更年期障害を和らげる足つぼ

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。

今回は【更年期障害を和らげる足つぼ】をご紹介していきたいと思います。

まだまだ残暑が続きますよね。

この暑さで心も体も疲れてしまっています 。

東洋医学でいう心(しん)が疲れてくると体調に影響があり、例えば部屋は涼しくしてるのに、なぜか汗をかいていたり、ゆっくりと落ち着いているはずなのにこころがソワソワして不安感を強く感じたりします。

これだけ聞くと夏の暑さだけの症状ではないかと思います。

似たような症状で更年期に感じる症状があります。

なので今回は更年期障害について紹介していきます。

目次

更年期障害について

更年期障害というと40代以降、加齢とともに訪れるものだと思っていましたが、最近では若年層(20代~30代)の方もこのような症状がでてくる方が増えてきました。

一般に女性がホルモンバランスの乱れによって引き起こされる不快な症状が、よく知られていますが女性だけではなく男性にも起こります。

ホルモン分泌の司令塔である脳下垂体は卵巣や睾丸・子宮や前立腺などへホルモンを分泌するように指示します。

加齢により各臓器の働きが悪くなることによって、この指示に対処できなくなると更年期障害の症状がでてきます。

更年期障害の症状について

精神神経の症状

頭痛・めまい・不安感・イライラ感・うつの症状

血管運動神経系の症状

ホットフラッシュ・動悸・寝汗・発汗・むくみ

皮膚・分泌系の症状

のどの渇き・ドライアイ

消化器系の症状

吐き気・下痢・便秘・胃もたれ・胸やけ

運動器官系の症状

肩こり・腰痛・背中の痛み・関節痛・しびれ

泌尿器・生殖器系の症状

月経異常・尿失禁・性交痛

症状は様々で個人差がありますが、これにあてはまらない症状もあるので十分に気をつけてください。

更年期前後になって注意したい病気

女性ホルモンは血管をしなやかに保ち動脈硬化の予防や内臓脂肪を分解するように働きかけます。

閉経後は女性ホルモンが減少して(脂質異常症・高血圧・糖尿病・動脈硬化)生活習慣病のリスクが上昇する事によって脳梗塞・心筋梗塞などの重大な病気を引き起こす原因になります。

自覚症状が無い骨の病気で骨粗鬆症に注意が必要になります。

閉経後は1年に2%ずつ骨量は減り10年後は20%も減少するといわれてます。

若い時に蓄えた骨量が減り、骨がもろくなり骨折リスクが高まります。

骨密度検査は定期的に行う事をおすすめします。

更年期の対策

女性ホルモンの急激な減少は、さまざまな不快症状が現れることがあります。
又、エネルギー、脂質、骨の代謝も変化し、栄養が過剰あるいは欠乏状態になりやすく、心身の健康バランスをくずしやすくなります。

何かを食べれば良いじゃなく、1番はバランスの良い食事で和食が好ましいです。

主食:副菜:主菜=3:2:1が理想のバランス

主食・・・熱や力になる食品(炭水化物)

副菜・・・体の調子をととのえる食品(各種ビタミン・ミネラルおよび食物繊維)

主菜・・・血や肉になる食品(タンパク質・脂質)

後は汁物(味噌汁・スープなど)不足がちな栄養素と水分を補い、ビタミンB1ビタミンB2はエネルギーを代謝をサポートし疲労回復にも繋がります。

特に女性は閉経後、骨量が減るのでカルシウムを意識的に摂取したい栄養素で乳製品の(ヨーグルトとチーズなど)積極的に摂りましょう。

運動でのケアで取り入れたいのはウォーキング・ジョギングや水中歩行・サイクリングなどの有酸素運動とヨガなどのストレッチなどが有効です。

更年期障害を和らげる足つぼを刺激しましょう

まずは足の親指の腹にある大脳の反射区とその下にある脳下垂体の反射区をしっかりもみほぐしましょう。

症状のある方やストレスを多く抱えてる方は硬く張ってる感じがしますのでやわらかくなるまでイタ気持ちいい強さで押圧します。

次に足の親指の付けにある甲状腺の反射区は、ホルモン分泌に深く関係してますので気持ち強めで押圧しましょう。

内くるぶしの下にある子宮・前立腺の反射区と対に外くるぶしの下にある卵巣・睾丸の反射区を挟んで押圧しながらスライドします。

※効果を上げるポイントで踵の外側と内側にある生殖器の反射区を入念にもみほぐすと有効です。

それとホルモンバランスを整えるつぼで内くるぶしから指幅4本分程度上の骨のキワにある【三陰交】を3秒間の安定圧をかける事も有効です。


まとめ

今回は【更年期障害を和らげる足つぼ】について紹介してきました。

更年期障害は年齢だけじゃなく日頃の生活習慣にも関係していきます。

若いから『大丈夫!!』じゃなく普段の生活リズムやストレスも影響があります。

なので更年期で悩んでいる方も、これから更年期を迎える方も、まずはできるケアと生活習慣を見直す事で症状が軽減できるかもしれません。

今回紹介したことが少しでも役にたてれば幸いです。

これからも気になる事や皆さんが少しでも役にたてれることを紹介していきます。

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