本格的な冬に起こしやすい『冬バテ』の改善に効果的な足つぼ

こんにちは!!

《今》の身体の悩みを私に《任》せてくれませんか??

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の、今を任せると書いて今任(いまとう)です。

寒さが日に日に厳しくなってきましたね。

もう本格的な冬って感じがします。

このように本格的な冬を迎えるようになると、漠然とした心身の不調を感じませんか!?

夏の暑い時期にも同じような症状を起こしていませんでした?

倦怠感のような【疲れやすかったり、やる気がでない、身体がだるい】などの症状を・・・

夏にこのような症状を起こす【夏バテ】はよく耳にすると思いますが、冬も同じくこのような不調のことを【冬バテ】といいます。

この夏バテと冬バテの大きな違いでいうと、夏バテは食欲不振、睡眠不足などの症状を起こしやすいです。

一方、冬バテは過食・過眠、気持ちが落ち込みやすいなどの症状を起こしやすくなります。

今回はこのような【冬バテ】の改善のために効果的な足つぼを紹介していきます!!

目次

冬バテの原因

冬バテの主な原因は日照時間が減って【セロトニン】の分泌が減少する事です。

セロトニンにはドパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質をコントロールし、精神を安定させる働きかけていきます。また、睡眠を促すホルモン【メラニン】の分泌や食欲のコントロールにもセロトニンはかかわっています。

このことからセロトニンが減少する事でうつの症状(気分が落ち込む、イライラしやすくなるなど)睡眠トラブル(寝つきが悪い、眠りが浅いなど)過食といった症状を起こしやすくなります。

以前にセロトニンの不足で紹介した記事がありますので参考にしてみてください。

うつの症状、睡眠トラブル、過食による消化機能の不調を改善するために効果的なつぼ紹介していきます。

うつの症状(気分が落ち込む、イライラしやすくなるなど)に効果的なつぼ

寒暖差による影響もあった事で、自律神経が乱れがこのようなうつの症状を起こしやすくなっていた事が考えられます。

まずこの冬の時期に気持ちが落ち込んだり、イライラしやすい時にはつぼを刺激して落ち着きましょう。

STEP
①丹田(たんでん)

へそから3~4本分程度下にある①丹田で全身の気の流れを促進することで血流促進に効果が期待できます。それに元気の気が集まる所でもあり元気回復に効果的なつぼです。

刺激の方法は①丹田に両手で軽く圧をかけていきます。それかホットタオルなどで温めていきます。

STEP
②太衝(たいしょう)

足の第一趾と二趾の間にある①太衝でイライラ感を緩和して落ち込んだ気持ちを落ち着かせていきます。

刺激の方法は指の間を痛気持ちいい程度で押圧しながらスライドします。

睡眠トラブルの緩和に効果的なつぼ

夏場の睡眠不足とは違って、冬の睡眠トラブルは異常に眠くて過眠になったと思うと、寝つきが悪く眠りが浅くなったりで睡眠トラブルを起こしやすくなる事が考えられます。

その原因は日照時間が減る事でホルモンバランスが崩れやすくなっていた事も原因の一つだと思います。

このような睡眠トラブルを改善するためには日光にあたる時間を増やすように習慣つける事と、これから紹介する足つぼを刺激していきましょう。

STEP
⑤生殖腺の反射区

踵にある⑤生殖腺の反射区でストレスや冷えの緩和に効果が期待できます。

刺激の方法は踵は皮膚が厚く硬いのでホットタオルなどで温めて柔らげてから痛気持ちいい程度でもみほぐしていきます。

STEP
④失眠(しつみん)

踵の真ん中にある④失眠で睡眠トラブルを改善するように働きかけていきます。

刺激の方法は気持ち強めで押し込むように刺激します。
※就寝前の時は心地よい程度で押し込むように刺激します。

STEP
③小脳の反射区

親指の内側の指のつけ根にある③小脳の反射区でホルモンバランスを整えるように働きかけていきます。

刺激の方法は同じように刺激します。

STEP
①隠白(いんぱく)

親指の指先で外側の爪のつけ根にある①隠白で精神を安定するように働きかけていきます。

刺激の方法は同じように摘まむように刺激します。

STEP
②行間(こうかん)

第一趾と二趾の間にある②行間で眠れないでイライラする感じを落ち着かせるために効果的です。

刺激の方法は指の間を押し込むように刺激します。

消化機能の働きを助けるために効果的なつぼ

冬の時期の消化機能に影響を起こすのはセロトニンの分泌が主に原因になるといわれています。

そのように消化機能に不調がある方は急に過食になったり、炭水化物や甘いものを多く摂る事で胃腸に負担をかけて消化機能に不調を起こしやすくなります。

まずは消化機能を高める事で改善を目指していきましょう。

STEP
①腹腔神経叢の反射区

足裏中央よりやや上にある①腹腔神経叢の反射区で体内の消化・吸収・代謝・排出の働きを助けていきます。

刺激の方法は範囲が広いので痛気持ちいい程度で満遍なくほぐしていきます。

STEP
左足の②横行結腸③下行結腸④S状結腸⑤直腸の反射区

左足の中央にある②横行結腸③下行結腸④S状結腸⑤直腸の反射区で大腸の働きを助けていきます。それに滞っている排泄物や老廃物の排出に働きかけていきます。

刺激の方法は痛気持ちいい程度で矢印の方向に押圧しながらスライドしていきます

STEP
右足の⑥上行結腸②横行結腸の反射区

右足の小指側にある⑥上行結腸の反射区から中央にある②横行結腸の反射区で同じように大腸の働きを助けていきます。

刺激の方法は同じように押圧しながらスライドしていきます。

STEP
左右の⑦小腸の反射区

大腸の反射区に囲まれている⑦小腸の反射区で細胞に栄養素を循環するように働きかけていきます。

刺激の方法は範囲が広いので満遍なく痛気持ちいい程度でもみほぐしていきます。

STEP
⑧胃⑨すい臓⑩十二指腸の反射区

母指球のすぐ下にある⑧胃⑨すい臓⑩十二指腸の反射区で消化機能を高めるよう働きかけていきます。

刺激の方法は硬さや痛みがある場合は柔らかくなるまで何回も繰り返し痛気持ちいい程度でもみほぐしていきます。

まとめ

今回は【本格的な冬に起こしやすい『冬バテ』の改善に効果的な足つぼ】についての紹介でした。

今年は夏の暑さが異常だったせいか、夏の期間が長く秋はあっという間に過ぎて、冬を迎えた感じがしますね。

本来なら夏に溜め込んだ疲労を秋で回復するのですが、間に合わず冬を迎えた事でより不調を起こしやすくなっていた事が考えられます。

そのせいで【冬バテ】の症状を起こしている方が多く診られたのかもしれません。

今回は実際に冬バテを起こしている方に行った施術の紹介になりました。

まだ、これからも一層寒くなる事が予想されます。経過を追いながらより効果的な施術を紹介していきますのでよろしくお願いします。

何かございましたらお気軽にご相談ください。

足つぼはその症状を改善させる一つの方法だと思います。この記事を参考にして一人でもその症状が改善される事を願っております。

ただセルフでは限界がありますので何かありましたら是非プロにお任せください。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくします

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