こんにちは!
筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
朝晩が冷えてくると指先が冷たくなる方が増えてきますよね?
まだ今の時季はしもやけまで出来てる方はほとんどいませんが手先がカサカサだったり、踵がカサカサして靴下にひっかかったり、髪の毛までがパサパサする感じがありますよね。
この時季ならではの冷たく乾いた風が影響を及ぼしてます。
この影響で体のうるおいは不足していき、皮膚、口、目、鼻、髪にまで症状がでてきます。
『うるおいが不足しているなら、水分をたくさん飲めばいいんだ!!』と思うかもしれませんが、それでは解決しません。
大事なのは、適切な量の水分をためて、巡らせる力がないと補っても出ていってしまいます。
あるいは余分な量まで停滞させてしまいます。
乾燥は肺の弱りを招きやすくなりますが、東洋医学でいう相性関係では改善に【脾(ひ)】の働きを促す必要があるといわれてます。
なので脾の働きを助けるためにつぼを刺激していきましょう。
脾経の一つである【太白(たいはく)】は足の内側にあって親指の骨が出っ張ってるところのすぐ後ろにあります。
効果は消化器系に深く関係があり、脾の経絡の中で一番【気】が集まるところです。
刺激の方法は足の甲からつかむようにして、骨の出っ張ってるのすぐ後ろから指先の方向に押圧しながらスライドして集まっている気を流すように刺激すると有効です。
※強く押圧すると痛みが残るので心地よい程度で押圧すると有効です。
上記の二つのつぼを補う事で脾の働きを良くした後に末端の症状を軽減していきましょう。
このような水分の調節は東洋医学的でいう【腎】の働きが必要だといわれてます。
つぎに水分調節で【腎】の働きを助けていきます。
乾燥トラブルに効くつぼ
まずは【太渓(たいけい)】のつぼで腎の働きで大事な【気と血】集めます。
次に【水泉(すいせん)】は水の性質の強いつぼなので体の水分調節に働きかけます。
最後は【照海(しょうかい)】のつぼで体温調節をおこないます。
太渓は内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみにあり、そこを気持ちいい程度で押圧しながらスライドしていきます。
太渓から降りてきて、内くるぶしと踵の間にある水泉のつぼも3秒間の安定圧をかけていきましょう。
最後は内くるぶしの下にあるつぼ照海のつぼを押圧しながらスライドしていきます。
※ここは太渓で集められたエネルギーを全身に巡らせるようにイメージして、押圧する力もイタ気持ちいい程度すると有効です。
ここで腎の働き促した後は末端の血流を良くして踵と手先のカサカサをケアしていきましょう。
手をじゃんけんのぱーにして指の間にあるにできる、みずかきを【八邪(はちじゃ)】といい、足の指もぱーにしてできる指の間のみずかきを【八風(はちふう)】といいます。
刺激の方法は指の間を摘まんだり離したりを繰り返す事と、指の間に溜まってるものを出すように押圧しながらスライドするのも有効です。
※一度に両方刺激できるのは足の指の間に手の指を入れて、お互いで握手するようにするとできます。
最後は気になる髪のパサパサをケアしましょう。
髪のトラブルに効くつぼ
髪には体内のケアも欠かせません。
東洋医学で【血】が不足したとき、あるいは腎の弱りが進んだ時に髪のトラブルが現れやすくなります。
さらに、原因によっては症状の現れる場所が違います。
まずは生えぎわの場合は血の不足なので、血を補い巡らせる働きをする【血海(けっかい)】が効果的でつぼの位置は膝の内側、お皿の上を指幅3本分程度上がった所にあります。
刺激の強さはイタ気持ちいい程度で押圧していきます。
頭頂部の場合は腎の弱りで老化の進行でもあるので、白髪も出やすくなります。
そんな方は腎を元気にする【腎兪(じんゆ)】のつぼの位置はお臍の裏側になる場所から親指幅1本半分程度外側にあって、そこを親指で押圧したり、貼るカイロなどで温めるのも有効です。
最後は頭部の気血を巡らせるのは【百会(ひゃくえ)】のつぼの位置は両耳を結んだラインの中心にあり、ブラシで軽く叩くように刺激しましょう。
肌のトラブルを反射区で軽減しましょう。
肌荒れに効く反射区
まずは消化器系を土踏まずにある反射区で整えていきます。
ここでのポイントは足の内側で自律神経も整えていくとより効果的です。
親指のつけ根にある反射区で甲状腺ホルモンのバランスを整えて肌のかさつきを軽減しましょう。
※押圧する強さもイタ気持ちいい程度ですると有効です。
まとめ
朝晩の冷え込みが冬に近づいてきてる感じがしてきましたね。
それでも日中はまだ暖かったりで、体も疲労感が溜まっていく感じがします。
今回紹介したことも、これからくる冬に向けてのケアで今が症状が出てなくても、前もってのケアが大事になってきます!!
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざま不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼ後はお白湯などを飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
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