こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回は以前から継続的に来院していただいている方で、来院された前日ぐらいから腹痛を感じたり足がだるくて浮腫んだりとか症状が一気に出てきたように感じたそうです。
来院された時に症状をお伺いすると腹痛はあり、その他にも左肩が痛かったりふくらはぎが張って足が浮腫んだり、怒りやすくイライラするといわれていました。
今回はこの方の症状を緩和するために行った施術を紹介していきます。
前回と今回の症状の違いは
前回はお仕事で長時間歩き慣れないカーペットを歩いたり、立っている事で足の浮腫みと疲労感に悩まされていました。
今回は前回と同じようにお仕事での疲労もありつつ、腹痛が出て気持ちもイライラする事が多かった為により足元の浮腫みと疲労も強く感じていたと思います。
前回から消化器系の不調は気にはなっていましたが、今回の腹痛はまずは専門機関への受診をお勧めしました。
急な腹痛でしたので専門医の診断ない状態の施術は症状を悪化させるかもしれませんので注意してください。
今の時季(春)は東洋医学的に【肝】の働きが弱くなることで怒りやすくなりイライラする事が多くなるといわれていますので、そこを緩和するように肝臓の反射区を刺激していきます。
右足の小指側にある肝臓の反射区が硬くなっていたので和らぐまでもみほぐしていきます。
効果としては肝臓の機能を高める働きとイライラを和らげて筋肉疲労などにも効果があるといわれてます。
次は左足の小指側にある心臓の反射区を刺激する事で全身の血液循環に働く効果やストレスを緩和する効果が期待できます。
今回のこの方に効果的なトリートメント
他の症状で足が浮腫んでいる事と疲労感もあったのでそこの緩和を目指して施術を行っていきます。
まずは足裏中央にある泌尿器系の反射区を和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていくと効果的でした。
その後に指先から足首にかけて絞り上げるように押圧しながらスライドしていきます。
次に両方のくるぶしの下にある鼠径部の反射区を挟み込むように刺激しながら循環を良くしていくイメージでいきます。
次は外くるぶしの下にある下肢の反射区で足元に溜まっている老廃物を押し上げていくように刺激をしていきます。
最後はくるぶしの後ろとアキレス腱の間にある下半身のリンパで足元の血流促進を目指していきます。
※ここのイメージは滞っているものをスムーズに流すように押圧しながらスライドしていくと効果が期待できます。
他の症状で左肩が痛いとの事でしたので30分のもみほぐしを行っていきました。
まだ腹痛もありうつ伏せになれないので仰向け(上を向いた状態)で寝てもらいもみほぐしていきます。
首肩の緊張が強く感じられたので横向きに寝てもらい肩甲骨の周辺もみほぐしながら肩甲骨の可動域を広げていくようにしていきます。
※この方の場合は押圧する強さが強いとかえって力が入って緊張してまいます。その人その人に合わせて力加減を聞いてもみほぐしていきます。
まとめ
今回は今まで蓄積していた疲れが一気に出たと思われます。
日常生活での疲労は溜め込まず日々のケアが大事です。
この方の場合は前回から1ヶ月程空いての来院でしたのでしっかりと疲労が溜まっていたと考えられます。
腹痛に関しても原因がわからないので専門機関への受診をお勧めしています。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざま不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼ後はお白湯などを飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
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