こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
夏の暑さが終わると、乾いた冷たい風が身体への負担をかけ不調を招く恐れが心配されるようになってきました。
この方の場合も冷え性で悩んでいて初秋を迎えると手足の冷えが気になるといわれていました。
実際に触っていくと手足の冷たさは分かりにくかったですが、本人が身体全体的に冷えて、特に足先から足首にかけてが冷たいと感じるといわれていました。
なので今回はこのような冷えを改善するために行った施術を紹介していきます。
身体が全体的に冷えることに効果的なつぼ
夏場のクーラー生活からやっと抜け出せたと思うと、初秋の乾いた冷たい風が身に染みるようになってきましたね。
そうなるとこの冷たい秋風が背中に入りカゼを招く原因の一つになります。
そこでまずは東洋医学的にいわれている【風邪(ふうじゃ)】から身体を守るようにつぼを刺激していきます。
背中にゾクッとする悪寒を感じたら、ここの三つのつぼが重要になってきます。
刺激の方法・・・温めることで効果が期待できます。濡らしたタオルを絞って500wのレンジで2~3分程度温めてホットタオルを作ります。
※それを背中に置いて温めたり、衣服の上から貼るカイロなどで温めるのも効果的です。
次にお腹にあるつぼを刺激して温めていきます。
おへそから指4本分程度下にある【関元(かんげん)】の効果として漢字のように【関(かん)】は関所や要として交通の要所として働きかけていきます。
【元(げん)】は元気の意味でもあります。
別名【丹田(たんでん)】といい、生命のエネルギーが蓄える場所でもあって元気と関係があって【関元】といわれています。
効果としては冷え性、婦人科系のトラブル、生理痛、泌尿器系のトラブル、膀胱炎、胃腸の不調、腹痛などにも効果が期待できます。
刺激の方法・・・先程の背中のように貼るカイロやホットタオルなどで温めると効果的です。軽く手のひらでつぼ周辺を押圧するのも効果が期待できます。
更に身体を全体的温めるために効果的なつぼを刺激していきます。
まずは内果のすぐ下にある【照海(しょうかい)】で喉の痛み、足先の冷え、ホルモンのバランスを整えるなどに効果が期待できます。
内果と踵の間にある【水泉(すいせん)】は生理中の腰痛、体内の水分代謝を整える働きを助けていきます。
その上にある内果とアキレス腱の間にある【太渓(たいけい)】は加齢による腰痛や足元の血流を促して腹部にある【関元】に生命のエネルギーを循環していくといわれています。
※これで足先から全身の血流を促していくことで身体がポカポカしてきたといわれていました。
冷え性に効果的な足つぼ
最後は冷え性を改善していくために行った施術を動画で紹介していきます。
まずは足首から足の甲までを押圧しながらスライドして血流を促していきます。
そのまま指先をもみほぐしていくように刺激します。
その後に足の指の間に手の指を入れて足首を回して血行促進を目指していきます。そのまま足首を反らしてストレッチを30秒間程度していきます。
最後に親指と人差し指の間を押圧しながらスライドしていきます。
※冷えが強い方は指の間が浮腫んでいるようになっていますので押し出すイメージで刺激します。
まとめ
今回は身体が全体的に冷えているのを改善していくために効果的なつぼを紹介していきました。
夏場はクーラーによる冷えで悩まれていましたが、その時は足先の冷えで毎日のケアしてもらうことで症状は緩和されていました。
今回は急な冷え込みが原因で全身に冷えを感じていましたが、施術後は身体がポカポカしてきたといわれていました。
これからの寒さにも負けないようにケアは続けていき、冷え性の改善を目指していきます。
気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
コメント