こんにちは!!
《今》の身体の悩みを私に《任》せてくれませんか??
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の、今を任せると書いて今任(いまとう)です。
足がつると聞くと主にふくらはぎが『こむら返り』を起こす事のイメージがあると思います。
しかし就寝中に足の指がつる経験をしたことがある方は多いはずです。
指がつるというのは、指のつけ根にある筋肉が痙攣を起こし痛みを伴っている状態です。
場合によっては病気が隠れていることも考えられるので注意が必要です。
こちらに『こむら返り』について紹介していますので参考にしてみてください!
今回は指先がつる原因と解決法を紹介していきます。
足の指先がつる原因
足の指先がつるのは、自分の意思とは関係なしに足の指(足趾)が硬直して筋肉が収縮する動きを言います。
つまり指のつけ根にある筋肉が痙攣している状態で、多くの場合は痛みを伴いますが目に見えるような痙攣ではありません。
足の指先は運動中や就寝中などにつることが多く、急に筋肉がこわばったようになったり、急に強い痛みとともに動かしづらくなったりします。
手指もつることがありますが、筋肉の量や状態によって手よりは足の指先の方がつりやすいと言われています。
原因
足の指先がつる原因は生活習慣や病気・体質が影響して事が考えられます。
生活習慣
冷え・・・足の指先がつる原因として【冷え】があります。体温低下によって筋肉が緊張すると足がつりやすくなります。夏場でも寝ている時に足先が出ていると、冷えてしまう恐れがありますので注意が必
脱水症状・・・ミネラル(ナトリウム・カリウム・マグネシウム)の不足も足がつる原因になります。
ミネラルは筋肉の収縮作用に影響し、脱水症状が起こるとこれらが不足します。
特に運動中や就寝中は脱水症状が起こりやすく、ミネラル不足が生じるため足の指先がつるが多くなります。
疲労・・・疲労が溜まっていると足の指先がつる原因になります。
長時間の立ち仕事やハードな運動をする方はケアをしないと運動中や就寝中に足の指がつりやすくなります。
水泳中・・・これから暑くなるとプールに入ることが多くなると思います。次のような条件が揃うと足の指先がつりやすくなります。
- 筋肉疲労
- 冷えなどによる血行不良
- 脱水症状
体質や病気
加齢や慢性的な疾患・・・加齢や慢性的な疾患も原因として考えらます。
加齢による筋肉量の減少や、末梢神経の障害を抱える糖尿病の方などは筋肉の痙攣を引き起こしやすいといわれています。
肝臓機能障害・・・肝臓の機能低下【肝硬変】などはミネラルのバランスを崩すために足の指先がつる原因となります。
閉塞性動脈硬化症・・・この病気は最終的に足の指を切断しなければならないほど重篤な状況に陥る可能性があります。
検査法として両足を上げて1分程度足首を動かした時に片足だけ色が真っ白になる場合は危険です。異変がみられたら病院を受診してください。
妊娠中
妊娠中も血行不良やミネラル不足によって足がつりやすいといわれています。
また妊娠後期になるとお腹や胎児が大きく重くなってくるため、無意識に歩き方に変化が起きて足がつりやすくなるといわれています。
解決法
先ほども話したようにミネラルのバランス、足先の冷え、筋肉の低下によって足先がつりやすい原因になっていることが考えられます。
そこを意識して生活習慣を変えるだけでも足先がつる症状を緩和する事が期待できます。
それにプラスのケアで足つぼを刺激していきましょう。
水分代謝を上げる足つぼ
ミネラルバランスを整えるために水分代謝を上げるのに効果的な足つぼです。
内くるぶしの下にあるくぼみにある①照海を刺激していきます。
効果は足先の冷えとむくみを改善するために血流を促進していきます。
刺激の方法は痛気持ちいい程度で3秒間の持続圧を入れて緩めてを繰り返して行います。
内くるぶしの下と踵の間にある②水泉を刺激していきます。
効果は水分代謝を上げるのに働きかけて余分な水分を排出するのに効果的です。冷えとむくみの改善にも期待できます。
刺激の方法は痛気持ちいい程度で押圧しながらスライドしていきます。
内くるぶしの後ろでアキレス腱との間にある③太渓を刺激していきます。
効果は下半身の血流を促進することで冷えやむくみの改善に期待できます。
刺激の方法は痛気持ちいい程度で足首に向けて押圧しながらスライドしていきます。
内くるぶしの高い所から指4本分程度上にある④三陰交を刺激していきます。
効果は女性は婦人科系全般のトラブルの緩和に効果的です。男性は全身の疲労感や倦怠感の緩和に効果が期待できます。
刺激の方法は痛気持ちいい強さで3秒間の持続圧を入れて緩めてを繰り返し行います。
水分代謝を上げることで必要なミネラルの吸収に働きかけて余分な水分は排出しやすくします。
足の冷えを緩和する足つぼ
足の冷えを改善することで血流を促進するように働きかけていきます。
そうすることで足先がつるのを予防することに効果的です。
右足の小指側にだけある①肝臓・胆のうの反射区を刺激していきます。
効果は肝臓の機能を高め、毒素を分解して代謝に働きかけていきます。それと肝臓に集められた血液を心臓に送るように働きかけていきます。
刺激の方法は痛気持ちいい程度で満遍なくほぐしていきます。
左足の小指側にだけある②心臓③脾臓の反射区を刺激していきます。
効果は肝臓から送られてきた血液を全身に循環するように働きかけていきます。それと体内に不足している血液を調節するように働きかけていきます。
刺激の方法は痛気持ちいい程度で満遍なくほぐしていきます。
指の付け根から指先を摘まみ上げていきます。
刺激の方法は指先の甲側と裏側を痛気持ちいい程度で挟むように刺激していきます。
効果は指先からポカポカして全身を温めるように働きかけていきます。
筋肉の疲労を緩和する足つぼ
疲労感は目に見えないもので、足先がつることが身体に疲労が溜まっていることのサインになります。
足先がつる前に身体に溜まっている疲労感を改善していきましょう!!
足裏中央よりやや上にある①副腎の反射区と湧泉を刺激していきます。
効果は免疫力アップすことで筋肉の疲労を緩和するように働きかけていきます。それと生命のエネルギーが湧き出ることで疲労感の緩和に効果が期待できます。
刺激の方法は足の甲側に向けて痛気持ちいい程度で押し込むように刺激します。
足裏中央よりやや上にある②腹腔神経叢の反射区を刺激していきます。
効果は体内の消化・吸収・代謝・排出の働きを助けていくことで身体に滞っている老廃物や疲労感の改善に効果的です。
刺激の方法はここの反射区は範囲が広いので満遍なく痛気持ちいい程度でもみほぐしていきます。
膝の外側の関節の隙間から指4本分程度下にある③足の三里を刺激していきます。
効果は胃腸の不調を整えるように働きかけていきます。それと全身の疲労感を改善しエネルギーの回復に効果的です。
まとめ
今回は【足の指先がつる!原因と解決法】についての紹介でした。
『足先がつる!』とはよく聞きます。
実際に患者さんでも夜中に足先がつる方は多いです。
今回はそのように足先がつる方の原因や解決法について紹介してきました。
生活習慣の見直しやケアとして足つぼの刺激をすることで効果が期待できます。
足つぼはその症状を改善させる一つの方法だと思います。この記事を参考にして一人でもその症状が改善される事を願っております。
ただセルフでは限界がありますので何かありましたら是非プロにお任せください。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくします
コメント