春日市在中|80代後半女性両膝の変形での足の症状に効果的なつぼ療法

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。

今回ご来院された方は両膝の変形から足が浮腫んだり、足先が冷たく感じて悩んでありました。

膝の変形も進行されていて膝が外側に開いてО脚になっておられてました。

それとどこへ行くのも車を運転されていることで、足の筋肉も低下していました。近くのコンビニも車という徹底ぶりでした。

今回はこの方の症状を緩和していくための施術の内容を具体的に紹介していきます。

目次

両膝の変形による足つぼの特徴

実際に足を触っていくと浮腫もありましたし、足の冷えと足の親指が外側に突き出す【外反母趾】にもなっておられました。

足裏の特徴としては外反母趾になってる事によって、土踏まず部分にある消化器系の反射区が硬くなっていました。

それと足もО脚になってる事でふくらはぎの外側と足裏の小指側に負荷がかかり痛みもありました。

その他の症状をお伺いしていくと消化器系の不調もですが、ずっと今までのような症状を抱えていたので元気がないようにも感じました。

なのでまずは元気がでるように足つぼを刺激していきます。

翳風のツボの位置

足でグーの形を作ってシワできたところの真ん中にある【湧泉(ゆうせん)】のつぼを刺激します。

効果としては体の疲労感や冷えなどにも効果があり、ここを刺激する事で生きるために必要なエネルギーが湧き出てそのエネルギーが泉のように溜まっていくといわれています。

この方の場合は特にそのエネルギーが不足しているように感じたので刺激すると効果的でした。

次はこの生命エネルギーを全身に循環していくように刺激します。

太渓のツボの位置

内くるぶしとアキレス腱の間にある太い渓流ごとくの意味で【太渓(たいけい)】というつぼがあります。

効果としては血行促進や足の冷え改善に働きかけるなどの効果があり、ここにはいくつかの血管も通っており刺激すると全身の血流を促す働きに期待できます。

次に土踏まず部分にある消化器系の反射区を刺激します。

この方は消化器系の不調もあるといわれていたので、胃の反射区からすい臓の反射区それから十二指腸の反射区を痛気持ちいい程度押圧しながらスライドします。

※ここが硬くなってる方に強く刺激すると痛み残る場合もありますので注意が必要です。

足がО脚になっている事でふくらはぎの外側と足裏の小指側に負荷をかけているので、そこを緩和するように意識して刺激します。

踵の外側にあるお尻に関係ある反射区を押圧しながらスライドしていき、そのままふくらはぎの外側を下から上に押圧しながらスライドしていきます。

その後にふくらはぎの内側を上から下に押圧しながらスライドしていきます。

最後は両手でふくらはぎを包み込むようにもみほぐすようにすると効果的です。

両膝の変形に効果的なトリートメント

上記でこの方の症状を緩和した後に本来の膝の痛みに効果的な施術を行っていきます。

まずは足の外側にある膝の反射区を何回か繰り返し押圧します。

次に人差し指と親指で挟むように刺激していきます。

その後に足の内側のくるぶしの近くにある仙骨・尾骨の反射区を押圧しながらスライドしていきます。

そのまま踵にある坐骨の反射区を人差し指と親指で摘まむように刺激します。

最後は踵を全体的にもみほぐすようにして骨盤内の血流を促すことで排尿トラブル・婦人科系のトラブルになどにも効果があるといわれてます。

ご感想

今回は両膝の変形での症状について紹介してきましたが、膝がここまで変形する前にケアが出来ていると違ってきたかもしれません。

この方も施術後は症状が緩和されて軽くなったとの声をいただきました。

膝の変形自体は施術できなくても症状を緩和していくことで、変形の進行は遅らせる事はできると思います。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう

●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください

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