こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回は初回から3回目までの症状の変化に対して実際に行った施術を紹介していきます。
初めて来院された時には左肩の症状と足先の冷えが強くて悩んでいらっしゃいました。
初回から1週間後の2回目で症状が増えて左肩から手の痺れを感じて、首肩の緊張が強く出ているのと左足の不安感があるといわれていました。
2回目から1週間後の3回目は左足の冷えを感じ歩く際、左足首に不安感があるとおっしゃっていましたが、左肩から手の痺れは緩和されたの事でした。
初回から今回までの足つぼの特徴
初回の時は足つぼをするのも初めてで、刺激の強さもわからない状態でしたので押圧しての反応を確認しながら症状を診ていきました。
初回は足元に老廃物が溜まっている状態でしたのでそこを緩和していくために刺激していきました。
それと症状は感じてはいませんでしたが、土踏まず周辺にある消化器系の反射区が硬くなっていたのでもみほぐしていきました。
※施術後は体が温まって足が軽くなったとおっしゃっていました。
2回目は足先の冷えが緩和されていましたが、手の痺れがあり肩首の緊張がありましたので肩周辺に効果がある反射区を刺激していきました。
浮腫みもありましたのそこを緩和していくために施術を行っていきました。
※押圧する刺激もわかってきたので1回目よりも気持ち強めで刺激すると効果的でした。
今回の3回目は特に足首の不安感が強くふくらはぎの内側に痛みを感じていました。
ご本人も殿部や腰には痛みを感じてはいませんでしたが、内側の踵とふくらはぎに痛みを感じてあったので重点的にもみほぐすと効果的でした。
※押圧する刺激も慣れてきてあったので気持ち強めの刺激で心地よいといわれていました。
今回は足首の調子が良くなかったせいで、自律神経の乱れも感じましたので整えるように頚椎・胸椎・腰椎の反射区を順にほぐしていくように押圧しながらスライドしていくと効果的でした。
※調子が良くないと不安に思うことで症状が強くでることがあるので、不安を緩和するために行った施術を紹介します。
足つぼの他にこの方の場合は20分のもみほぐしをしていて、手を握った時に中指の指先が当たる所に【労宮(ろうきゅう)】のつぼをまんべんなくもみほぐす事で不安感を緩和して体の緊張を和らげていきます。
足首に関してはふくらはぎの筋肉が弱くなっているのも原因の一つでもありますし、足首の動く範囲も狭くなっていました。
なのでまずは足首の動きを広げるようにして、ふくらはぎをもみほぐしていきました。
それと左足の大腿部の前面に筋肉の緊張がありましたので和らぐまでほぐしていきました。
効果的なトリートメント
ご本人が気になっている足首の動きを良くして不安感を改善するために行った施術に近い動画を紹介していきます。
まずは足の甲を開くように押圧しながらスライドしていきます。
そのまま足の外側の前脛骨筋を下から上に押圧しながらスライドしていきます。(ここは胃腸の調子を整えるところでもあるのでイメージしながら刺激します。)
その後はふくらはぎの内側を上から下に押圧しながらスライドしていきます。(血流促進を目指していくようなイメージですると効果が期待できます。)
そのまま足の甲にきたら同じように開くように刺激していきます。
最後は足裏を全体的にほぐした後に足の指の間に手の指を入れて足を反らすようにストレッチを30秒間程度していきます。(足首の動きをつけるようにすると効果が期待できます。)
まとめ
今回は症状の変化を追いながら施術を行った事を紹介してきました。
初回に比べると明らかに症状が改善されたところはないですが、刺激の強さも変わってきて少しずつ症状の緩和が期待できます。
これからはふくらはぎの筋肉をつけていくように運動をしてもらいながら、症状の改善を目指していきます。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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