こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
朝晩が涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。
それでも寝ている間に汗をかく事がありませんか?
寝汗をかく事はどちらかというと水分を多く摂り過ぎているのではないかと思われます。
じつはそれは逆で、原因はうるおいが不足しているからだといわれています。
今回は朝晩が涼しくなって過ごしやすくなっているはずなのに、寝汗をかいて不調を感じている方に行った施術を紹介していきます。
寝汗をかくことで不調を招いている方の症状
夏場に寝汗をかくことは誰でもあると思いますが、今回は季節が変わって朝晩が涼しくなっているのに寝汗をかく方の症状の改善を目指していきます。
寝汗をかく方の症状として自律神経の乱れ、睡眠不足、肌のトラブルなどが考えられます。
寝汗は本来なら誰でもが寝た時にはコップ一杯分の汗はかくとはいわれています。
それどころか寝汗がひどい方は、寝具や着ている服が濡れていることで気づいて起きてしまうことで睡眠不足を招いてしまいます。
先程も紹介したように寝汗の原因は体内の乾きがうるおいを奪って身体に熱がこもる事だといわれています。
その熱を出そうとどんどん汗をかくことで寝汗がひどくなります。
そこで寝汗をかく前の原因を改善して症状の緩和を目指していきます。
体内の水分代謝を整える事に効果的なつぼ
まずは体内にこもった熱を鎮めて水分補給に働くつぼを刺激していきます。
精神を安定させ熱を鎮めるつぼは手首にある【神門(しんもん)】【陰郄(いんげき)】を刺激していきましょう。
【神門】の位置は手のひら側の手首のシワの上で、小指側にあります。
【陰郄】の位置は【神門】より小指幅1本分程度ひじよりにあります。
刺激の方法として・・・親指の指腹で軽く押したり、さすったりしていきます。
そうすると呼吸が深く出来るような感じでこころも落ち着いてきます。
水分補給に働くつぼ【復溜(ふくりゅう)】を刺激していきましょう。
【復溜】の位置は内くるぶしとアキレス腱の間にあり、内くるぶしから指3本分程度上にあります。
刺激の方法として・・・アキレス腱側から手を回し親指の指腹でつぼをほぐしていきます。
効果として水分補給に働きかけて体内の水分代謝を整えるのを助けていきます。
体内の水分代謝を整えるためのつぼ刺激していきます。
まずは内くるぶしと踵を結ぶところにある【水泉(すいせん)】を痛気持ちいい程度で刺激していきます。
効果としては生理中の腰痛、ホルモン分泌、水分代謝に働きかけていきます。
こことセットで刺激したいつぼが膝の内側にあって触っていくと骨の出っ張りのすぐ下にある【陰陵泉(いんりょうせん)】を痛気持ちいい程度で刺激すると効果としてお腹の冷え、食欲不振、消化器系の不調を整えて、水分代謝を向上させる働きに期待できます。
最後は日常の生活習慣を見直す事と自律神経のバランスを整えるために効果的なつぼ刺激していきます。
自律神経を整えるために効果的なつぼ
寝汗をかく原因で一番考えられ事が日常の生活習慣でのストレスが多いと思います。
なるべくストレスを減らして自律神経のバランスを整えるように刺激していきます。
ここで重要なのが親指の指腹にある反射区が硬くなる事でストレスが溜まるといわれていますので、和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていきます。
次に踵にある反射区で身体の冷えや全身への血流を促していきます。それとストレスの緩和に効果が期待できます。
最後は指のつけ根を摘まんで左右に回すようにして末梢神経の働きを良くしていきます。それで全身の神経の働きを促していくように働きかけることに期待できます。
まとめ
今回は朝晩が涼しくなってきているのに寝汗をかくことで悩まれている方に効果的なつぼを紹介していきました。
夏場もそうですがエアコンの効いた部屋で寝ていても寝汗をかくことがあったと思います。
寝汗をかく量もあると思われますが、量が多いとそれは不快になりますよね。
※そこで注意していただきたい事が寝汗をかく部位によって病気が隠れているかもしれません。
特に首回り、上半身、下半身を中心に汗をかく量が多いとしたら、甲状腺異常、肝機能障害などの病気が潜んでいる可能性があるかもしれませんので、このような状態が続くときは早めの病院での相談をしましょう。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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