アキレス腱の痛みに悩む方に対して行う足周辺のケアと足つぼ

こんにちは!!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の、今を任せると書いて今任(いまとう)です。

突然ですがアキレス腱はご存知ですか?

アキレス腱とは足首の後ろ側の踵の上の部分の腱で人体の中で最も大きな腱であり、腓腹筋とヒラメ筋というふくらはぎの筋肉を踵の骨に固定する役目をしています。

特に運動をしている方はアキレス腱の痛みは気になる痛みの一つでもあると思います。

アキレス腱の近くに痛みがあるとアキレス腱が切れるではないのか?

このまま運動しても大丈夫なのかな?

不安や悩みはあると思います。

今回はそのアキレス腱に痛みを感じるという方に行うケアと足つぼを紹介していきます。

目次

アキレス腱が痛くなる原因と症状

最も皆さんが耳にした事もあると思うのはアキレス腱断裂ではないでしょうか。

その他にアキレス腱周囲炎やアキレス腱滑液包炎といったアキレス腱周囲の炎症があります。また踵あたりの痛みとして踵骨骨端症や足底筋膜炎といった疾患などがあります。


アキレス腱断裂


原因としてふくらはぎの筋肉に強い力が入り、瞬間的にアキレス腱に力がかかり過ぎて断裂を引き起こすと考えられます。
アキレス腱付近はもともと血行が悪く腱の柔軟性は疲労や加齢【25歳~30歳頃から】共に悪化していきます。
アキレス腱断裂は40歳くらいの方に多く、準備運動やストレッチ不足あるいは一度運動を休んでいて急に始めると起こしやすいといわれています。

アキレス腱の炎症

アキレス腱の炎症ですがアキレス腱周囲炎とアキレス腱滑液包炎などがあります。
アキレス腱周囲炎は踵から5㎝くらい上のところでアキレス腱が腫れて痛みを感じます。
アキレス腱の使い過ぎが原因です。
アキレス腱滑液包炎はアキレス腱の付いている少し上に腫れがあり両横から押さえると圧痛があります。
アキレス腱と踵骨の間にある滑液包というクッションの役目をする小さな袋に対する圧迫が強すぎることが原因になります。

踵あたりの痛み

踵骨骨端症や足底筋膜炎などがあります。
踵骨骨端症は8~12歳の男の子に多く、痛くて踵をついて歩けないといった症状がみられます。
踵の骨端部にアキレス腱による牽引力がかかって炎症を起こしてしまうためです。
足底筋膜炎は足底筋膜という足を着地した時に衝撃を吸収する組織の炎症です。

このようにアキレス腱や踵、足底への負担を軽減するため足周辺のケアと足つぼを刺激していきます。

アキレス腱や踵、足底の負荷を軽減するための足周辺のケア

アキレス腱に対して重要な筋肉である腓腹筋とヒラメ筋に分けてストレッチを行っていきます。

筋肉の使い過ぎや疲労を溜めると筋肉が収縮されて硬くなります。

その状態で急に早い動きをするとアキレス腱に負荷をかけてしまいます。

なので筋肉が収縮され硬くなっている状態を緩和するためにもストレッチが効果的です。

腓腹筋のストレッチ

まずはふくらはぎの外側の筋肉(腓腹筋)のストレッチを行っていきます。

壁に手を当てて伸ばしたい足を後ろに下げていきます。

その際に膝を伸ばしていきます。(※息をゆっくり吐きながら行うと効果的です)

注意することが反動をつけずにゆっくり伸ばして痛気持ちいい程度で30秒間静止します。

それを繰り返し筋肉を和らげていきましょう。

ヒラメ筋のストレッチ

次にふくらはぎの内側の筋肉(ヒラメ筋)のストレッチを行っていきます。

先程と同じように姿勢をとって伸ばしたい足を後ろに下げていきます。

その際に膝をゆっくり曲げていき筋肉が張る所までいきます。(※腰を後ろに突き出すようにすると張りを感じやすくなります)

こちらも同じように息を吐きながら痛気持ちいい程度で30秒間静止します。

何回か繰り返し筋肉を和らげていきましょう。

次は踵から足裏の筋肉(足底筋膜)のストレッチを行っていきます。

足底筋膜は足をつく(着地)した時の衝撃を吸収するために働きかけていきます。

何回も足をつく動作を繰り返すと足底筋膜も収縮して硬くなってきます。

そうなるとアキレス腱への負担をかけることになります。

なので足底(足底腱膜)の緊張を和らげるためにストレッチが効果的です。

足底腱膜のストレッチ

足裏の筋肉(足底腱膜)のストレッチを行っていきます。

まずはストレッチを行う足を立てて屈むように座ります。

そのまま立てている足の方に体重をかけていきます。

身体(上体)を前に倒していきます。

伸びている感覚で息を吐きながら30秒間静止します。(※伸びている感覚が少なくても筋肉は伸びています)

プラスのポイントでついている足を踵をあげてつま先を立てるとより伸びやすさを感じます。(※無理にしなくても大丈夫です)

次に足底腱膜の緊張を和らげために行うと効果的なケアです。

足裏にボール(軟式野球ボール・テニスボール・ゴルフボール)などを置いて踏みます。

そのまま足裏でゴロゴロ転がします。

転がすポイントとして足趾(足の指)のつけ根・足底の内側・足底の外側・踵までを満遍なく転がしていきます。

少し刺激に慣れてきたら体重をかけて負荷を増やしていきます。

このようにして筋肉の緊張を和らげる事で踵からアキレス腱の負荷を軽減するために効果的です。

アキレス腱や踵、足底の負荷を軽減するための足つぼ

最後に足つぼを刺激する事で足周辺の筋肉の緊張を和らげていきます。

STEP
①承山②承筋

ふくらはぎの後面でアキレス腱から上がっていき窪んだ所にある①承山(しょうざん)とその上にあり筋肉が盛り上がってるところ所にある②承筋(しょうきん)を刺激していきます。

刺激の方法として痛気持ちいい程度でもみほぐしていきます。

効果として足の疲れやだるさなどを緩和してアキレス腱への負荷を軽減していきます。

STEP
③生殖腺の反射区

踵にある③生殖腺の反射区を刺激していきます。

刺激の方法として痛気持ちいい程度で満遍なくほぐしていきます。

効果としてアキレス腱付近は血行も悪いのでもみほぐす事で血流を促進するように働きかけていきます。

それに冷えやストレスの緩和にも効果的です。

STEP
④肝臓の反射区

右足だけにある小指側の④肝臓の反射区を刺激していきます。

刺激の方法として痛気持ちいい程度で満遍なくほぐしていきます。

効果として肝臓の機能を高める事で筋肉の疲労や筋肉痛を緩和していきます。

それと体内の毒素を分解して代謝を上げていきます。

まとめ

今回は【アキレス腱の痛みに悩む方に対して行う足周辺のケアと足つぼ】について紹介してきました。

アキレス腱に痛みを感じる時は不安になりますよね・・・

運動されている方は特に気になると思います。

そこで今回はそのような方のためにできる足周辺のケアと足つぼを紹介していきます。

まずはどこに痛みがあるかで専門機関へ受診をおすすめする可能性があります。

アキレス腱や腱包に炎症があったり、腱の断裂がある時は専門機関へ受診してもらいます。

そこまでならないための足周辺のケアや足つぼです。

早めのケアで症状の悪化が軽減できる事にも期待ができます。

足つぼはその症状を改善させる一つの方法だと思います。この記事を参考にして一人でもその症状が改善される事を願っております。

ただセルフでは限界がありますので何かありましたら是非プロにお任せください。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくします

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