冬場の天敵、手・踵・肌の荒れやあかぎれ|対策と効果的なつぼ

こんにちは!!

福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の、今を任せると書いて今任(いまとう)です。

今回は【冬場の天敵、手・踵・肌の荒れやあかぎれ|対策と効果的なつぼ】について紹介します。

最近は寒さが強い日が続きましたね。

そんな時に洗い物をお湯を使ってしているといつの間にか手がカサついている事も多いと思います。

また踵が痛いなと思ったら、踵も荒れてひび割れている事もあると思います。

本当は寒さが本格的に来る前から行ってほしいケアですが、今から行っても遅くはありません!!

しっかりと行う事でまだまだ改善していく可能性は十分あるので、是非実践して欲しいケアの方法や効果的なつぼの押さえ方を紹介していきます。

目次

乾燥肌の主な原因として

なぜ乾燥肌になってしまうのでしょうか?

特に日増しに寒さが厳しくなると先程もお話した、手先や踵がカサカサしてひび割れやあかぎれの原因になるといいました。

しかし実際に冬場の乾燥だけでそのような肌荒れを起こすわけではありません。

そのような冬場でも肌荒れを起こさない方もおられます。

なので今回は考えられる乾燥肌の原因をいくつか紹介していきますので自分があてはまるところに✅をつけてみましょう。

  • 時季的に空気が乾燥すると気になる
  • 入浴中に肌を強めにこすって洗いすぎている
  • 偏った食生活を送っている
  • ホルモンバランスが乱れて理由がないのにイライラしてしまう
  • よく外出する事があり紫外線を浴びる時間が長い
  • 加齢により肌の張りが減ったように感じる
  • 夜も遅くまで起きて寝不足がちである

いくつ✅がつきましたか??

乾燥肌はこのようなあらゆる原因から考えられます。

乾燥肌を改善するためには外側からのスキンケアや内側の生活習慣の見直しが大事になっていきます。

まずはそのような乾燥肌からの肌トラブルに効果的なつぼをいくつか紹介していきます。

乾燥肌からの肌トラブルに効果が期待できるつぼ

つぼとは経穴(けいけつ)と呼ばれます。つぼは全身に多くあり、中には名前や場所が特定されなくても押して痛い所や硬くなって反応があるような部位もつぼの1つだといわれています。

東洋医学的な考えでは【気】や【血】などが体内に流れていると考えられています。これらが流れている通路を経絡と呼ばれ、経絡上にあるつぼを刺激することで経絡で繋がれている各臓器やその他の部位に【気】や【血】それ以外にも【津液(しんえき)】という血液以外の体液の巡りを促していきます。

つぼを刺激することで血流を促したり、ホルモンのバランスを整えたりすることで肌の調子の改善に効果が期待できます。

まずは足の親指と人差し指の間に指をあてて足首の方に上がっていって凹んだ所にある①太衝は効果としてはストレスの緩和やホルモンバランスを整える効果に期待できます。

乾燥肌の原因でもあるホルモンバランスの乱れを整える事で乾燥肌の改善につながる可能性があります。

次に左右の足の前側の筋肉(前脛骨筋)上にある②足の三里を刺激すると胃腸の働きを整えたり、不安感を緩和するように働きかけていきます。

肌の潤いの元になるといわれている【津液(しんえき)】の分泌を促すともいわれています。

※刺激の方法としては①太衝はつぼを痛気持ちいい程度の刺激で押し込むようにします。②足の三里はつぼ周辺を心地よい強さでもみほぐしたり、ホットタオルなどで温めると効果的です。

手のひらの小指側にある①神門は興奮状態を落ち着かせる事で自律神経を整えて、精神的な疲れからくる疲労を緩和する効果に期待できます。

自律神経の乱れからくる睡眠不足は乾燥肌の原因の1つになります。

定期的に刺激すると効果が期待できます。

お腹のお臍の横から指3本分そこから下に指3本分の左右にある②大巨は東洋医学的にいう【お血】の改善する働きがあります。

【お血】とは、血液がドロドロになったり血流が悪くなったりする状態などの事をいいます。

それらを改善すると新陳代謝の促進につながるといわれています。

新陳代謝が上がると皮膚への自然治癒力を上げる効果に期待できます。

そうすることで乾燥肌の改善につながる可能性が出てきます。

※刺激の方法としては①神門は痛気持ちいい程度の刺激でもみほぐすようにします。お腹にある②大巨は軽く押圧しなが揺らすように刺激したりホットタオルなどで温めると効果的です。

乾燥肌による肌トラブルを改善するための対策

適切なスキンケア

乾燥肌の方で見直してもらいたい事は、洗浄力の強い洗顔は肌に必要な皮脂まで洗い流しより乾燥肌を進行させている原因の1つです。それと香料や防腐剤、スクラブ剤など刺激が強い洗顔料は控えましょう。

入浴中に身体を洗う時もナイロン製の物は肌を傷つけてしまう恐れがありますので注意してください。

栄養バランスのとれた食事

偏った食生活は乾燥肌の原因の1つになります。タンパク質や必須脂肪酸、ビタミン類などの栄養素は肌の健康維持には欠かせません。

普段から栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

こまめな水分補給

体内の水分不足は肌の乾燥の原因の1つになります。普段からこまめに水分補給を行い潤いのある肌を保ちましょう。

湿度の調節

冬場は特に暖房などを使用する回数が増えて室内も乾燥しやすくなってしまいます。乾燥した空気に肌がさらされると乾燥の原因になります。

加湿器や濡れタオルなどを干したりして適度に室内の湿度を保ちましょう。

※湿度の適量として40%~60%を保ちましょう。60%を超えるとカビやダニの繁殖を進行させてしまうので注意してください。

十分な睡眠をとること

睡眠不足は自律神経を乱し、肌が整うように働かなくなる恐れがあります。睡眠不足になりがちの方は普段からの十分な睡眠時間を確保することが大事になってきます。

まとめ

今回は【冬場の天敵、手・踵・肌の荒れやあかぎれ|対策と効果的なつぼ】について紹介しました。

日増しに寒くなっていく中での肌トラブルを、改善するために行ってほしい対策とつぼです。

肌荒れも続くとストレスになりますね。

肌荒れは冬場に多く起こる事がありますが、実は日常の生活習慣に原因が隠れている事も多くあります。

日常生活を見直してみて原因を考える事から始めましょうね。

足つぼはその症状を改善させる一つの方法だと思います。この記事を参考にして一人でもその症状が改善される事を願っております。

ただセルフでは限界がありますので何かありましたら是非プロにお任せください。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう

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