こんにちは!
筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回は私の選ぶこの時季に押圧してほしい足つぼを紹介していきます。
この時季、どのような症状を感じてますか?
東洋医学的でいうと、空気が乾燥することで呼吸器系に影響があったり皮膚・目・鼻・口・喉などの粘膜がカラカラ、パサパサになったりでいろんな不調を招きます。
こころも何もないのに悲しくなったり、淋しくなたりでこころも乾燥してしまいます。
なのでそんな症状を軽減するために足つぼを刺激していきましょう。
息苦しさを軽減する足つぼ
外気が乾燥して呼吸がしずらくなると、背中や胸の筋肉が緊張しやすくなるので足つぼで軽減していきましょう。
まずここでのポイントは自分の足を体に例えて、背中や胸の筋緊張を足の反射区で軽減します。
足裏の指の付け根にある肺と気管の反射区を広げるように押圧しながらスライドします。
次に足の甲側にある横隔膜の反射区も広げるように押圧しながらスライドします。
最後に足の甲側で両方のくるぶし前面にある肋骨の反射区を3秒間の安定圧をかけます。
※ここでの反射区は呼吸が大事になってきます。
足つぼを刺激する際も深呼吸をしながらで、押圧する強さも心地よい強さで押圧しましょう。
粘膜の乾燥トラブルに効く足つぼ
皮膚、口、目、鼻の粘膜系も乾燥には弱いですよね。
乾燥してうるおい不足だからといって、水をたくさん飲めばいいわけではありません。
大事なのは適切な量の水分を溜め、巡らせる力が必要でその力がないと補っても出ていってしまったり、余分な量まで停滞させてしまう事もあります。
このような水分の調節は、東洋医学的の【腎】の働きが大事になってきます。
まずは太渓(たいけい)のつぼを3秒間の安定圧をかけます。
太渓の効能は加齢に伴う疲労感、足腰の衰え、難聴、耳鳴り、尿の問題など
次に水泉(すいせん)のつぼも3秒間の安定圧をかけます。
水泉の効能は水分の代謝、乾燥肌、足のむくみ、冷えなど
最後は照海(しょうかい)のつぼを3秒間の安定圧をかけます。
照海の効能はほてり、めまい、耳鳴り、頭痛など
※この3つのつぼを太渓~照海までを押圧しながらスライドしてここに溜まってるものを流すようにしても有効です。
肌荒れを軽減する足つぼ
夏場でも汗をかいて汗疹でき皮膚が荒れたり、今の時季は乾燥することで皮膚がカサついて痒みもでます。
なので、体全体にうるおいをもたせるように足つぼを刺激していきましょう。
まずは、足の親指のつけ根から外側にある甲状腺の反射区で体温調節と甲状腺ホルモンの分泌を整えて代謝をアップします。
肌荒れは消化器系との関係もあるので、土踏まず部分にある上から胃の反射区、すい蔵の反射区、十二指腸の反射区の順に押圧しながらスライドします。
※土踏まず部分は刺激が強いと痛みが残る事があるので心地よい程度で押圧しましょう。
淋しい気持ちを軽減する足つぼ
秋は春夏が活動的であった反面、静かにひっそりとすることを好みます。
なので気持ちも淋しかったり、悲しい感情が強く感じることがあります。
その感情を強く思うと東洋医学的の肺に影響があり、体のバリア的な働きをする衛気(えき)が崩れて体の不調を招きます。
そんな時はこの気持ちは『秋だからしょうがない』と思うと少し気分が落ち着く気がします。
そんな気持ちを足つぼを刺激してスッキリしましょう。
ここでのポイントは5本の指を付け根から指先までをまんべんなく摘まみ上げて刺激しましょう。
最後は踵の反射区をしっかり押圧しながらスライドして柔らかくなるまですると有効です。
まとめ
今回の足つぼは今の時季には欠かせないつぼで効果もでてます。
皆さんも自分でケアするのも大事です。
まだ足つぼの経験がない方はまず一度、自分で足つぼを刺激してみて効果を試してみてください。
それでも効果がわからない時は一度来院してみてください。
これからも足つぼを好きになってもらえるように紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざま不調を軽減しますが、するタイミングや体調によっては悪くする可能性があります
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
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