こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回は定期的に足つぼの施術を受けている方で、足に疲労感があり悩んでいる方について紹介していきます。
↓こちらに前回来院された時に実際に行った施術を紹介してますので参考にしてみてください。
前回から職場の環境には変化がなく、床はコンクリートでしかも床は水で濡れている状態の中での作業をされているそうです。
最近ではコロナが落ちついてきた事で仕事が忙しくなり、食事が摂れない時もあったりで胃の調子がよくないといわれてました。
前回と今回の足つぼの特徴を比べてみると
前回と今回の違いといえば、前回程のふくらはぎの筋肉の緊張は感じませんでしたが胃の調子がよくないという事でふくらはぎの前面にある前脛骨筋に緊張を感じました。
ここに【足の三里】のつぼがあり、効果として胃腸を整えて足の疲労感にも効果があるといわれてます。
まずは前脛骨筋をほぐすように下から上に流すようなイメージで押圧しながらスライドしていきます。
他の刺激としてここのつぼ周辺をホットタオルなどで温めることで効果が期待ができます。
足裏に関しても土踏まず部分にある消化器系の反射区が硬くなり痛みを感じておられました。
特に胃の反射区が硬くなり押圧すると痛みを感じられていました。
ここも硬いからと強く刺激するとかえって筋肉を痛める可能性がありますので、痛気持ちいい程度で和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドすると効果的でした。
その後にすい臓の反射区にいき、そのまま十二指腸の反射区までを押圧しながらスライドしていきます。
※ここを刺激する事でお腹が空いてきたといわれてました。
消化器系の調子が悪いことでお通じも不調で排便はあるのですが、すっきりしないで何となく滞りを感じるとおっしゃっていました。
毎日ではないですけど一週間に2~3回程度は左側の腰から臀部に痛みがあるそうで、特にお通じが悪い日に痛みを感じるといわれてました。
左側の腰だと下行結腸の影響を考えられますので、左足にある下行結腸をまず押圧しながらスライドすると硬くなって滞りを感じられました。
そのままS状結腸・直腸までを押圧しながらスライドしていきます。
次は右足の上行結腸から横行結腸も同じように押圧しながらスライドしていきます。
※大腸の働きを整えていくと左側の腰の痛みが緩和されてきたとおっしゃっていました。
この方に効果的なトリートメント
今回は消化器系の不調もあり、足元に老廃物が溜まって浮腫んでいるようでしたのでそれを緩和するために行った施術を動画で紹介していきます。
まずは足元に溜まっている老廃物を排出しやすい体を目指して、足裏中央にある泌尿器系の反射区を押圧しながらスライドしていきます。
次に足先から足首までを絞り上げるイメージで押圧しながらスライドしていきます。
その後に両方のくるぶしの下にある鼠径部の反射区を両手で挟むように刺激していきます。
それから小指側の踵近くにある下肢の反射区で血流を促すようにもみほぐすようにします。
最後は両方のくるぶしの後ろを両手で挟むようにして下半身のリンパの反射区を刺激することで、より足元の循環を促していきます。
まとめ
今回のことでわかったように体調によって症状は変わってきます。
この方は一週間に一回来院する事を目安にされているそうです。
先程のように体調によって症状にも影響があり、その度に施術を変えて症状の緩和を目指していきます。
これからもこの方の症状を追いながら施術を行っていきます。
気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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