こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
最近、肌の乾燥で悩まれている話を聞くことが多くなってきました。
外気の乾燥、室内の暖房器具による乾燥などこの時季は乾燥が気になる季節です。
今回はそのような乾燥から守るように乾燥トラブルの改善を目指していきましょう。
まずは部屋での乾燥対策について紹介していきます。
部屋の乾燥対策
乾燥を防ぐなら加湿器だと思うでしょう!?
実は加湿器がなくてもこれから紹介する方法で乾燥を防ぐことに期待できます。
乾燥対策
- 濡れタオルや洗濯物を干す
- 霧吹きで水を空気中に含ませる
- 浴室のドアを開けておく
- 部屋でお湯を沸かす
- 水・お湯を容器に入れる
- 床・窓を水拭きする
- 植物を置く
などで乾燥を防ぐようにしていきましょう。
乾燥対策1での濡れタオルは水に浸した後によく絞って使います。特に日中は、エアコンの吹き出し口の近くに置く事で部屋全体を加湿することができます。
乾燥対策2での霧吹きは室内で使うことで、乾燥を防ぐ事ができます。ただし、単に空中に向かって霧吹きを使うだけだと、空気中に漂ってしまうだけになるためあまり効果がありません。
霧吹きを使って効果的に加湿するためにいくつか上げていきます。
- 布製品であるカーテンやソファーなどに少し湿るくらいに吹く事
- 感覚的に濡れる量は吹かず、湿っている程度に留めること
- 霧吹きの水は毎回交換して新しいものを使うこと
乾燥対策3での浴室のドアを開けておくという方法があります。具体的には浴槽のお湯を貯めたうえで浴槽のフタや浴室のドアを開けておきます。こうすることで浴槽内のお湯が蒸発し乾燥を防ぐ事が期待できます。
乾燥対策4ではお茶やコーヒーを飲むためにお湯を沸かすだけでも、乾燥対策になります。
お湯を沸かすために電気ケトルやポットではなくヤカンを使うことがおすすめです。鍋でお湯を沸かしたり、煮込み料理などの長時間蒸気が発生する料理を作ったりするのも効果的です。
乾燥対策5としてお湯を洗面器やバケツにお湯を入れて蒸発させて加湿を行います。
乾燥対策6として部屋の床がフローリングである場合、かたく絞った雑巾で水拭きすると室内を加湿することができます。
乾燥対策7として観葉植物を室内に設置することでも乾燥対策が可能です。植物は根から吸収した水と空気中の二酸化炭素により光合成を行い新鮮な酸素を作り出しています。乾燥対策だけではなく空気清浄効果も期待できます。
秋から冬にかけて部屋が乾燥する原因として
気圧の変化
秋は移動性高気圧の影響で空気が乾燥しやすくなるといわれています。大陸からの移動性高気圧は水分が少なく空気が乾いているため、呼吸をするたびに喉が乾燥してしまいます。
暖房器具の使用
暖房は部屋の空気を暖めて温度を上昇させます。温度が上がることで湿度が低下して空気の乾燥を引き起こしてしまいます。
それで、暖房の効いた部屋と寒い場所との温度差で起こる冷房病の原因になります。冷房病になると自律神経が乱れる可能性がでてきます。
肌の乾燥対策
全身の保湿をして肌の乾燥に対して改善を目指していきましょう。
顔に比べると、身体の保湿はあまりされていない方が多いと思います。
毎日の食器洗いでの洗剤など触れている手や、衣服でこすれてしまうことで腕や脚など部位によっては顔以上に乾燥の影響を受けているかもしれません。
全身の保湿のためには
保湿クリームの中でも尿素という成分が配合されたもので、尿素には水分を保持する働きと硬くなった角質を柔らかくする働きがあります。
角質が硬くなると保湿力が低下するためにより乾燥肌が進行してしまいます。乾燥肌から守るために保湿クリームを使って角質を潤いある状態に保つことを心がけていきましょう。
プラスのケアでコップ1杯分の飲み物を飲みましょう。
就寝前に、コップ1杯の飲み物を飲みましょう。おすすめは水かお白湯です。寝ている時に発汗作用で失われる水分をあらかじめ補給し、また起床時にコップ1杯の飲み物を飲むと効果的です。
洗面器かバケツを2つ準備して1つには40~42℃ぐらいのお湯を入れて、もう1つは冷た過ぎない程度の水を入れます。
次にまずはお湯が入っている方に手か足を浸します。1分程度浸したら、次は水の入った方に1分程度浸します。
それを10分間程度行うと血行促進や疲労回復、自律神経を整える効果にも期待ができ乾燥にも効果的です。
交代浴をする事で肌の乾燥にも効果が期待できます。
まずはお湯に1分間程度浸してその後に水の入った方に入れてを10分間程度繰り返して、最後は水で終わるようにすると効果的です。
手の交代浴の時は手首から肘までを浸してもらうとより効果が期待できます。それと、お湯が入ってる方に好きなアロマなどを入れるとリラックス効果が期待できます。
※交代浴は就寝前にすると目が覚めて寝つきが悪くなる恐れがありますので、就寝前は1時間程度空けると効果的です。足の時と同じように最後は水で終わるようにしましょう。
乾燥対策のメリット・デメリット
乾燥と加湿にはメリットとデメリットがあります。
加湿を行うことでのメリットとして喉のケアや肌トラブルの防止などの身体の不調を改善する効果が期待できます。
また、壁や木材などは乾燥すると燃えやすくなるので加湿することで火事の予防につながります。
デメリットとしてカビやダニの発生につながります。カビやダニは高温多湿を好むために湿度が高いままにしておくと、家具や洋服にカビが生えてしまう事が考えられます。
カビの胞子を吸い込むと肺の病気や、ダニによる肌の痒みやアレルギーを引き起こす原因になります。
それと、湿度が高いことで温度調節が難しくなり疲れやすくなります。
こういったデメリットは、適切な湿度に保つことで解消できます。
室内の適切な湿度は40~60%といわれています。湿度が60%を超えるとカビやダニが発生してしまいます。
こまめな換気と温度を上げすぎないようにするのと、今回紹介した乾燥対策を利用しながら適切な湿度を守り生活をする事で症状が改善され快適に過ごせることが期待できます。
乾燥に対して効果的な足つぼ
最後は体内の水分代謝を整えるために効果的な足つぼを紹介していきます。
まずは内くるぶしの下と踵の間にある【水泉(すいせん)】は水分代謝に働きけて、その他にも生理中の腰痛、下半身の冷えなどに効果が期待できます。
刺激の方法としてつぼ周辺をまんべんなくほぐしたり、痛気持ちいい程度でつぼを3秒間程度の持続圧を入れたりします。
その後に【水泉】から骨のきわを通りながら膝の内側にある【陰陵泉(いんりょうせん)】までを押圧しながらスライドしていきます。
【陰陵泉】を痛気持ちいい程度で刺激する事で水分代謝に働きかけていきます。それと胃腸の働きを整えたり、むくみにも効果が期待できます。
※ここで水分代謝に働きかける事で体内の余計な水分排出に働きかけていきます。
まとめ
今回は冬の乾燥を改善するための方法とケアについて紹介してきました。
乾燥することで喉や肌が乾燥して、いろいろな症状を招く恐れがあります。
それに湿度が40%以下になると喉が乾燥するだけではなく風邪やインフルエンザのウィルスが活発になってしまいます。
なので今回紹介した乾燥対策を利用して適切な湿度を守って生活していくと症状の改善が期待できます。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
コメント