こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
皆さんお通じの調子はいかがでしょうか?
今回は何となく排便はあるのにスッキリしなかったり、3日以上排便がない方などの症状を改善するために効果的な排便のリズムとつぼを紹介していきます。
こちらに便秘を改善するために効果的な反射区を紹介していますので参考にしてみてください。
排便のリズムとは?
理想的な排便リズムというと夜寝ている時に副交感神経が活発に働き、腸がもっとも消化、吸収を行う時間になり朝の食後に排便があることが理想的だといわれています。
食べたもの栄養素はまず小腸に吸収、消化されその残ったカスをが大腸に送られ便につくり替えられます。固形になった便はS状結腸に溜り、朝には排便の準備が整っているといわれています。
朝は空になった胃に物が入ってくることで腸が刺激され腸が動き始めると【蠕動運動(ぜんどううんどう)】が始まり朝食後に便意があるのは自然のリズムだといわれています。
蠕動運動とは胃周辺の筋肉の収縮で生じたくびれが波のように徐々に伝わっていく運動のことをいいます。
胃では食物に胃酸やペプシンが攪拌(かくはん=かきまざる)でされることで粥状にして十二指腸へ送る働きをしています。食事を摂って胃が空腹になるのは4時間程かかるといわれています。
そういうことで排便は『朝の朝食後』が一番、理想的だと思われます。それでも排便のタイミングは人それぞれで朝ではない時間に排便があったり、1~2日排便がなくて平気な方もおられます。それで排便時に痛みがあったり、お腹が張ったりしなければ大丈夫です。
自分で排便リズムを把握することが重要なことです。
排便リズムがつかめない方や理想を求めるとしたら、まずは朝食後の決まった時間に毎朝トイレに行くことにします。便意を感じなくても便座に座る習慣をつけることで自然と便意を促すようになってくるといわれています。
そこで便がでないことで力を入れていきんだり、長時間トイレにいる必要はありません。いきみ過ぎると身体にも負担をかけて交感神経が優位になる事で緊張して余計に便意を感じなくなります。スムーズに排便を行うにはリラックスして副交感神経が優位になっている状態が良いといわれています。
それで、便意がある時に我慢をしてしまうと便秘になる恐れがありますので注意してください。
排便をスムーズにするためのつぼ療法
腸は外部からの刺激に敏感であることが特徴だといわれていますので、刺激することで腸の働きを促していきましょう。
そこで刺激すると効果が期待できるつぼを刺激していきます。
まずはお臍から横に指3本分程度のところにある【天枢(てんすう)】があり、そこから3本分下に【大巨(たいこ)】のつぼがあります。この2つのつぼは排便を促すのに効果があるといわれています。
つぼに手のひらをあてて軽く押圧しながらもみほぐしていきましょう。
※プラスのケアでお腹をホットタオルで温めるとより効果が期待できます。
便が特に滞りやすいのは大腸の曲がり角の四隅にだといわれていますので、直接刺激することで蠕動運動を助けて排便を促すようにしていきます。
まずはバウヒン弁は小腸への逆流防止に働く弁で、ここ周辺をもみほぐすと腸全般の働きを助けていきます。
次に【上行結腸】下から押圧しながらスライドしていき四隅の一つである【横行結腸】に入るところを押圧して滞り流すように刺激します。そのまま押圧しながらスライドして同じように【下行結腸】の曲がり角を押圧します。そのまま下に押圧しながらスライドして【S状結腸】の曲がり角も同じように押圧しましょう。
※イメージとしては平仮名の【の】の字を書くようにもみほぐしながら腸の四隅を意識すると効果が期待できます。朝でも便意がない時や便秘で悩まれている方にも効果的です。
まとめ
今回は便秘で悩まれている方に排便のリズムについて紹介してきました。
便秘の方も自分が便秘だと気づかれていなくて、何となく排便があることで大丈夫だと思われている方が多いと思いました。
その中でも排便のリズムが整う事で、今抱えている体の不調や症状が改善されることが期待できます。上で紹介したように朝食後に排便できるのが理想的なのでそこを目指すことで効果が期待できます。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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