こんにちは!筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。
今回紹介するのは【頻尿を和らげる足つぼ】について紹介していきます。
皆さんも就寝中にトイレで起きることはないですか?
夏場は特に寝てからトイレに行かれるということを聞くことがあります。
排尿することは体にとっては大事な事でなるべく我慢せずにしてほしいです。
排尿は自律神経の働きにも関係があります。
夜起きてトイレにいくことで睡眠の質が悪くなり、なお自律神経が乱れて悪循環になります。
なので今回は頻尿で悩んでいる方に向けての紹介になります。
前に紹介した【排尿痛を和らげる足つぼ】で排尿のメカニズムについても書いているのでご覧ください。
頻尿の原因
過活動膀胱による頻尿で膀胱に十分、尿が溜まっていないのに膀胱が自分の意思には関係なく勝手に収縮するという病気で、幾つかの原因があります。
1急に尿がしたくなって我慢できず(尿意切迫感)、トイレに何回といくようになります。
2脳卒中やパーキンソン病などの脳や脊髄の病気により膀胱のコントロールができなくなります。
3前立腺肥大症による排尿障害のために膀胱が過敏になってしまいます。
4尿が間に合わずにもれて(切迫性尿失禁)1回の排尿量が少なく何回もトイレにいくようになります。
5加齢による老化現象として起こることもあります。
6原因不明(明らかな基礎疾患がない状態)でも起こることがあります。
残尿量の増加
排尿後も尿が残る状態で前立腺肥大症(排尿障害)の進行すると残尿が発生します。
また糖尿病、腰部椎間板ヘルニア、子宮がん、直腸がんの手術などで膀胱を収縮させる神経が障害されると排尿障害を引き起こし残尿が発生します。
残尿があると膀胱のスペースが減少すると1回の排尿量が少なく何回もトイレにいくようになります。
多尿
1日の尿量が著しく増えた状態で膀胱や尿道に問題がなくても、糖尿病などの内分泌疾患、水分の多量摂取、薬剤(利尿剤)による尿量の増加が頻尿の原因になります。
尿路感染・炎症
膀胱炎や前立腺炎などの尿路感染が起こると膀胱の知覚神経が刺激されて頻尿になります。
間質性膀胱炎は原因不明で膀胱に慢性の炎症を起こす病気ですが、長期間続く頻尿は膀胱に尿がいっぱい溜まってる時に下腹部痛があります。
腫瘍
膀胱がんの重要な症状は血尿ですが、まれに膀胱がんによる膀胱刺激で症状として頻尿がみられることがあります。
心因性
心因性の頻尿は膀胱、尿道の病気がなく、また尿管も問題ないにも関わらずトイレのことが気になって何回もトイレにいってしまう状態です。
心因性なので夜寝てしまえば排尿のことは気になることがないので、通常夜間の頻尿はないことが多くまた朝起床時にの排尿量は正常です。
頻尿対策・ケアをしましょう
皆さん自分の排尿の回数を数えた事はありますか?
回数だけでは頻尿とは決めにくいですね!
一般的に日中を通して7~8回排尿があるのが正常と言われますが、個人差があって7回以下でも日常生活に支障がある方は昼間頻尿と言えます。
夜は1回ぐらいだと苦にはなりませんが、2回以上になると睡眠の妨げになって日常生活に支障がでる場合は夜間頻尿と言えます。
対策としては
まずは生活習慣の見直しが必要となります。
水分摂取量・・・1日どのくらいの水分を摂っているのかを記録しましょう。
水分量だけではなくカフェインの入ってない麦茶やお白湯などを摂るように心掛けましょう。
体重のコントロール・・・肥満は前立腺肥大、過活動膀胱、骨盤臓器脱のほか糖尿病など頻尿の症状を引き起こすリスク因子になります。
食事や適度な運動を心掛けて体重のコントロールをしましょう。
体を冷やさない・・・夏場だと冷たいものを多く摂取することや冷房で冷えてしまうので、腹巻きやレッグウォーマーなどで冷やさない工夫したり、足湯や湯舟に浸かることもおすすめします。
ストレスや頻尿に対する不安・・・出掛け先でのトイレの場所や万が一の尿もれパットなどでの頻尿の不安感を安心感に変えて、出掛けることを楽しみましょう。
骨盤底筋を鍛えます・・・肛門や膣を締めることで尿道括約筋が鍛えられ尿もれや頻尿に効果的です。
まずは肛門や膣が緩む姿勢をとり、イメージとして締める感覚はおならや下痢を我慢したり、排尿を途中で止めるようにすると骨盤底筋に働きます。
骨盤底筋をゆっくりと締めて5秒間保持して戻すことを1日50~100回を3回程度わけておこないましょう。
足つぼでケアしましょう
今回の足つぼは刺激する前にお白湯を飲んでお腹を温めた状態でしていきましょう。
刺激する強さもなるべく心地よい感じで押圧して、イメージも溜まっているものを押し上げるようにしていきます。
※押圧する時間も寝る直前じゃなく1時間ぐらいあけるのが有効です。
※刺激が強すぎると目が冴えてしまうので注意してください。
後は押圧する環境も自分が一番、リラックスできる環境で好きなアロマの香りや音楽を聴くと有効です。
それでは反射区を刺激していきましょう。
足裏中央にある泌尿器系の反射区を押圧しながらスライドして土踏まずまでいきます。
ここでポイント
足の内側にある尿道の反射区にいくときに排尿障害に有効なつぼ水泉も3秒間の安定圧をかけましょう。
その後に尿道の反射区を押圧しながらスライドします。
まとめ
今回は【頻尿について】紹介していきました。
頻尿は年齢のせいだけじゃなく誰でも経験する可能性はあります。
人にはなかなか話しずらいことかもしれませんが、我慢して症状が悪化するより、かかりつけ医や専門機関への受診して状態を知ることは大事なことだと思います。
頻尿の事で悩んで日常生活を制限するよりも、自分の状態を知って改善を目標に生活する方が良いと思います。
なのでこれからも皆さんの少しでもお役に立てるようにいろいろ紹介していきますのでよろしくお願いします。
コメント