こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回は一か月前に来院された方に再度来院していただきました。
以前来院された時は夕方になると足の浮腫みと疲労感が強く感じるとの事でした。
今回は仕事がひと段落してひと息ついた時に、今まで抱えていた体の症状が一気にあふれ出たように感じてありました。
最近は普段は運動が出来ていたのに走りにいく時間もない事でストレスが溜まり、お腹の調子も悪く、それに生理が始まり体のだるさと疲労感でいっぱいいっぱいになっておられました。
今回の記事はこの方のはっきりした原因がわからなく、専門機関で診察・検査してもその原因が医学的に説明がつかない不定愁訴を緩和していく為の施術を紹介していきます。
↓こちらに前回の症状を緩和するために行った施術を紹介してますので参考にしてみてください。
前回と今回で比べた足つぼの特徴
前回は忙しい中でも走りいく事ができストレスの発散が出来てたそうですが、今回はその時間もなくストレスが溜まる一方だったそうです。
前回と今回を比べると今回は生理が始まった事で尚、体のだるさと疲労感を感じていました。症状をお伺いすると自律神経にも支障があるのではないかと考えました。
なのでまずは足元に溜まっている老廃物を押し上げて行く事を目指して刺激していきます。
足裏中央にある泌尿器系の反射区を実際に押圧すると硬くなっていて、滞りを感じました。
腎臓の反射区⇒輸尿管⇒膀胱の反射区と順に押圧しながらスライドしていきます。
※少し痛がっても和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていくと効果的でした。
今回はお腹の調子が悪いことで便秘になりやすい状態にもなっていたのでそこをケアしていく為に刺激していきます。
特に左足の下行結腸からS状結腸・直腸の反射区が硬くなっていましたので和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていきます。
その後は右足の上行結腸から横行結腸の反射区を押圧しながらスライドしていきます。
※ここは強い刺激ではなく痛気持ちいい程度で刺激しているとお腹がグルグルと動くように感じたとおっしゃっていました。
次に今回の重要なポイントでご本人も一番痛がっていた反射区を刺激していきます。
足裏中央にある【腹腔神経叢(ふっくうしんけいそう)】の効果としては消化・吸収・代謝・排出に働きかける反射区で硬くなっていましたので和らげるように両手の親指でしっかりと押圧したり緩めたりを何度か繰り返しする事で効果的でした。
※ここを刺激していると体が温まってきたともおっしゃっていました。
最後はうつ伏せになってもらいふくらはぎの筋肉の緊張を和らげていきます。
膝裏の中央にある【委中(いちゅう)】ふくらはぎの中央の【承筋(しょうきん)】その下に筋肉とアキレス腱に移行する所にある【承山(しょうざん)】ここの三つのつぼを重点的にもみほぐすことで腰背部の緊張、足元の浮腫み、足の疲労感などに効果があるといわれてます。
※刺激は心地よい強さで和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていくと効果的でした。
今回のこの方に効果的なトリートメント
体調が崩れていて精神的にもきつい時の生理で、だるさも疲労感も強く出ていたのでそこをケアするために実際に行った施術に近いを動画で紹介していきます。
まずは踵を両手で包み込むようにして温めていきます。
踵の骨盤の反射区を握りこぶしで押圧しながらスライドしてほぐしていきます。
刺激する事で骨盤内の血流を促すようにすると効果としては婦人科系の他に排尿トラブルに効果があるといわれてます。
次に踵の内側と外側にある子宮と卵巣の反射区を挟んで刺激します。
※ここも痛気持ちいい程度で刺激すると効果が期待ができます。
最後は親指のつけ根にある胸椎の反射区と腰椎の反射区を、押圧しながらスライドしていく事で自律神経を整える効果に期待ができます。
まとめ
前回から一か月程度空いていたことで疲労感も症状も強く感じられていました。
ご本人も忙しいくて自分の体どころではなかったといわれてました。
今回は走ることができない事でストレスがたまった事と生理痛が重なった事で症状がつらくなったと思います。
ですので生理痛が緩和するように踵を温めた状態でボール(ボールはご自分で持っているある程度硬い物)を踏むなどをして足裏をほぐすようにセルフケアをお願いしました。
これからもこの方の症状を緩和するために定期的に来院してもらうようにしています。
気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
コメント