こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。
皆さん1日で何回ぐらい排尿してますか?
状況や個人差があるとは思いますが1日に大体1~1.5リットル程の尿がでます。
夏場は汗をかく事も多くなり冷たい飲み物も摂るようになりますよね!
その為に排尿の回数に変動があります。
なぜ排尿する事は大切何でしょうか?体にとって排尿はとても重要なんです!
尿は腹部の奥の方の両側にある腎臓でつくられ、そして尿管を通って膀胱に溜められ排尿します。
腎臓の機能が働かなくなることを腎不全といい、最終的には排尿がまったくなくなってしまいます。
尿が体に残ると変調を起こすものが含まれていて、腎不全で排尿ができなくなる状態を尿毒症という事があります。
尿は毒ではないですけど体に溜めると良くないものでそれは細胞活動の結果、出てくる代謝産物・あるいは老廃物と呼ばれるものです。
今回は排尿の大切さを知って、排尿のトラブルで悩まれている方に効果的な足つぼを紹介していきます。
排尿のメカニズム
膀胱は平滑筋という自分の意志では動かすことができない筋肉で心筋や内臓筋と同じ働きをしてます。
その筋肉で出来た貯蔵袋で尿意を感じるのは膀胱壁の緊張度から感じとっています。
尿意と膀胱内の尿量とは必ずしも比例しません。
尿が溜まってなくても精神的緊張から膀胱壁の緊張度は高まり尿意を感じます。
この排尿動作は自律神経も関与してます。
一回の排尿動作で膀胱の中の尿は全部排出されてしまいます。
残尿がないという事は重要なことで尿の一方通行と並んで尿路を外界のばい菌から守る大切なメカニズムです。
なぜ残尿がないと感染を防げるのか?
流れてる下水はキレイですがよどんだ下水は汚くなるのと同じ理屈だと考えられます。
ばい菌が尿道に来たら尿道炎、膀胱まで来たら膀胱炎です。ここまでは痒み・違和感はありますが熱はそれほどでません。
しかし、そのばい菌が腎臓まで来たら腎盂腎炎になり高熱が出ます。
それに女性は男性に比べ尿道が短いので膀胱炎になりやすいようです。
膀胱炎を防ぐためには、たくさんの水分を飲みなるべくトイレに行く回数を増やす事です。
排尿を我慢しているとその間に細菌が増殖します。
もう一つ大切なことは尿道の出口を清潔に保つことです。
排尿痛を和らげる足つぼ
足の裏の中央から土踏まずにかけてある【腎の反射区】⇒【輸尿管の反射区】⇒【膀胱の反射区】の順に押圧しながらスライドします。
※イメージとしては排尿を助けるために腎臓の機能を高めて尿の流れをスムーズにするように働きかけていきます。
押圧する強さも痛気持ちいい程度すると効果が期待できます。
次に踵にある【生殖腺の反射区】を和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていきます。
効果としては排尿トラブルや婦人科系のトラブルに効果が期待できます。
※踵は皮膚が厚いので気持ち強めで刺激していきます。
その後に内くるぶしから土踏まずにかけての【尿道の反射区】も押圧しながらスライドします。
※痛気持ちいい程度で刺激して尿や老廃物の排出に働きかけていきます。
最後に内くるぶしと踵の間にある【水泉(すいせん)】というつぼを刺激することで排尿をスムーズにしましょう。
その他の効果としては生理中の腰痛、体内の水分代謝、冷えなどに効果が期待できます。
※刺激の方法としては痛気持ちいいぐらいで3秒間程度の持続圧を入れていきます。
就寝後の頻尿を和らげる足つぼ
先程、排尿痛に効果的な足つぼ刺激してきましたが、ここでは就寝中にトイレが近くなる事で悩まれている方に効果的な足つぼ紹介していきます。
※ここでのポイントは入浴後に体が温まった状態で足つぼ刺激することで効果が期待できます。
基本は排尿痛の時に刺激した事と同じで違うのは刺激する時のタイミングや押圧する強さです。
入浴後で就寝前に足つぼを刺激する際は、強すぎると目が覚めてしまう可能性がありますので心地よい程度の刺激をすると効果が期待できます。
最後に土踏まずから内くるぶしとアキレス腱の間まである【尿道の反射区】を押圧しながらスライドしていきます。
※就寝後に頻尿がある方は膀胱の筋力が弱くなっていたり、下腹部が冷えてることがあるので日頃から冷やさないように腹巻きや貼るカイロでケアする事も有効です。
後はお腹の中から温めるようにお白湯を飲むことを習慣にすることをおすすめします。
まとめ
今回は排尿の役割を知ってもらう事と排尿トラブルに効果的な足つぼを紹介してきました。
普段は尿意があって『排尿しよう』という感覚しかないと思います。
排尿は体にとって大事なことだと意識してみましょう。
人の体内で代謝が行われると老廃物が必ず生産されます。二酸化炭素以外の老廃物のほとんどが尿中に捨てられ、老廃物に限らず過剰な水分や塩分も捨てられます。
夏は汗をかくことが多くなるので水分と塩分が不足すると足が攣る原因の一つになります。
なので水分と塩分はしっかり摂りましょう。過剰に摂った分は腎臓が計算して尿中に捨ててくれます。
最後は足つぼを刺激することで体に溜まった老廃物を出しやすくしてくれます。
日常生活でのちょっとした行動も意識すると体にとって大事なことはたくさんあります。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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