こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
この時季になると風邪ではなく、鼻がグスグスして鼻水が出てきたり、目もモヤモヤして痒みを感じるといわれる方が多く診られます。
その原因として考えられる事は寒暖差や花粉などの影響が考えられます。
九州地方では気候の違いから1月下旬ぐらいになるとスギやヒノキなどの花粉が飛散するといわれています。
さらに日増しに寒さが厳しくなるにつれ屋内での暖房器具による使用の頻度が増えてきます。
すると温風によりホコリやダニなどのハウスダストが舞い上がり、それを吸う事で症状を起こす原因になります。
それと屋外と屋内の気温差で7℃以上あると寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎アレルギー)を起こし症状の原因になっている可能性があります。
今回はこのような原因による症状を改善するための対策と足つぼによるケアを紹介していきます。
花粉による症状を緩和するための対策
花粉による主な症状として、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目の症状として(痒み・涙・充血)も含めたものがよくみられます。
他に咳や喉の痛み・皮膚の痒み・頭重感・頭痛・倦怠感・下痢・不眠・熱っぽい感じ・からだ、顔のほてり・イライラ感などの症状を起こしやすくなります。
花粉による対策として
外出時の場合
- 花粉情報をこまめにチェック
- 花粉の飛散の多い日は外出を控える
- 外出時は完全防備
- 帰宅時は玄関で花粉を払い落す
- 帰宅後は手洗い・洗顔やうがいをする
家の中での対策
花粉の飛散量が多い時は、きちんとドアや窓を閉めて花粉の侵入を防ぎましょう。
それでも花粉は室内に侵入してきます。なので掃除をこまめ行いましょう。
床がフローリングの場合は毎日拭き掃除を行うと効果的です。
就寝時の対策
外に布団を干すと花粉がついてしまうので布団乾燥機などを活用しましょう。
どうしても干したい時は花粉の飛散量が少ない午前中にして、取り入れる際に花粉をはたいて、さらに布団の表面を掃除機で吸うと効果的です。
床はもちろんですがベットや枕元にも花粉はたまっている可能性があります。
寝ている時に吸い込まないように、枕から約1m範囲を水で少し湿らせたタオルなどで拭き取りましょう。
就寝時だけではなく空気清浄機を活用して空気中の花粉や風邪予防にも効果が期待できます。
花粉症に効果的なつぼ
まずは①脳下垂体の反射区でホルモンの分泌に働きかけていきます。する事で体内に不足してるホルモンのバランスが整って症状の改善に働きかけていきます。
次に足裏中央よりやや上にある②副腎の反射区を痛気持ちいい程度の刺激で足の甲側に向けて押し込むことで免疫力を上げていきます。
免疫力を上げる事で鼻の粘液力を上げて外部からの侵入を防ぐように働きかけていきます。
その後に足の指先の全部にある③副鼻腔の反射区を摘まむように刺激して、そのまま親指の先にある④鼻の反射区を押し込むように刺激すると同じように鼻の粘液力を上げるのを助けていきます。
最後は内くるぶし下にある⑤照海を刺激する事でアレルギーの改善に効果が期待できます。
※下記に紹介していくハウスダストや寒暖差による症状にも効果が期待できる足つぼなので刺激する事をおすすめします。
ホコリやダニなどのハウスダストによる症状を緩和するための対策
ホコリやダニなどのハウスダストによる症状としては先程の花粉による症状とほとんど同じです。
違うとすると花粉は飛散時期によるために季節性のアレルギー性鼻炎で、ハウスダストによる症状は年間を通してみられる通年性のアレルギー性鼻炎で分けられます。
夏に繁殖したダニの死骸やフンが乾燥して秋や冬などに暖房器具の温風によって空気中に舞い上がり、それを吸い込む事で症状を起こしやすくなります。
それとダニが発生する環境であれば、季節に関わらず症状を招きやすくなります。
家で出来るハウスダストに対する対策として
ダニを減らすために対策や掃除にかなり労力がかかります。
特に生活する中で過ごす時間が長い寝室やリビングは重点的に掃除をしていきましょう。
ポイントは整理整頓・片付け
部屋に物が多いとその隙間や物の下にホコリなどがたまりやすくなります。
まずは必要最低限の椅子や家具だけにしてホコリをたまりにくくする環境を整えていきましょう。
室内環境にも目を向けていきましょう
室内環境もダニの繁殖条件を避けるような環境を目指しましょう。湿度を60%を超えないように風通しを良くしたり、除湿器を使用して湿度を守りましょう。
床材やカーテン、カーペットはできるだけ起毛された素材は避けてください。ぬいぐるみやクッションは置かないように片付けましょう。
換気は毎日必ず行い、掃除機は2日に1度は丁寧にかけて床がフローリングの場合は掃除機をかける前に雑巾などで拭き掃除をして掃除機の排気によるホコリの舞い上がりを防ぎましょう。
空気清浄機も掃除中と掃除後も一定時間稼働させると効果が上がります。
ハウスダストから守るために代謝・免疫アップに効果的なつぼ
まずは右足裏にある①肝臓の反射区を痛気持ちいい程度の刺激でもみほぐしていきます。
効果としては体内の毒素を分解して代謝アップに働きかけていきます。それと肝臓の機能を高める事に効果が期待できます。
その後に足の甲側の親指と人差し指の間にある②太衝を刺激していきます。
効果としては頭に血がのぼってイライラする感じを和らげたり、疲労感や不眠にも効果的です。
最後はお腹にあるお臍から指4本分程度上にある③中睆を刺激すると胃腸の働きを助けていきます。それと免疫アップに効果が期待できます。
そのままお臍から指4本分程度下にある④関元を刺激すると冷えと代謝アップに効果的です。
※お腹のつぼを刺激する時は軽く押圧するようにさすっていきます。それとホットタオルなどで温めると効果が期待できます。
寒暖差による症状を緩和するための対策
寒暖差による症状も花粉やハウスダストでの起きる症状とほとんど同じで特徴としては、鼻水が無色透明でサラサラして目の痒みや熱がないのが特徴です。
寒暖差アレルギーの原因は厳しい気温差により自律神経の乱れだといわれています。
寒暖差アレルギーの対策として
気温差を小さくする
屋外と屋内の気温差をさげるために脱ぎやすく温度調節がしやすいショールやカーディガン、マフラーなどで保温するのが効果的です。
また、暖房の効いた屋内にいると外出した際に気温差で症状が出てしまう恐れがあります。暖房はつけっぱなしにするのではなく、外出前に電源を切って身体を外気温に慣らしておきましょう。
血流を促していく
血流を促す事で寒暖差アレルギー予防に効果的です。
特に首のつく所は太い血管が通っているためにマフラーやショール、ネックウォーマーなどで保温して、手首や足首にもアームウォーマー、手袋、レッグウォーマーや靴下などで保温しましょう。
それと軽い運動も有効です。なかでもウォーキングやジョギング、水泳といった有酸素運動は血流の促進に効果的です。
食事も血流を促すのに大事で例えばショウガや黒豆、黒ゴマなどは身体を温めることで代謝の向上も期待できます。
自律神経を整える
セルフで出来る自律神経を整えるために効果的な足つぼがありますので紹介していきます。
寒暖差アレルギーを改善するために自律神経を整えるのに効果的なつぼ
寒暖差の影響で自律神経が乱れると症状として全身が緊張したり、何も理由がないのにイライラするような気持ちが出てきます。
まずは先程も寒暖差アレルギーの対策でもあったように血流を促していく上でも効果が期待できるところを刺激していきます。
手足の指先の爪のつけ根には様々な神経が集まっていて刺激する事で血流を促していきます。
刺激の方法としては気持ち強めで指先を摘まむように刺激していきます。すると指先からポカポカと温まってくると効果が期待できます。
その後に全身の緊張感を和らげるために足の親指と人差し指の間にある①太衝を痛気持ちいい程度で繰り返し押圧しながらスライドしていきます。
他の効果としては肝臓の機能を高めたり、頭に血がのぼってイライラする感じを和らげたり、身体の疲労感を緩和するように働きかけていきます。
最後は手の親指と人差し指の間にある②合谷は気持ちがソワソワして落ち着かない時に効果的で、心地よい強さでもみほぐしていくと気持ちが落ち着いて平常心を取り戻すのに効果的です。
後、寒暖差アレルギーの対策に必要なのはバランスの良い食事と睡眠時間、ストレスを溜めない事です。
日常の生活習慣を見直して改善できるところを変えていくだけでも効果は期待できます。
まとめ
今回は【鼻のグスグスの原因は寒暖差の影響!?それとも花粉症?そのような症状の対策と効果的なつぼ】について紹介しました。
鼻のグスグスする感じはストレスになります。
症状を感じた時には早めに原因をみつけ対策とケアする事で改善が出来れば幸いです。
足つぼはその症状を改善させる一つの方法だと思います。この記事を参考にして一人でもその症状が改善される事を願っております。
ただセルフでは限界がありますので何かありましたら是非プロにお任せください。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
コメント