こんにちは!
筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
冷えは体に影響を及ぼすことが多いですね・・・
冬に近づいてくると東洋医学でいう【寒邪(かんじゃ)】が体の不調を起こすことがあります。
今回は特に『生理痛』で、だるくなったり腹部や腰が痛む症状を和らげていきましょう。
冷えからくる生理痛の症状にあてはまる事をチェックしましょう。
⊡生理前、生理中の下腹部の冷えや痛みがでてくる
⊡冷えると痛みが強くなる
⊡温めると痛みが和らぐ
⊡経血の色が暗い
⊡経血にかたまりがある
⊡経血がすっきりとでない
⊡手足が冷える
⊡むくみやすい
皆さんいくつチェックがつきましたか?
3つ以上チェックがついた方は冷えが原因での生理痛の可能性があります。
冷えは冬だけではなく夏場の冷房の冷えでも似たような症状がでてきます。
子宮が冷える事で血流が悪くなり生理痛が強く出てくるので、まずはおへその下にあるつぼを温めていきましょう。
【関元(かんげん)】はおへそから指幅4本分程度下がったところにあり、東洋医学では下腹部のことを【丹田(たんでん)】ともいわれており生命エネルギー【気(き)血(けつ)】が集まる場所でもあります。
体を温めるには【気】の流れも重要で関元は文字の通り元気が集まるところでもあり、生命エネルギーと深く関係があります。
ここを温めることで泌尿器系や婦人科系には効果があるといわれてます。
刺激の方法はそのつぼの内部にある子宮を温める意識をして、手のひらでゆっくりさすったりつぼに手を重ねじっくり温めましょう。
※普段は腹巻きなどで保温すると効果的です。
それとプラスケアで足裏にあるつぼも刺激しましょう。
【湧泉(ゆうせん)】のつぼで足の指を曲げてグーをした時にできるシワの真ん中にあります。
別名『万能のつぼ』でもあり、ここから生命エネルギーが湧き出てきます。
なのでしっかりと押圧すると気力や体力もアップするので有効です。
もう1つ大事なつぼで血の状態も良くしていきましょう。
【膈兪(かくゆ)】は肩甲骨の下の角の高さで体の中心から親指の幅1本半分程度外側の左右にあり、効果としては血の巡りを助けます。
【肝兪(かんゆ)】は膈兪より肋骨2本分下の左右にあり、血の貯蔵庫であり肝に働きかけます。
刺激の方法は貼るカイロで温めたり、誰かにさすってもらうのもおすすめです。
生理痛を足つぼで和らげましょう。
生理痛に効く足つぼ
ここでのポイントはまず踵をしっかりと温めていきます。
先にホットタオルで温めたり手で包み込むように温めると有効です。
※踵にある骨盤の反射区を温める事で子宮、卵巣の血流が良くなり働きも良くなるといわれてます。
その後に踵にある骨盤の反射区を柔らかくなるまでもみほぐして、踵の内側と外側にある反射区を挟んで気持ち強めで押圧しましょう。
最後は足の内側にある胸椎、腰椎の反射区で自律神経を整える働きをします。
そこもイタ気持ちいい程度で押圧しながらスライドすると効果的です。
毎月くる生理が遅くなったり早くなったりする生理不順を軽減しましょう。
生理不順に効く足つぼ
上記の生理痛で最初に刺激したように踵を温めてしっかりとほぐしていきます。
次は両方の手の人差し指で子宮と卵巣の反射区を挟んで気持ち強めで押圧しましょう。
※ここを刺激することで子宮と卵巣に働きかけます。
最後は足の親指のつけ根にある脳下垂体の反射区でホルモンバランスを整えていきましょう。
※ここも重点的にもみほぐすと有効です。
まとめ
今回紹介した生理痛に関しては、男性にはわからないことだと思います。
女性も毎月くるものだからといって、このぐらいの症状だったら大丈夫と思い我慢される方も多いです。
でもその症状をそのままにしないでケアしていきましょう。
男性の方も女性がつらそうにしていたら寄り添う感じで話を聞いて、痛みを知るだけでも効果的だと思います。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざま不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼ後はお白湯などを飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
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