こんにちは!
筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
膝が痛い方は非常に多く今や国民病といってもおかしくはないかもしれません。
周りの方にもいるのではないでしょうか?
たとえば歩いている時には痛くないのに、階段を下りたり片足に体重をかけると痛みがでるようなことないですか?
それ以外は痛くないからそのままにしてませんか!?
その症状をそのままにしないでください。
症状を放っておくと変形性膝関節症に移行してしまう可能性もあるかもしれません。
まずは下の図で痛みがでてるところを確認しましょう。
膝の痛みを部位別に分けてみると
これが全てではないですが、痛みを感じる部位によって原因が変わります。
膝の内側の痛み
ピンクの範囲・・・変形性膝関節症、内側側副靭帯損傷など
オレンジの範囲・・・内側半月板損傷
膝の外側の痛み
青の範囲・・・腸脛靭帯炎(ランナー膝)、外側側副靭帯損傷など
緑の範囲・・・外側半月板損傷
膝下の痛み
水色の範囲・・・膝蓋靭帯炎、オスグッド病など
膝上の痛み
赤の範囲・・・大腿四頭筋腱炎(ジャンパー膝)、滑液包炎(膝蓋前滑液包炎)、膝蓋大腿関節症
などが考えられます。
もちろんこれだけでは特定できないので専門医の診断が必要です。
上記からも考えられるように階段を下る一つの動作でもこれだけの症状が考えられます。
特にその中でも階段を下る際に痛みを感じる部位は膝の内側に多いと思います。
なので今回は膝の内側に関しての対処法やつぼを紹介していきます。
膝の内側の痛みについて
変形性膝関節症
軟骨がすり減る事で関節内に炎症が生じます。
初期症状としては歩き始めの痛みや階段の上がり下がりがしづらいなどの症状があります。
このままにして置くと骨の損傷や関節の変形が進み動く度に激痛が伴います。
変形性膝関節症の症状
●膝が曲げづらい
●歩き始めや立ち上がる時に膝が痛い
●正座ができない
●膝に水がたまり、腫れている
変形性膝関節症になりやすい方と原因
●50歳以上の方
●О脚の方
●肥満体型
●靭帯損傷や半月板損傷などの外傷歴がある方
などが考えられます。
内側側副靭帯損傷
急な方向転換などを行った際、膝が内側に動き過ぎないように大腿骨(だいたいこつ・太ももの骨)と脛骨(けいこつ・すねの骨)をつなぎ支えている組織です。
症状としては
●膝の内側から押すと痛い
●膝が脹れていたり、熱感がみられる
●膝の不安定さを感じる
原因としては
膝を内側に曲げて切り返す動作の多いサッカーやアメフト、ラグビーなどのスポーツで負荷の蓄積や接触など、強い衝撃が加わることでダメージを負いやすくなります。
内側半月板損傷
大腿骨と脛骨の間に存在する半月板は膝関節への衝撃を和らげたり、安定させる役割を果たしています。
半月板は膝の外側と内側にそれぞれ1枚ずつ存在して内側半月板損傷すると膝の内側に痛みがでます。
症状としては
●膝を曲げ伸ばしした時のひっかかり
●膝の裏側が痛いこともある
●膝に水がたまる
●膝のロッキング現象
原因としては
スポーツや事故などで膝に強い衝撃が加わったことによる損傷や加齢による負担の蓄積や変形などもあげられます。
そのために変形性膝関節症や内側側副靭帯損傷など、他の疾患に合併して起こることもあります。
※上記の症状をふまえて足つぼでのケアしていきましょう。
膝の痛みに効く足つぼ
まずは足の小指側にある膝の反射区を気持ち強めで押圧して、次に足の内側の踵の近くにある仙骨、尾骨の反射区を押圧しながらスライドします。
内と外くるぶしの後ろにある坐骨の反射区を挟んで刺激します。
最後は踵にある骨盤の反射区で骨盤内の血流を促します。
※ここの反射区は骨盤を整えて姿勢を良くするのが目的で整える事で膝への負担を軽減します。
まとめ
今回は膝の痛みについてでしたが、膝は体を支えるのに重要な働きがあります。
なので今感じている膝の痛みを放置しないでケアしましょう。
スポーツや事故での外傷的なものや加齢による筋力の低下で、負担を蓄積して骨への変形が進行することもあります。
冒頭で書いたように階段を下る時に痛みがでるなど、日常生活でのちょっとした痛みも我慢しないで早めの専門医の受診をお勧めします。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざま不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼ後はお白湯などを飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
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