こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
夏の暑さが落ち着いてくると秋の乾いた冷たい風が身体の不調を招くようになってきます。
外気の乾いた冷たい風は身体のうるおいを奪いとり不足すると身体は熱を帯びてきます。
それが肺で起こると乾いた咳や喉のイガイガなど気管支周りのトラブルが起こってしまいます。
なので今回は乾燥による乾いた咳や喉のイガイガに効果的なつぼ紹介していきます。
乾いた風による空咳に効果的なつぼ
乾燥した外気のせいで、うるおいが不足すると不調を招きやすくなります。特に肺に影響を及ぼすと肺が弱り呼吸器官に不調を招き鼻や喉の炎症などを起こしやすくなります。
まずは肺の熱を冷ます効果があるといわれているつぼを刺激していきます。
内ひじの曲げたシワの上で親指側にある【尺沢(しゃくたく)】を刺激する事で肺の熱を冷まし、咳を鎮めてくれます。
※ここを刺激する時はつぼを痛気持ちいい程度でもみほぐすようにする効果的です。
次は足つぼで気管支や肺の働きを助ける所を刺激していきます。
親指のつけ根にある【気道・食道・気管支】の反射区をイメージとして通りを良くするように何回も繰り返し押圧しながらスライドしていきます。
その横にある【⑦肺の反射区】も同じように刺激して硬さを和らげていきます。
それと呼吸器系の働きを助けていくために効果的な足つぼを刺激していきます。
まずは【上部リンパ腺】の反射区を刺激する事で首肩の血流を促していきます。
先程も刺激したように【気道・食道・気管支】の反射区がある親指の骨のキワに沿って押圧しながらスライドしていきます。その後に【肺の反射区】に硬さを感じる方は痛気持ちいい程度で刺激しながら和らげていきます。
最後は乾燥して呼吸器系に不調を起こしている方は、足の甲側の親指と人差し指の間にある【胸部リンパ腺】の所が浮腫んでいるようになっていますので、そこを緩和するように押圧しながらスライドして流れを促していきます。
※つぼや足つぼでの刺激で呼吸器系の働きを助けていくことで乾いた冷たい外気の風から守っていきましょう。
喉の乾燥によるイガイガに効果的なつぼ
先程は呼吸器系の働きを助けていくことで乾燥から守ってきましたが、次は喉の働きを助けていくようなつぼを刺激していきます。
喉の周りに違和感を覚えたら刺激すると効果が期待できます。
左右の鎖骨の間のくぼみにある【天突(てんとつ)】はデリケートな場所にあるので、強く押し過ぎないように注意が必要です。
下あごのえら骨の角のやや後方にある【天容(てんよう)】を刺激する時はゆっくりと押し込むようにして抜く時もゆっくりと抜いていきます。
※押圧する強さも心地よい刺激ですると効果が期待できます。
次は身体の乾燥を守るために水分代謝を整えて喉の痛みにも効果があるつぼを刺激していきます。
ここは東洋医学でいう腎経の経絡が流れている所で促すことで肺の機能を高めてくれるといわれています。
特に内くるぶしの下にある【照海(しょうかい)】は喉の痛みやホルモン分泌に効果的なつぼで、痛気持ちいい程度での刺激で3秒間ぐらいの持続圧を入れていきます。
内くるぶしと踵を結ぶ間にある【水泉(すいせん)】で体内の水分代謝に働きかけたり、生理中の腰痛などにも効果があるといわれています。
最後は内くるぶしとアキレス腱の間にある【太渓(たいけい)】の効果は加齢による腰痛の他に足先の冷えや全身の血流を促して効果に期待できます。
※三つとも同じように刺激していきますが、【太渓】は滞りをスムーズにするように下から上に押圧しながらスライドしていくとより効果が期待できます。
※ここで喉周りの違和感を和らげることで乾いた冷たい風の外気から守っていきます。
まとめ
今回は秋の乾いた冷たい風によって不調を起こしている方に効果的な反射区なつぼを紹介していきました。
最近、患者さんからもよく聞くように空咳がでたり、喉に症状を感じる方が増えてきました。
原因として考えられるのは季節が秋に変わってきて、朝晩の冷え込みの影響があると思います。
日中は暑さが残る中での朝晩の冷えで免疫力も下がっていたのも影響があったと思われます。
この秋の風に負けないように早めのケアで喉と呼吸器系を守っていきましょう。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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