不眠を和らげる足つぼ

不眠症の反射区の図

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。

今回は【不眠を和らげる足つぼ】をご紹介していきたいと思います。

最近、寝苦しい夜があって寝れない時がありますよね!!

寝れないと明日のことを考えて不安になったり焦ったりすると余計に寝れなくなってしまいます。

不眠の原因は不規則な生活や乱れた食生活、過剰なストレスが原因でなるそうです。

その中でも春の不眠の原因で多いのは頭に上がった熱です。

春を迎え陽気が高まると妙に浮足立ったり落ち着かない、そんな高ぶった感情から生まれた余分な熱が頭にたまり脳を覚醒させっぱなしにしてしまいます。

冒頭での夏の寝苦しさについての不眠は東洋医学的の血や心に影響があります。

血の不足や体の余分な水分が招くケースがありますが、夏の暑さは精神コントロールを担う心にダメージを与えてしまいます。

心が弱ると理由もないのにソワソワ・イライラ・不安感などが、かき立てられて寝れなくなります。

暑くて寝れないと気温(室温)のコントロールばかり気を取られがちですが『気を鎮めること』にも目を向けてみましょう。

目次

夏の寝苦しさからくる不眠

まずは自分がリラックスできる環境にしましょう。

好きな音楽やアロマの香りも有効です。

特に不眠に良いアロマの香りです。

  • ネロリ・・・ビターオレンジの花から採るオイルで甘くフレッシュな香りをもっていて鎮静作用がリラックス効果になります。
  • マンダリン・・・熟したマンダリンオレンジの皮から抽出されるオイルで甘いシトラス系の香りがイライラや不安の気分を変えるのに効果があります。
  • クラリセージ・・・草木の強い香りもつオイルでセージの一種類から抽出します。精神に対しては鎮静抗うつ作用があり明るい気持ちをもたらします。
  • ゼラニウム・・・ゼラニウムの葉や茎から採るオイルで神経系に鎮静作用があり不安からくる動悸やパニックを穏やかに鎮めてくれます。

リラックスしてこれから紹介する2つのつぼを刺激しましょう。

足裏の【失眠(しつみん)】は不眠改善のつぼです。

耳裏の【安眠(あんみん)】は気持ちを安らかに整えて安眠へと導きます。

失眠のつぼの位置

足の裏の踵の真ん中にあります。

刺激の方法

踵は皮膚が厚いのでこぶしでトントン軽く叩きます。

それかゴルフボールなどの上に踵を置いて転がしてつぼを押すのも有効です。

※目が冴えてしまわない程度の強さで行いましょう。

安眠のつぼの位置

耳の後ろに出っ張る骨の下のくぼみから1cm程度下にあります。

刺激の方法

頭に手を添え親指の腹をつぼに当てて、ゆっくり力を加えてイタ気持ち良さを感じ深呼吸しながら押圧します。

『気を鎮める』つぼを押圧しましょう。

手首の【神門(しんもん)】は精神安定の特効つぼです。

手のひら【少府(しょうふ)】もイライラの鎮静に働きます。

神門のつぼの位置

手首内側(小指側)の曲がりじわの上で小指側の腱の内側(親指寄り)くぼみにあります。

刺激の方法

親指の腹で軽く押しながら目を閉じ深呼吸を繰り返しながら長押しするのをおすすめします。

少府のつぼの位置

手を握ったときに小指の先端が当たるところです。

刺激の方法

親指の腹で押すのを繰り返します。

強い力で入れると目が冴えてしまうので深呼吸をしながら軽く押圧しましょう。

春の不眠(気持ちが高ぶって寝れない夜)

頭に上がった熱を頭から熱を下ろす事が先決です。

踵の【失眠(しつみん)】を軽く刺激することで足元に熱を引き寄せ頭をクールダウンさせましょう。

【関元(かんげん)】は気のバランスを調整する働きがあります。

寝ながらつぼに手を置き深呼吸すると全身の気の流れが整い自然と眠りモードに入っていきます。

失眠のつぼの位置

足の裏で踵の真ん中です。

刺激の方法

こぶしでトントンと軽く叩きます。

目が冴えない程度の強さで刺激します。

関元のつぼの位置

おへそより指幅4本程度下がったところで【丹田(たんでん)】とも呼ばれます。

刺激の方法

仰向けになりつぼに両手のひらを重ねてじんわり温めます。

つぼを背中側にぐ~んと沈めるような意識で深呼吸します。

不眠を和らげる足つぼを刺激しましょう

足の親指にある大脳の反射区を押圧して痛い所やブチブチと感じるところをもみほぐします。

親指の付け根にある小脳の反射区を押圧します。

まず踵をほぐして失眠のつぼをつき上げるように押圧します。

親指の爪の付け根から外側にある【隠白(いんぱく)】のつぼを押圧すると精神を安定させる効果があります。

親指と人差し指の骨の間にある【行間(こうかん)】のつぼを押圧した後にしばらくすると徐々に気持ちが落ち着いてきます。

まとめ

今回は不眠について紹介してきました。

多くの方から話を聞くと寝れない事が年齢のせいとか夜中にトイレにいきたくなって起きてしまう理由で寝れなくなるとの事でした。

年齢とともに体力も膀胱の働きも弱くなってしまいます。

それも日常生活を見直すことで改善の方向に進むと思います。

体力が落ちたと思うのなら少しずつ運動をしたり、トイレが近い方は寝る前に下腹部をホットタオルなどで温めると有効です。

無理に寝ようとせずに自分のあったリラックス法を取り入れて、つぼや反射区を刺激してケアをしていくことで不眠に対しての悩みが少しでも軽減してより良い生活ができるようにしていきましょう。

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