足の裏の痛み!足底筋膜炎の足裏のケア

こんにちは!!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の、今を任せると書いて今任(いまとう)です。

皆さん足底筋膜炎や足底腱膜炎などの名前をご存じでしょうか?

当院のブログを検索してご覧なられている方はひょっとしたらこの足底筋膜炎の方かもしれません。

今回はその足底筋膜炎のケアなどについてご紹介していきたいと思います。

目次

足底筋膜炎の原因

足底筋膜炎が起こる原因は年齢層によって少し違う事があります。

10~20代の方が起こす場合はスポーツなどによって使いすぎ(オーバーユース)の事が多く、時に強く打ち付けるような外的なストレスなどが原因になります。

年齢が進み40代以降になると足の裏の放射線上に広がる足底筋膜が加齢により変性し始めます。

その事により若いころと違って外的なストレスに弱くなってきます。さらに肥満や足底のアーチがなくなり扁平足になるとより足の裏にストレスがかかるようになり、長時間の立ち仕事、長歩きなどにより微細な損傷を繰り返し炎症を起こし痛みを引き起こしてしまいます。

これらの原因により痛みを引き起こしていくようになります。

さらに長期化をしていくとこれらの足底筋膜の変性が進み肥厚と言って厚みが増してきます。

そうなると長期化の様相を呈しなかなか症状が治まらないようになってきます。

ですので足底筋膜炎での大事な事は早めの発見と処置になります。

今回は長期化しないためのケアなどを紹介していきたいと思います。

足底筋膜のケア

そこでまずは足底筋膜炎になって初期段階の炎症期が終わってからのケアです。

炎症期が終わると足底筋膜の緊張が気になります。

足底筋膜の緊張を和らげるために足裏のマッサージを行っていきましょう。

まずボール(テニスボール、軟式野球ボール、ゴルフボール)を床に置きます。

※足底筋膜の緊張の状態でボールの硬さを選んで調節を行いましょう。

ボールを踏んで足裏でゴロゴロ転がしていきます。

足の指(足趾)の付け根、足底の内側、足底の外側、踵まで満遍なく転がしていきます。

刺激に慣れてきたらボールの硬さや大きさを変えたり、体重をかけて負荷を増やしましょう。

足底のストレッチ

足底のマッサージ後に行ってほしいストレッチを紹介していきます。

筋肉をほぐした後、伸張性を出すために行うストレッチです。

ストレッチする事で足底筋膜への負担を軽減していきます。

ストレッチをしたい足を立てて屈むように座ります。

立てている足の方に体重をかけていきます。

身体を前に倒していきます。

伸びている感覚が出てくると効果的です。

※伸びている感覚が少なくても筋肉は伸びています。それ以上に伸びた感じを出すためにつま先立ちをするとより伸びた感じがします。

足底の筋力強化

足趾を動かす事で足底の筋肉を使い、筋力アップを目指していきます。

床にハンドタオルを置いてその上に足を置きます。

足趾でタオルを掴むようにして手繰り寄せていきます。

※この動作は慣れるまで難しいと思いますので、繰り返しの練習が必要になります。

タオルギャザーができるようになってきたら足趾でグー・チョキ・パーするとより効果が期待できます。

足底の筋肉の張りと血流を促進するための足つぼ

プラスのケアで足つぼを刺激すると足底の筋肉の張りを緩和し、血流を促進するように働きかけていきます。

STEP
①副腎の反射区

足裏中央よりやや上にある①副腎の反射区を刺激していきます。

効果はホルモンの分泌を促す事で、免疫力を上げていくよう働きかけていきます。そうすることで筋肉の疲労の緩和に効果が期待できます。

刺激の方法は足の甲側に向けて痛気持ちいい程度で押し込むように刺激します。

STEP
②腎臓③輸尿管④膀胱の反射区

足裏中央にある②腎臓③輸尿管④膀胱の反射区を刺激していきます。

効果は体内に滞っている疲労感や老廃物の排出を助けていくように働きかけていきます。

刺激の方法は痛気持ちいい程度で押し込むようにスライドしていきます。

STEP
⑤肝臓の反射区

右足の小指側にだけある⑤肝臓の反射区を刺激していきます。

効果は肝臓の機能を高め、肝臓に集められた血液を心臓に送るように働きかけていきます。

それに筋肉痛を和らげる効果に期待できます。

刺激の方法は痛気持ちいい程度で満遍なくほぐしていきます。

STEP
⑥心臓⑦脾臓の反射区

左足の小指側にだけある⑥心臓⑦脾臓の反射区を刺激していきます。

効果は肝臓から送られてきた血液を全身に循環していきます。それに体内で血液が不足している所に働きかけ血液量を調節に効果的です。

※血液量が不足していると筋肉の緊張や疲労を起こしやすくなるので血液量を調節すると効果的です。

刺激の方法は痛気持ちいい程度で満遍なくほぐしていきます。

STEP
⑧足の三里

膝の外側の関節の隙間から指4本分程度下にある⑧足の三里を刺激していきます。

効果は胃腸の働きを整えたり、全身の疲労感の緩和にも効果が期待できます。

刺激の方法はつぼ周辺を痛気持ちいい程度でもみほぐしたり、ホットタオルなどで温めると効果が期待できます。

まとめ

今回は【足の裏の痛み!足底筋膜炎の足裏のケア】についての紹介でした。

足底の筋肉の張りは痛みが出るまで気づかない方は多いです。

痛みを感じた時には炎症を起こし足底腱炎や足底筋膜炎を起こしている可能性があります。

そうなる前のケアとして紹介した足底のマッサージやストレッチ、運動、足つぼは効果的です。

普段からのケアで症状を未然に防ぐのに効果が期待できます!!

足つぼはその症状を改善させる一つの方法だと思います。この記事を参考にして一人でもその症状が改善される事を願っております。

ただセルフでは限界がありますので何かありましたら是非プロにお任せください。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくします

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