こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
長年踊りをされている方で最近よく左足のふくらはぎがつるといわれて来院されました。
症状をお伺いすると10年ぐらい前に脳梗塞を患っておられました。
それで左側の麻痺がありましたが、リハビリされていてほとんど改善したとの事でした。
現在は体調や天候の状態で左足を引きずるようになる時もあるそうです。
今回はこの方の足の症状を緩和するために行なった施術を具体的に紹介していきます。
踊りの稽古後にでる足の症状での悩み
この方の症状でよく左足がつるといわれていたのと他の症状をお伺いしたところ、足をかばうように踊ったりする事で左側のお尻も痛めていました。
それで実際に触っていくと左側のお尻とふくらはぎの筋肉の量が右側と比べると少ないように感じました。
これらの原因は脳梗塞での麻痺も考えられそうです。
踊っていて左側の状態が良くない時はバランスを崩しやすく転倒する事もあったそうです。
この方の症状での足つぼの特徴
この方の足の特徴として左側のふくらはぎの筋肉量が少ないのと、足首の可動域も少なくなっていました。
そうなると足の裏も土踏まずが少なくなり、扁平足になっていました。
それと指が曲がって足指が地面に接してない状態になり、重心を踵側にすると指が浮いたようになる【浮指(うきゆび)】にもなっていました。
↑↑これが足がつったり転倒の原因かもしれません。
足の裏の反射区で消化器系の反射区が硬くなっていました。
これらの症状を緩和するための施術を行っていきます。
踊りの稽古後にでる足の症状に効果的なトリートメント
まずは足の浮指を緩和するための施術の動画を紹介していきます。
ここは足つぼとか反射区を気にせずに足の指のつけ根から指先までを伸ばすように摘まみ上げていきます。
足の指が全部終わったら、足の裏の指のつけ根を握りこぶしで押圧しながらスライドした後に指の間を広げるようなイメージで両手で足をつかんで押圧スライドしていきます。
次に足の甲にいき、ここも握りこぶしで指の間を広げるように押圧しながらスライドしていきます。
最後も両手で足をつかんで指の間を広げるように押圧スライドしていきます。
※全体的に痛気持ちいい程度で刺激すると効果的です。
次は足首の可動域を広げるようにするのとふくらはぎの筋肉の緊張を緩和していきます。
まずは足の外側にあるスネ側(前脛骨筋)を下から上に押圧しながらスライドしていきます。
そのまま内側のふくらはぎの筋肉を上から下に押圧しながらスライドしていきます。
その後に足裏を全体的に、握りこぶしでほぐしていきます。
次に足の指の間に手の指を入れて指の間を広げていきながら足首の可動域を広げるように回して血行促進を目指します。
最後はそのまま足を反らしてストレッチをしていきます。(30秒間程度すると効果的です。)
この方の気になる反射区を刺激していきます。
足裏の土踏まず部分にある消化器系の反射区が硬くなっていたので症状をお伺いすると、普段からあまりお腹が空かないともいわれてました。
ここにある三つの反射区を和らげるよう押圧しながらスライドを痛気持ちいい程度で何回も繰り返しすると効果的でした。
後日食欲がない日が減ったとのお言葉も頂きました。
ご感想
今回紹介したこの方は施術を行っていくうちにお尻にあった痛みとか足がつったりするのが緩和されていきました。
それからは疲労が溜まると足を引きずる事はありますが、今までの症状が緩和したとの声をいただきました。
今後も踊りを続けていきたいとの事なので自宅でのケアをお伝えして、自分でのケアもしっかりされているそうです。
皆さんも今抱えている症状は早めのケアで緩和する事が期待ができます。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざま不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼ後はお白湯などを飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
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