こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。
今回は【
生理痛を和らげるつぼ】をご紹介していきたいと思います。
男性には生理痛の辛さは、分からない事だと思います。
女性は毎月だるくなったり腹部や腰が痛くなるようです。
『いつものことだから』と、我慢している方は多いと思います。
でも!!その痛みはケアしたり生活習慣を見直す事で症状が軽減する傾向にあります。
不調の原因は体質も影響してます。
まずは体質別に分けたタイプにチェックをつけて診ていきましょう。
目次
体質別に分けてみると
東洋医学的にはこの三つのタイプに分かれます。
ストレスタイプ
- 生理前・生理中に下腹部の張り・痛みがある
- 胸の両脇の張り・痛みがある
- 情緒の変動によって痛みが変化する
- 経血の色が暗い
- 経血にかたまりがある
- イライラしやすい
冷えタイプ
- 生理前・生理中の下腹部の冷え・痛みがある
- 冷えると痛みが強くなる
- 温めると痛みが緩和する
- 経血の色が暗い
- 経血にかたまりがある
- 経血がスッキリでない
- 手足が冷える
- むくみやすい
気血不足タイプ
- 生理の後半に痛みが強くなる
- 比較的弱い痛みが長く続く
- 生理の周期が長い
- 経血の色が薄い
- 経血の量が少ない
- 疲労感がある
- 貧血やめまいを起こす
ストレスタイプ
人はそれぞれにストレスはあるとは思いますが、ストレスを感じると東洋医学的の気が滞り、血の巡りも悪くなります。
そうなると生理前・生理中に下腹部の張り・痛みを感じることがあります。
生理痛の特効つぼ
【三陰交(さんいんこう)】とストレス解消に働く
【太衝(たいしょう)】と気の源である
【気海(きかい)】で気血の巡りを促しましょう。
三陰交のつぼの位置
内くるぶしの上から指幅4本程度上がったところです。
効果として婦人科系のトラブルに幅広く効果が期待できます。
それと血液循環にも効果が期待できます。
刺激の方法として内果から骨に沿って上がっていった所に痛みや硬さがあり、そこを重点的に痛気持ちいい程度でほぐすと整理痛のコントロールや妊娠中であればお産が軽くなるといわれています。
太衝のつぼの位置
足の甲にあり親指と人差し指の骨が交わる少し前でやや凹んだところにあります。効果としてストレスが溜まってイライラしたり、PMS(生理前の諸症状)などに効果が期待できます。
他にも頭痛、めまい、目の症状などにも効果的です。
※特にストレスが原因で症状が出ている方に効果が期待できます。
刺激する際も親指と人差し指の間を上がっていって骨が交わる少し前のやや凹みある所がゴリゴリと硬くなっていますので、和らぐまで痛気持ちいい程度でもみほぐしていきます。
気海のつぼの位置
おへそより親指幅1本半分程度下がったところです。効果として元気の気、生命のエネルギーが集まる場所でありエネルギーの代謝に働きかけ虚弱体質の方やお腹を下した方などにも効果が期待できます。
刺激の方法として指の腹全体でやさしくさすります。
ホットタオルなどで温めるのも有効です。
+プラスのケア
ストレスで気持ちがもやもやする時には水や紅茶に柑橘系のレモンやオレンジなどを絞ったりすると爽やかな香りで気の巡りを良くしてくれます。
冷えタイプ
夏は冷たいものを飲んだり、冷房で子宮が冷えた事で血流が悪くなって生理前・生理中に下腹部が冷えてる感じがしたり痛みも感じます。
まずは
【関元(かんげん)】ここを温めるとすぐ内部にある子宮をいたわる事ができます。
血の貯蔵庫である肝に働く
【肝兪(かんゆ)】血の巡りを助ける
【膈兪(かくゆ)】を刺激しましょう。
関元のつぼの位置
おへそより指幅4本分程度下がったところです。先程紹介した【気海】と同じ効果が期待できます。それに腰痛や下半身の冷えなどにも効果的です。
刺激の方法としてつぼと内部にある子宮を温める事を意識して手でさすったりホットタオルなどで温めると効果が期待できます。
膈兪のつぼの位置
肩甲骨の下の角の高さで体の中心から親指の幅1本半分程度外側の左右にあり、横隔膜とも関係があるといわれています。
効果としては肺・胃・脾・肝の機能を調節するように働きかけていきます。
それと血に関する症状とアレルギー体質改善に効果が期待できます。
肝兪のつぼの位置
膈兪より肋骨2本分下の左右にあります。効果としては肝臓の機能を高め、怒りやイライラの感情やストレスなどにも効果的です。
刺激の方法として貼るカイロやホットタオルなどで温めたり、誰かにさすってもらうのも有効です。
+プラスのケア
このタイプは冷えが大敵です。
夏でもレッグウォーマーやお腹を冷やさないように腹巻きや首周りを冷やさないように羽織ものやブランケットで冷えを防ぎましょう。
冷たい物の飲み過ぎに注意してお白湯などを飲むことをおすすめします。
気血不足タイプ
食欲がなかったり・食べる量が少ない・慢性疾患や過度なダイエットで『食べられない』状態が続く事で、東洋医学的の気がつくられなくなると血が足りなくなります。
そうなると子宮に十分なエネルギーがいき渡らなくなり生理痛につながります。
気を生みだすのに関係があり胃腸を助ける
【足三里(あしさんり)】血の不足を補う
【血海(けっかい)】気の不足を補う
【気海(きかい)】をそれぞれ刺激しましょう。
血海のつぼの位置
膝の内側でお皿の上を指幅3本分程度上がったところです。効果として血を海のように引き戻す効果があり、血流を促していきます。
婦人科系のトラブルや肌や髪の乾燥などにも効果的です。
刺激の方法としてつぼ周辺をもみほぐしたりホットタオルなどで温めると効果が期待できます。
足三里の位置
膝の外側でお皿の下のくぼみから指幅4本分程度下がったところです。効果として胃腸の働きを整えたり足の疲労感にも効果が期待できます。
刺激の方法として椅子や床に座りつぼを指の腹でさすったり押圧します。
気海のつぼの位置
おへそより親指幅1本半分程度下がったところです。
刺激の方法として指の腹全体でつぼをやさしくさすります。両手で重ねて温めても有効です。
+プラスのケア
悩んだり考え込まないようにしたり、スマホを見続けたりしないようにしましょう。
脳や目が頑張ると血が消耗されていきます。
生理で血が不足してる状態なのにこれらの行動でさらに血を減らしてしまうと痛みが増してしまいます。
生理の時は目や脳は休めましょう。
生理痛を和らげる足つぼを刺激しましょう
まずは踵を温めます。
今は手でしてますけど、ホットタオルなどで包んで温めた後にもみほぐすのも有効です。
次に足の内側にある胸椎・腰椎の反射区をもみほぐして腰から背中の筋緊張を和らげましょう。
まとめ
今回は【
生理痛を和らげる足つぼ】について紹介していきましたけど、本当の意味で男性には経験のできない痛みなので、理解できるように寄り添って話を聞くのも大事だと思います。
それと、今回紹介したことをパートナーや家族にケアしていけると良いと思います。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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