こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
夏の暑さと湿気が落ち着いてくると乾いた冷たい風が身体への不調を招くようになってきますよね。
よく人が集まる所に行くと空咳をしたり、鼻をすすってグスグスしている方を多く見かける事が増えてきました。
最近ではコロナの感染も減ってきてマスクをしていない人もよく見かけるようになりました。
その影響もあって、喉の症状を訴える方がより多くなったように感じます。
特に今の時季の初秋は冷え込みが厳しくなっていますので体調を崩す傾向にあります。
なのでそのような時季に喉がイガイガしたり鼻がつまるような症状で悩まれている方に効果的なつぼを紹介していきます。
喉がイガイガして空咳がでる方に効果的なつぼ
乾いた冷たい風が喉のうるおいを奪い不足することで症状が悪化します。
まずはうるおいを満たすために効果的なつぼを紹介していきます。
ここで刺激したいつぼが内くるぶしの下と踵の間にある【水泉(すいせん)】のつぼで効果としては水分代謝に働きかけていきます。
その後にセットで内側の膝下にある【陰陵泉(いんりょうせん)】を刺激することで体内の水分量を調節する働きを助けていきます。
※他にも生理中での腰痛や消化器系の不調にも効果が期待できます。押圧する強さも全身に促すように気持ち強めで刺激していきます。
これで体内の水分代謝に働きかけていった後にプラスで喉の痛みに効果的なつぼも紹介していきます。
内くるぶしの下にある【照海(しょうかい)】は喉の痛みに効果がありますが、その他にも足の冷えなどにも効果が期待できます。
内くるぶしの後ろとアキレス腱の間にある【太渓(たいけい)】を刺激することで加齢による腰痛や冷えにも効果があり全身への血流を促す効果にも期待できます。
※ここを刺激する時はつぼに痛気持ちいいぐらいで3秒間程度の持続圧を入れていきます。
喉がイガイガして空咳がでるために呼吸器系を整えるように反射区を刺激していきます。
まずは指と指の間にある【①上部リンパ腺の反射区】を指の間に押し込むように3秒間程度の持続圧を入れていきます。
次に【②気道・食道・気管支の反射区】を骨のキワに沿って押圧しながらスライドしていきます。
その後に指のつけ根にある【③肺の反射区】を広げるようなイメージで和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていきます。
最後に人差し指と親指の間にある【④胸部リンパ腺】を押し流すように刺激していきます。
※呼吸器系に不調がある方は指の間がむくんで腫れているようになっているので、イメージとして押し流すように刺激すると効果が期待できます。
次に鼻づまりの症状に効果的なつぼを刺激していきます。
鼻づまりに効果的なつぼ
鼻がグスグスしてつまると呼吸がしづらい感じもでてきます。
なので鼻の通りをスムーズにするように意識して刺激していきます。
ここでのポイントは5本の指先にある【①副鼻腔の反射区】が硬くなっていることがありますので和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていきます。
親指の指先には【②鼻の反射区】もありますので同じように和らげていきます。
最後は外くるぶしの下にある【③崑崙】は蓄膿症などで悩まれている方にも効果が期待できるといわれています。
※ここを刺激する時は気持ち強めで押圧すると効果的です。
まとめ
秋に入ると急に症状に変化がみられますね。
夏場の暑さと湿気でから起こる不調から、初秋の冷え込みと乾いた冷たい風から起こる不調に変わってくることが考えられます。
その時に合わせてのケアで症状の改善が期待できます。
これからも気候は変わっていきます。
その時期に合わせて気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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