毎食後にお腹を下す事で悩まれている方に効果的なつぼ療法

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。

今回は食後にお腹を下す事で悩まれていて足つぼを受けに来院された方について紹介していきます。

そのような症状が続く時はまずは専門機関への受診されて医師の診断を受けるのが先決です。

その後施術は行っていきます。

この方も医師に診断されて特に疾患はないといわれたそうです。

それでしたら何が原因で今抱えている症状を感じているのでしょうか?

まずは実際に足を触っていってどのような足つぼの特徴があるのか診ていきます。

目次

この方の足つぼの特徴

症状をお伺いすると身体の冷えが強く足先も冷たくて足裏を触っていくと全体的に硬くなっていました。

特に土踏まず部分にある消化器系の反射区が硬く感じましたのでまずはここからほぐしていきます。

土踏まず部分にある【胃の反射区】に3秒間程度の持続圧をすると、けっこう痛がっていましたので和らぐまで持続圧かけて緩めてを繰り返していきます。

和らいできたらその下の【すい臓の反射区】【十二指腸の反射区】を押圧しながらスライドしていきます。

ここも痛がっていましたので和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドします。

その後に足裏中央にある【腹腔神経叢(ふっくうしんけいそう)】を刺激する事で消化・吸収・代謝・排出の働きを助けていきます。

※ここも両手の親指でしっかりと3秒間程度の持続圧を入れて緩めてを繰り返して和らげていくと効果が期待できます。

お腹を下す事で体内の水分代謝も乱れてきますので整えていくために刺激していきます。

膝の下の大きな骨の後ろのくぼみに【陰陵泉(いんりょうせん)】というつぼあり消化不良や足の浮腫みなどに効果があり水分代謝を整えていくといわれています。

それと内くるぶしの斜め下と踵の間にある【水泉(すいせん)】も水分代謝に働きかけ生理中の浮腫みなどにも効果があるといわれてます。

※どちらとも水の性質が強いためにここを促すこと水分代謝を整える働きに期待できます。

次に胃腸の調子を整えるのと胃に痛みがある時に効果が期待できるつぼを刺激していきます。

まずは胃のチクチクする痛みになどに効果があるといわれている【梁丘(りょうきゅう)】は膝のお皿の上端から指3本分上にあり、ここを刺激する事で効果が期待できます。

次は膝の外側の関節の隙間から指4本分程度下にある【足の三里】は胃腸の働きを整える事と、冷たいものを摂り過ぎての不調を緩和する効果に期待ができます。

※【梁丘】を刺激する時はつぼ周辺を痛気持ちいい程度でもみほぐしていきます。【足の三里】も同じようにつぼ周辺をもみほぐすのとホットタオルなどで温めるのも効果的です。

この方の症状に効果的なトリートメント

この方の場合は食後便が緩く下痢の状態になるといわれてましたので、そこのケアのために行った施術を動画で紹介していきます。

まずは左足の【横行結腸の反射区】から押圧しながらスライドして【下行結腸の反射区】そこからさらに【S状結腸・直腸の反射区】までを刺激していきます。

次に土踏まず部分にある【消化器系の反射区】をもみほぐした後に足裏中央にある【小腸の反射区】までもみほぐしていきます。

その後に足の親指の指腹をもみほぐすことで、ストレスの緩和にも働きかけていきます。

※イメージとしては腸の働きを整えていくために刺激すると効果が期待できます。

次は右足の【上行結腸の反射区】にいき押圧しながらスライドして【横行結腸の反射区】まで刺激していきます。

その後に左足と同じように土踏まず周辺をもみほぐしていきます。

最後は足の親指の指腹を同じように刺激していきます。

※お腹を下す原因として冷えやストレスでの影響も考えられますので今回紹介した施術を行うと効果が期待できます。

まとめ

今回は毎食後にお腹を下す事で悩まれている方に行った施術を紹介していきました。

医師の診断でも特に疾患がないといわれてましたので、何が原因なのか探りながら施術を行っていきました。

それで足を触っていくと確かに硬くなって痛がるところもありましたので、まずはそこを和らげていくように刺激する事で効果は期待できます。

今度来院された時にどこまで症状が改善されているのかが気になります。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう

●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください

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