こんにちは！
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任（いまとう）です。
この方は以前から何回か来院されている方で、今回は原因がわからない胃の痛みと首肩に筋肉の緊張がある状態で来院されました。
こちらに以前来院された時、行った施術を紹介していますので参考にしてみてください。
原因のわからない胃の痛み
症状をお伺いしていくうちに胃の痛みを感じる何日か前に一度、食あたりでお腹を下していたことがあったそうです。
そのお腹を下した状態は１日で改善されたといわれていました。
それで症状をよく聞いていくと最近、睡眠をとる時間が少なく寝不足でもあるといわれていました。
ここまでの症状をお伺いして考えられる事は消化器系の働きに影響があると思います。一度お腹を下した事もあって消化器系に負荷を与えたり、睡眠不足によることで消化・吸収に働きかける副交感神経の働きも低下していると考えられます。
そこで今までの症状を緩和するために行った足つぼを刺激していきます。
足の人差し指のつけ根にある【①裏内庭（うらないてい）】は食あたりに効果があるといわれていますので３秒間程度の持続圧を入れて緩めてを繰り返し刺激していくと、本人も痛がっていましたので痛気持ちいい程度で刺激すると効果が期待できます。
それと消化・吸収を助けるために反射区を刺激していきます。
まずは土踏まず周辺にある【⑭胃の反射区】【⑮すい臓の反射区】【⑯十二指腸の反射区】をまんべんなくもみほぐしていくと『お腹がグルグルと動いた』といわれていました。
次に足裏中央にある【⑰腹腔神経叢（ふっくうしんけいそう）の反射区】で吸収・消化・代謝・排出の働きを助けていきます。ここは３秒間程度の持続圧を入れて緩めてを繰り返しながら刺激して和らげいきます。
今回来院された時は胃の痛み自体はなく、つぼと反射区を刺激したことでお腹がすっきりしたとの声をいただきました。
首肩の筋肉の緊張もありましたので【⑥僧帽筋の反射区】【⑫首の反射区】を和らぐまで押圧しながらスライドを繰り返すことで首肩の緊張を緩和していきます。
首肩の緊張もですが、交感神経が優位に働いている事で副交感神経の働きが低下して自律神経のバランスも乱れていることが考えられます。
自律神経のバランスを整える
自律神経を整えることで腸内環境も整うことに期待できます。腸内環境が整うと原因がわかっていなかった胃の痛みの改善にも効果があると思います。
自律神経を整えるために行った施術を動画で紹介しています。
まずは足の親指の指腹にある反射区を刺激する事で頭痛や頭重感にも効果があり、ストレスの緩和に働きかけていきます。しっかり刺激してもみほぐしていきます。その後、同じように他の指をつけ根から指先まで摘まみ上げるようにしていきます。
最後に踵の反射区をもみほぐす事で骨盤内の血流を促して排尿トラブルや婦人科系のトラブルに効果が期待できます。
それと踵の真ん中にある【失眠】のつぼも同時に刺激する事で睡眠トラブルにも効果が期待できます。
その後に足首を後ろに反らして３０秒間程度のストレッチする事で身体の緊張が漢和していきます。
まとめ
今回は久しぶりに来院された方で胃の痛みと首肩の緊張で悩まれていました。
胃の痛みは来院される２～３日前にあったそうで今回は痛みはありませんでしたが、原因もわからずに悩んでおられました。
原因としては日常生活で首肩の緊張もあり交感神経の働きが過剰に活性化し、食事も食べたり食べなかったりで腸内環境も乱れていたことが考えられます。
まずはそこを整えていくように施術を行ってきましたが、それでも食欲不振が続いたり、胃の痛みがある場合は専門機関への受診を勧めました。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後３０分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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