こんにちは!
筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
しっかり秋らしくなってきましたよね。
朝晩の寒さが厳しくなって心身ともに不調を感じる事が増えてきました。
特に空気の乾燥による影響が気になりますよね・・・。
秋は便秘に悩む方も多くなるというのも潤いが不足して体に余分な熱がこもると、便も乾いて硬くなり出にくくなります。
それと涼しくなっても寝汗をかく方はじつは潤い不足が原因でなるといわれています。
感情も理由もないのにこの時季は悲しくなったり、寂しくなったりするのは当たり前のことでこころも潤いが不足してしまいます。
なので乾燥が原因での症状を1つずつケアしていきましょう。
乾燥性の便秘に効くつぼ
まずは腸に働きかけるつぼを刺激していきましょう。
【天枢(てんすう)】と【大巨(たいこ)】を軽く圧をかけながら指で押すと、腸が動き出してくれます。
天枢と大巨の位置
天枢はおへそ指幅3本分程度外側の左右にあります。
大巨は天枢より3本分程度下がったところにあります。
刺激の方法は指の腹をつぼに当てて指先をやや下に向け軽く押すのを繰り返します。
このつぼを含めておへそ周りを『の』の字にマッサージするのも有効です。
それと水分を調節するつぼ【復溜(ふくりゅう)】も乾燥性の便秘を助けるつぼで刺激することで腸の潤いを促すことができます。
復溜の位置は内くるぶしからアキレス腱のキワに沿って指3本分程度上がった所にあります。
刺激の方法はアキレス腱側から手を回し親指の腹をつぼに当てて押圧します。
※痛気持ちい程度の強さで3秒間の安定圧をかけると有効です。
プラスのケアで乾燥することは体に余計な熱が滞っていることなので熱を取るつぼで【合谷(ごうこく)】と【曲池(きょくち)】も刺激しましょう。
熱を取れば潤いが奪われず便が出やすくなります。
合谷のつぼの位置は親指と人差し指の骨が交わる少し手前のくぼみで、人差し指側の骨のキワにあります。
刺激の方法は人差し指の骨のキワに親指を軽くもぐりこませるイメージで押圧します。
曲池のつぼの位置は肘を深く曲げた時にできるシワの外側先端で押すとくぼむところにあります。
刺激の方法は腕を外側からつかむようにして、親指をつぼに当てて押圧します。
※押圧する強さは痛気持ちいい程度ですると有効です。
寝汗をかく人に効くつぼ
夜は涼しいのを越えて寒くなってきましたよね。
それでも寝ていると時に汗をかくことはないですか?
『水分の摂りすぎでは?』と思いますが、じつは逆で原因は潤い不足です。
人の体も水が減ると体内の熱が上昇し、その熱を出そうとどんどん汗をかきます。
そうなる前に刺激したいつぼは上記で紹介した復溜です。
復溜は水分補給にも働きかけて体内の水分調節をおこないます。
次に手首にあるつぼで【神門(しんもん)】【陰郄(いんげき)】は精神を安定させ、熱を鎮めるつぼです。
神門のつぼの位置は手のひら側の手首のシワの上で小指側の腱の内側のくぼみにあります。
隠郄のつぼの位置は神門より小指幅1本分程度ひじよりにあります。
刺激の方法は親指の腹で軽く押したり、さすったりして刺激します。
※ここは心地よい程度の強さで押圧すると有効です。
今感じている感情はこころの潤い不足が原因かもしれません。
こころの潤いに効くつぼ
東洋医学的の肺は悲しみの感情と関連することあります。
何もないのに悲しい気持ちになった時には『この時季だからしょうがない』と割り切る事と、悔やまない、落ち込まない、そんなこころ持ちで過ごすことも大事です。
こんな時にケアしたいつぼは?
頭の天辺にある【百会(ひゃくえ)】のつぼです。
つぼの位置は頭の天辺で両耳をつないだラインと体の真ん中が交わるところにあります。
刺激の方法は両手を重ねて軽い刺激を加えながらじんわりと温めると、こころがほぐれてらくになります。
胸にある【膻中(だんちゅう)】は気持ちを落ち着かせてくてるつぼで、ソワソワすると自然と手を当てたくなるところです。
膻中の位置は胸の真ん中にあって乳首同士を結んだラインにあります。
刺激の方法はつぼの上に両手を合わせてじんわりと温めるとこころもほぐれてきます。
プラスケアで手のひらにあるつぼを押圧しましょう。
手のひらのつぼ【労宮(ろうきゅう)】は緊張を解いてくれる働きをします。
労宮の位置は手でこぶしを握った時に中指の先が当たる所にあります。
刺激の方法は親指の腹で軽く押しながら深呼吸をしてゆっくりと押していくと有効です。
※ここのつぼは誰かに押圧してもらうのもおすすめです。
まとめ
今回紹介してきたことは今の時季から冬に向けてのこころの準備で、なお一層寒くなる前に気になる症状を紹介してきました。
その他におすすめなものはこちらの記事にもまとめています。
足つぼだけじゃなく、変わりゆく体調の変化に効果的なつぼであったり、前もって知っておくと事で感情のコントロールもできると思います。
なのでこれからも心身ともに変化を感じる時があります。
それに対応できるよう紹介していきますのでよろしくお願いします。
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