こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回来院された方は長時間の立ち仕事をされていて足の浮腫みで悩んでおられました。
ご本人も足の浮腫みに関しては悩んでいますが半分諦めているご様子もあり、ケアが十分にされていませんでした。
最初来院された時は左肩に痛みがあったり、右の臀部から足にかけての痛みがあるとおっしゃっていました。
今回はこの方の症状を緩和するために行った施術を紹介していきます。
立ち仕事による足の症状で悩む方の足つぼの特徴
この方の足を触っていくと足が冷たくて、くるぶしが少し隠れるぐらい浮腫んでいました。
ご本人も常に足の冷え感じていてなかなか温まらないともいわれてました。
足裏を触って気になったことが土踏まず部分を押圧する事消化器系に痛みを感じていました。ここは消化器系の働きをよくするといわれてますので、まずはそこからもみほぐすように刺激していきます。
胃の反射区から順にすい臓の反射区、最後に十二指腸の反射区を押圧しながらスライドしていきます。
症状をお伺いすると普段から食事も油っこい物を控えたり、食べ過ぎる事には注意をしているそうです。
もともと消化器系には自信がないみたいで食べ過ぎたり、油ものが多いと胃がもたれるとおっしゃっていました。
※消化器系の反射区が硬くなっていたので和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドすると効果的でした。
硬いからといって強く刺激すると痛みが残ってしまうので心地よい強さで押圧します。
それと便秘でお通じの調子も悪いといわれてましたので、大腸の反射区を刺激していきます。
普段の立っている姿勢でも左足の小指側に体重をかけている事が多いみたいで、下行結腸の反射区が硬くなっていました。
まずは左足の横行結腸から下行結腸までを押圧しながらスライドしていき、そのままS状結腸・直腸までを押し流すように刺激していきます。
次に右足にいって上行結腸から横行結腸までを押圧しながらスライドしていきます。
※この中でも下行結腸に滞りを感じたので重点的にもみほぐすと効果的でした。
他の症状で左肩の痛みと右の臀部から足にかけての痛みについては当院で行っている20分のもみほぐしで施術をしていきました。
↓こちらに当院のリラクゼーションによる施術のメニューを載せています。
この方の場合は左肩が前に巻き込んでる感じと、右足に重心がかかることで右の臀部の緊張が強くなってました。
それは仕事での立ち位置が体を斜めにして作業している事が多いそうで、今の症状が出ている原因だと考えられます。
この方の症状に効果的なトリートメント
浮腫みを緩和するために実際に行った施術に近い動画で紹介していきます。
この方の場合は便秘もありましたので、老廃物も溜め込みやすい体になっていると考えられます。
まずは老廃物を排出しやすい体を目指して押圧していきます。
足裏中央にある腎臓の反射区から輸尿管にいき膀胱の反射区までを押圧しながらスライドしていきます。
※ここは和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドすると効果的でした。
足の冷えも常に感じていて、その冷えを緩和するように足先から足首にかけて絞り上げるように刺激していきます。
その後にくるぶしの下にある鼠径部の反射区を両手で挟むように刺激していきます。
次に小指側の踵の近くにある下肢の反射区を押圧しながらスライドします。
最後は両方のくるぶしの下から後ろにある下部リンパの反射区を両手で挟むようにして押し上げていきます。
※ここでのイメージとしては下半身に停滞している老廃物を押し上げていくように刺激していくと効果が期待できます。
ご感想
今回この方は初めて足つぼでの施術だったそうです。
施術後は足も軽くなって浮腫みが緩和されたとの声もいただきました。
これから経過を追いながら、普段仕事での立っている時の姿勢を気をつけてもらう事で症状がどう変わってくるのかを診ていきたいと思います。
気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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