こんにちは!
筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
最近、急に寒くなると『腰に違和感を感じる』『痛みがでて足まで痛みを感じる』などの症状をいわれる患者さんが増えてきます。
腰痛とっいても一言ではいえなく、腰から背中まで痛む、腰の両側が痛む、片側のある一点だけ痛む、腰からお尻まで痛む、お尻から足にかけて痛む、全て症状が違っても腰痛です。
今回は腰痛の部位別に効く対処法とつぼを紹介していきたいと思います。
腰痛を部位別に分けてますので自分が当てはまる部位を確認しましょう。
腰痛を部位別に分けて対処法とつぼを刺激しましょう
腰痛は痛みの範囲によってどこで問題があるか違います。
もちろん痛みの範囲だけで原因がわかる訳ではないですが目安になる事もあります。
例えば上の写真で示した範囲でいうと
青・・・筋筋膜性腰痛症
赤・・・椎間関節部での腰痛
緑・・・仙腸関節部での痛み
オレンジ・・・椎間板ヘルニアによる痛み
ピンク・・・梨状筋症候群(お尻の筋肉の問題)による痛み
などが考えられます。
もちろんこれだけでは特定が出来ないので専門医へ受診をする事での診断になります。
まずは腰からお尻にかけての痛みとお尻から足にかけての痛みについて
腰からお尻にかけては人体の末梢神経では大きい分類に入る坐骨神経という大きい神経が通っており、腰やお尻の筋肉が悪くなり神経を圧迫などをする事で痛みが出る事があります。
腰部の問題であれば上の写真でいうとオレンジの範囲でお尻の筋肉が問題で起こるのがピンクの範囲になります。
神経を圧迫される原因は筋肉の低下もですが、冬の季節のせいでもあります。
急な気温差は腰痛を招き、寒くなると体の芯まで冷えると緑の範囲の痛みを感じるようになります。
冬は特に東洋医学でいう【腎(じん)】に影響があり、働きが弱くなってしまいます。
腎が弱くなると体を巡る【気(き)と血(けつ)】が滞り一層冷え込みが強くなるといわれてます。
そこで刺激したいつぼはお尻にあり、どちらかというと温めていくと効果的です。
お尻の真ん中にある仙骨にあるくぼみで上から2番目の左右にある【次髎(じりょう)】は冷えと腰痛などに効果があるといわれています。
なので両手の親指の指腹をつぼに当てて気持ちいい程度で押圧しましょう。
※普段は貼るカイロなどで保温することは効果的ですが低温やけどには注意してください。
プラスのケアで体を巡る【気と血】を循環させましょう。
まずは【太渓(たいけい)】ここには生命エネルギー【気と血】が集まる所で加齢による腰痛などにも効果があるといわれてます。
※ポイントはここの三つのつぼで太渓、【水泉(すいせん)】はむくみや体の水分調節などに働き、【照海(しょうかい)】足元の冷えや腎の働きを助けます。
この順番通りに押圧して3秒間の安定圧をかけたり、押圧しながらスライドしていくと有効です。
最後は青と赤の範囲を痛める原因として多いのは急性の【ギックリ腰】などです。
このような時は炎症を起こしてますので、直接痛めた部位(患部)を触れないので足つぼ刺激しましょう。
腰痛に効く足つぼ
ギックリ腰になってる方は痛くない姿勢をとってもらい、なるべく負荷をかけないようにしてもらいます。
まずは足の内側にある腰椎の反射区を押圧しながらスライドしていき、そのまま尾骨の反射区までスライドしていきます。
※イメージとして腰を伸ばすように押圧しながらスライドしていきます。
ここがポイントで外くるぶしの前にある腰部の反射区と【丘墟(きゅうきょ)】のつぼを同時に押圧しながら足首を回すように刺激します。
丘墟は股関節やお尻の痛みなどにも効果があるといわれてます。
プラスのケアで手にあるつぼも刺激しましょう。
ここはどの姿勢をとっても痛くて動けない時の応急処置的なつぼです。
【腰腿点(ようたいてん)】手の小指と薬指の間と、人差し指と中指の間の骨が交わる少し手前にあるつぼでどちらかを押圧してみてジーンと響くような感じの方を痛気持ちいい程度で押圧しましょう。
それでも痛みが強かったり症状が軽減しなかった場合は専門機関への受診をお勧めします。
まとめ
今回は【腰痛を部位別に分けての対処法】でしたが、腰痛も一言ではいえませんね。
患者さんも腰が痛くて来院されますが実際はお尻の筋肉の問題で痛みがでていたりで、腰痛といっても部位や原因で症状が変わってきます。
患者さんが訴えている症状と痛みがでてる部位が違うこともあり、部位別に分けて対処することは大事だと思います。
なので上記で紹介した事が少しでも役にたってもらえれば幸いです。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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