます。
その後に両方のくるぶし下にある鼠径部の反射区を押圧しながらスライドしていきます。
※ここを刺激する事で足元の冷えや血流を促していきます。
その下にある下肢の反射区を刺激する事で足に溜まっている老廃物を排出する働きを助けてくれます。
最後はくるぶしとアキレス腱の間にある下半身のリンパの反射区を刺激すると血流促進を目指していきます。
まとめ
今回は足先の冷えと浮腫みで悩んでいる方の施術の紹介でしたが、冷えと浮腫みの原因は人によって変わってきます。
そこで諦めるのではなく、自分の生活習慣を見直して何が原因で今の症状を感じているのかを探していきましょう。
その手助けが出来ると嬉しいです。
これからも皆さんが気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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