こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
秋になるとお通じの調子が悪く便秘で悩まれているという事をよく聞きます。
秋は『食欲の秋』といわれるぐらい美味しい物がたくさん増えてきます。
それなのにお通じの調子が悪かったり便秘が続くと楽しむことができません。
そこで今回はお通じの調子が悪く便秘で悩まれている方に効果的なつぼを紹介していきます。
秋に便秘になる原因と効果的なつぼ
秋は便秘で悩まれている方がとても多くなるといわれています。
なぜかというと、秋の乾燥した冷たい風が身体のうるおいを奪い身体に余分な熱がこもる事で、腸も乾く原因になるといわれています。
その結果、便も乾いて硬くなり出にくくなってしまいます。
そこでまずは腸の働きを促すようにお腹にあるつぼを刺激していきます。
便秘の特効のつぼでおへそ回りにある【天枢(てんすう)】【大巨(たいこ)】は腸に直結するといわれていますので軽く圧をかけながら手のひらで押すと腸が動きだすように感じます。
【天枢】の位置はおへそから指幅3本分程度外側の左右にあります。【大巨】は【天枢】から指幅3本分程度下がった所にあります。
刺激の方法として
手のひらをつぼに当ててやや下に向け、軽く押すを繰り返していきます。
それと腸の乾燥をうるおして水分の調節するといわれている【復溜(ふくりゅう)】を刺激していきます。
【復溜】の位置は内くるぶしから指3本分程度上がった所にあります。
刺激の方法として
アキレス腱側から手を回してつぼを痛気持ちいい程度で刺激すると効果が期待できます。
プラスのケアで身体の余分な熱を取ることに効果が期待できるつぼを刺激していきます。
【合谷(ごうこく)】の位置は手の親指と人差し指の骨が交わる少し手前のくぼみで、人差し指側の骨のキワにあります。
刺激の方法として
人差し指の骨のキワに押し込むように痛気持ちいい程度でもみほぐしていきます。
【曲池(きょくち)】の位置は肘を深く曲げたときにできるシワの外側で押すとくぼむところです。
刺激の方法として
腕を外側からつかむようにして親指をつぼに当てて痛気持ちいい程度で押圧します。
プラスの養生として
この時季に出る食物繊維が豊富ないちじくは肺にうるおいを与え、肌の乾燥、喉の痛みをやわらげてくれます。
その他にも胃腸の働きを整えて便秘の改善に効果が期待できます。
熱を溜め込むタイプは余分な熱を冷まし、なおかつうるおいを足してくれる食べ物を取り入れましょう。
【きゅうり・トマト・アロエ・バナナ・こんにゃく・ごぼう】などおすすめです。
※食べ過ぎると身体を冷やし過ぎてしまいますので注意してください。
最後に便秘で悩まれている方に行った施術を動画で紹介していきます。
便秘で悩まれている方は大腸の中でも【下行結腸】【S状結腸】に排泄物や老廃物が滞りやすいいわれています。
それと大腸の四隅にも滞りやすいといわれてますので意識しながら刺激していくと効果が期待できます。
それでまずは左足の【横行結腸の反射区】を横に押圧しながらスライドしていきます。次に【下行結腸の反射区】を上から下に押圧しながらスライドしていきます。
そのまま【S状結腸の反射区】を押圧しながらスライドしていきます。最後に【直腸の反射区】を内くるぶしの後ろとアキレス腱の間まで押圧しながらスライドしていきます。
次に右足の【上行結腸の反射区】を下から上に押圧しながらスライドしていきます。その後に左足と同じように【横行結腸の反射区】を刺激した後に【直腸の反射区】も同じように刺激していきます。
まとめ
今回は秋になってお通じの調子が悪く便秘で悩まれている方に効果的なつぼを紹介していきました。
秋の乾いた冷たい風は他にも不調を招く恐れがあります。
なので前もってケアをしていると症状を防げることに期待できます。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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