こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。
今回は【生理痛を和らげる足つぼ】をご紹介していきたいと思います。
男性には生理痛の辛さは、分からない事だと思います。
女性は毎月だるくなったり腹部や腰が痛くなるようです。
『いつものことだから』と、我慢している方は多いと思います。
でも!!その痛みはケアしたり生活習慣を見直す事で症状が軽減する傾向にあります。
不調の原因は体質も影響してます。
まずは体質別に分けたタイプにチェックをつけて診ていきましょう。
東洋医学的にはこの三つのタイプに分かれます。
ストレスタイプ
冷えタイプ
気血不足タイプ
人はそれぞれにストレスはあるとは思いますが、ストレスを感じると東洋医学的の気が滞り、血の巡りも悪くなります。
そうなると生理前・生理中に下腹部の張り・痛みを感じることがあります。
生理痛の特効つぼ【三陰交(さんいんこう)】ストレス解消に働く【太衝(たいしょう)】気の源【気海(きかい)】で気血の巡りを促しましょう。
三陰交のつぼの位置
内くるぶしの上から指幅4本程度上がったところです。
太衝のつぼの位置
足の甲にあり親指と人差し指の骨が交わる少し前でややくぼんだところにあります。
刺激の方法
それぞれのつぼを指の腹で気持ちいいぐらいで押圧したりさすったりします。
気海のつぼの位置
おへそより親指幅1本半分程度下がったところです。
刺激の方法
指の腹全体でやさしくさすります。
ホットタオルなどで温めるのも有効です。
+プラスのケア
ストレスで気持ちがもやもやする時には水や紅茶に柑橘系のレモンやオレンジなどを絞ったりすると爽やかな香りで気の巡りを良くしてくれます。
夏は冷たいものを飲んだり、冷房で子宮が冷えた事で血流が悪くなって生理前・生理中に下腹部が冷えてる感じがしたり痛みも感じます。
まずは【関元(かんげん)】ここを温めるとすぐ内部にある子宮をいたわる事ができます。
血の貯蔵庫である肝に働く【肝兪(かんゆ)】血の巡りを助ける【膈兪(かくゆ)】を刺激しましょう。
関元のつぼの位置
おへそより指幅4本分程度下がったところです。
刺激の方法
つぼと内部にある子宮を温める事を意識して手でさすったりホットタオルなどで温めると有効です。
膈兪のつぼの位置
肩甲骨の下の角の高さで体の中心から親指の幅1本半分程度外側の左右にあります。
肝兪のつぼの位置
膈兪より肋骨2本分下の左右にあります。
刺激の方法
貼るカイロやホットタオルなどで温めたり、誰かにさすってもらうのも有効です。
+プラスのケア
このタイプは冷えが大敵です。
夏でもレッグウォーマーやお腹を冷やさないように腹巻きや首周りを冷やさないように羽織ものやブランケットで冷えを防ぎましょう。
冷たい物の飲み過ぎに注意してお白湯などを飲むことをおすすめします。
食欲がなかったり・食べる量が少ない・慢性疾患や過度なダイエットで『食べられない』状態が続く事で、東洋医学的の気がつくられなくなると血が足りなくなります。
そうなると子宮に十分なエネルギーがいき渡らなくなり生理痛につながります。
気を生みだすのに関係があり胃腸を助ける【足三里(あしさんり)】血の不足を補う【血海(けっかい)】気の不足を補う【気海(きかい)】をそれぞれ刺激しましょう。
血海のつぼの位置
膝の内側でお皿の上を指幅3本分程度上がったところです。
足三里の位置
膝の外側でお皿の下のくぼみから指幅4本分程度下がったところです。
刺激の方法
椅子や床に座りつぼを指の腹でさすったり押圧します。
気海のつぼの位置
おへそより親指幅1本半分程度下がったところです。
刺激の方法
指の腹全体でつぼをやさしくさすります。
両手で重ねて温めても有効です。
+プラスのケア
悩んだり考え込まないようにしたり、スマホを見続けたりしないようにしましょう。
脳や目が頑張ると血が消耗されていきます。
生理で血が不足してる状態なのにこれらの行動でさらに血を減らしてしまうと痛みが増してしまいます。
生理の時は目や脳は休めましょう。
まずは踵を温めます。
今は手でしてますけど、ホットタオルなどで包んで温めた後にもみほぐすのも有効です。
次に足の内側にある胸椎・腰椎の反射区をもみほぐして腰から背中の筋緊張を和らげましょう。
今回は【生理痛を和らげる足つぼ】について紹介していきましたけど、本当の意味で男性には経験のできない痛みなので、理解できるように寄り添って話を聞くのも大事だと思います。
それと、今回紹介したことをパートナーや家族にケアしていけると良いと思います。