こんにちは!!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の、今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回は【寒い日はトイレが多いのはなぜ??その理由と効果的な足つぼ】に関して紹介していきます。
寒い日はトイレの回数が増えませんか??
昼間にトイレに行く回数がいつもより増えていたり、いつもは行かないのに夜中にトイレに行ったりする人も多いと思います。
私も今の時期はいつもより少しトイレの回数が増える事が多くなります。
しかも、その日は決まって気温が低い日や自分自身の身体が冷えている時がほとんどです。
そこで今回は、寒い日にトイレが多くなる理由とそんな時に行ってほしい足つぼを紹介していきます。
寒い日にトイレが多い理由|寒さと自律神経との関係
まず尿はどうやって出来るのでしょうか??
簡単にいうと尿は腎臓によって濾過された水分です。
腎臓は血液を濾過をしていくのが主な役割ですが、ほとんどは濾過された後に再吸収されていきます。
しかし、老廃物や不要な水分などは再吸収されずに尿として排出されていきます。
この時に腎臓の異常など、その他の病気により尿の回数が増える事を頻尿といいます。
トイレの回数が増える原因は様々ありますが、病気などによる頻尿とは今回紹介する内容は違います。
※頻尿などが身体の問題で起きている場合は、まずは専門機関に受診をオススメします
では今回紹介している内容は何かというと《冷え》によってトイレの回数が増える事についてです。
寒い日にトイレの回数が増えると感じている方は多いと思うので、そこに関して理解を深めていきましょう。
寒い日にトイレの回数が増える理由はいくつかあります。
寒い日にトイレが多い理由
〇水分の排出が少なくなる(汗など)
〇寒さによる膀胱の収縮
〇温かい飲み物の種類(コーヒー・紅茶・緑茶など)
まずは水分の排出が少なくなります。
冬場になると水分を摂取している量は夏場に比べて減っていると思います。
しかし冬場は汗や皮膚からの蒸発などで排出している水分の量も減っています。
結果的に摂取した量よりも排出する量の方が少なくなると体の中の水分量が多くなってしまうので、それを排出するためにトイレの回数が多くなっていきます。
また、寒い中に長くいると肩など全身に力が入って、筋肉は緊張状態が強くなります。
このように筋肉の緊張状態を強くなっている時は自律神経の交感神経が興奮しやすくなります。
この交感神経は膀胱の筋肉も収縮させる働きがあり、膀胱が収縮して縮こまる事で尿を溜め込む容量が少なくなってしまいます。
それにより膀胱に少し尿が溜まっただけでも膀胱がいっぱいになったように感じて、トイレの回数が多くなります。
また上記の身体の水分を排出するためと、膀胱の収縮によって、よりトイレの回数は多くなりやすいです。
次に、寒い時には温かい飲み物を取ろうとしますが、何を飲むかによって違ってきます。
カフェインを含んでいる飲み物は利尿作用がありますが、利尿作用とは尿を出しやすくする作用です。
寒い時にはコーヒーや緑茶や紅茶などをホットで飲む事が多いと思いますが、これらの飲み物はカフェインが含まれていて利尿作用があるのでトイレの回数が多くなりやすいです。
これらの理由により、冬場や寒い日にはトイレの回数が多くなりやすいです。
《外の寒い中で身体に力が入ってガタガタ震えながら、体を温めるためにホットコーヒーを沢山飲む》
外出先ではありそうなシーンですが、これが一番トイレに行きたくなるので注意をしてくださいね。
寒さによるトイレの回数が増える事に対して効果的な足つぼ
先程もお話しましたが、冬場は汗をかきにくい事で体内に残る水分量や老廃物が滞りやすくなります。
それに寒さで身体を縮める事で筋肉が緊張しその状態を続けると自律神経に影響があり、交感神経が興奮状態になってしまいます。
まずはこの2つの原因によってトイレの回数が増えている事に効果的な足つぼを紹介していいきます。
冬場の水分代謝を整えて余分な水分と老廃物の排出に効果的な足つぼ
まずは内くるぶしの下にある①照海を刺激する事で足先の冷えやむくみ、ホルモンバランスを整えるなどに働きかけていきます。
次に踵と内くるぶしにある②水泉は水分代謝を整えて余分な水分の排出に働きかけていきます。
その後に内くるぶしとアキレス腱の間にある③太渓で下半身の血流を促進させる事で全身の血流が良くなってきます。
※刺激の方法として内くるぶし周辺を痛気持ちいい程度の刺激で押圧しながら、足首からふくらはぎの方へスライドしていきます。
次に足裏中央にある④腎臓の反射区をもみほぐした後に⑤輸尿管の反射区を押圧しながらスライドして⑥膀胱の反射区をもみほぐしていきます。
※体内に滞っている尿や老廃物の排出に働きかけていきます。
最後は⑦生殖腺の反射区で骨盤内の血流を促進する事で排尿トラブルやストレスの緩和などにも効果が期待できます。
寒さでの筋肉の緊張を和らげ自律神経を整える事に効果的な足つぼ
寒さで交感神経が優位になり興奮状態を和らげるために足の内側にある①頚椎の反射区⇒②胸椎の反射区⇒③腰椎の反射区をまんべなくほぐしていきます。
その後に内くるぶしから指3本分程度上にある④三陰交で冷えによる筋肉の緊張を和らげていきます。
それに女性は婦人科系のトラブルの改善に効果的で、男性は倦怠感や全身の疲れなどを緩和するのに効果が期待できます。
次に足裏中央よりやや上にある⑤湧泉は生命のエネルギーが湧き出て元気になってきます。
最後は指の間のみずかきにある八風を気持ち強めで摘まむように刺激していきます。
それか指の間に手の指を挟み込んで握るように刺激するのも効果的です。
効果として全身の冷えや自律神経のバランスを整えていきます。
まとめ
今回は【寒い日はトイレが多いのはなぜ??その理由と効果的な足つぼ】について紹介しました。
冬場は気になる症状が増えますね。
実際、昼間にトイレの回数が増えたり、まったく行かなかった夜中にトイレに行ったりする人が多くなったと思います。
今回紹介した足つぼは水分代謝と自律神経のバランスを整える事で排尿の回数や夜中にトイレに行く事の改善に効果が期待できます。
足つぼはその症状を改善させる一つの方法だと思います。この記事を参考にして一人でもその症状が改善される事を願っております。
ただセルフでは限界がありますので何かありましたら是非プロにお任せください。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
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