こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回は【生理痛を和らげるつぼ】をご紹介していきたいと思います。
男性には生理痛の辛さは、分からない事だと思います。
女性は毎月だるくなったり腹部や腰が痛くなるようです。
『いつものことだから』と、我慢している方は多いと思います。
でも!!その痛みはケアしたり生活習慣を見直す事で症状が軽減する傾向にあります。
まずは生理痛・生理不順で悩まれている方のタイプを東洋医学的に分けていきます。
ストレスタイプで悩まれている方に効果的な足つぼ
人はそれぞれにストレスはあるとは思いますが、ストレスを感じると東洋医学的の気が滞り、血の巡りも悪くなります。
そうなると生理前・生理中に下腹部の張り・痛みを感じることがあります。
ストレスタイプ
- 生理前・生理中に下腹部の張り・痛みがある
- 胸の両脇の張り・痛みがある
- 情緒の変動によって痛みが変化する
- 経血の色が暗い
- 経血にかたまりがある
- イライラしやすい
まずは親指の指腹を全体的にもみほぐしていく事でストレスの緩和や頭痛・頭重感に効果が期待できます。
指腹の真ん中にある⑨脳下垂体の反射区を刺激することでホルモン分泌を促し子宮を収縮する働きを助けていきます。
次に足裏中央より少し上にある副腎の反射区で血圧の調節を行いホルモンバランスを整えていきます。
最後は踵にある㉚生殖腺の反射区を刺激する事で骨盤内の血流を促して排尿トラブルや婦人科系のトラブルに効果が期待できます。
冷えタイプで悩まれている方に効果的な足つぼ
夏は冷たいものを飲んだり、冷房で子宮が冷えた事で血流が悪くなって生理前・生理中に下腹部が冷えてる感じがしたり痛みも感じます。
冷えタイプ
- 生理前・生理中の下腹部の冷え・痛みがある
- 冷えると痛みが強くなる
- 温めると痛みが緩和する
- 経血の色が暗い
- 経血にかたまりがある
- 経血がスッキリでない
- 手足が冷える
- むくみやすい
冬になると夏のように冷たい食べ物や飲み物を摂る事は減りますが、外気と室内の温度差で冷えて生理前・生理中に下腹部に冷えや痛みを伴う事が考えられます。
そこで冷えによる症状を緩和するために足つぼを紹介していきます。
まずは両側の踵にある⑪卵巣の反射区と㉒子宮の反射区を挟むように刺激すると下腹部を温めたり、婦人科系のトラブルなどに効果が期待できます。
※効果を上げるために踵をホットタオルで温めると効果的です。
その後に内くるぶしの下と踵の間にある水泉のつぼを痛気持ちいい強さで3秒間程度の持続圧を入れていきます。
効果として生理中の腰痛、水分代謝、下腹部の冷えなどにも効果が期待できます。
次に内くるぶしとアキレス腱の間にある太渓を同じように刺激すると腎臓の機能を高め下半身から全身の血流を促していきます。
気血タイプで悩まれている方に効果的な足つぼ
食欲がなかったり・食べる量が少ない・慢性疾患や過度なダイエットで『食べられない』状態が続く事で、東洋医学的の気がつくられなくなると血が足りなくなります。
そうなると子宮に十分なエネルギーがいき渡らなくなり生理痛につながります。
気血不足タイプ
- 生理の後半に痛みが強くなる
- 比較的弱い痛みが長く続く
- 生理の周期が長い
- 経血の色が薄い
- 経血の量が少ない
- 疲労感がある
- 貧血やめまいを起こす
東洋医学的による血が不足する原因として食事が摂れない事が続くと気が作られずに血が足りなくなります。
そこでまずは食事が摂れるように消化器系の働きを整えていきましょう。
両足の土踏まずにある⑭胃⇒⑮すい臓⇒⑯十二指腸の反射区を順に押圧しながらスライドしていきます。
※ここの反射区が硬く痛みがある方は消化器系の不調を起こしている事が考えられます。
硬さが和らいで痛みが緩和すると効果が期待できます。
次に右足にだけある㉑肝臓の反射区を刺激すると体内の代謝に働きかけていきます。
他の効果として肝臓の機能を高め、肝臓に集められた血液を心臓に送る働きを助けていくといわれています。
その後に左足だけにある㉒心臓の反射区をもみほぐして肝臓から送られてきた血液を全身に循環していきます。
最後に㉓脾臓の反射区で血液が不足している所の調節を行っていきます。
※気血を補う事で子宮にエネルギーが行きわたり生理痛の改善が期待できます。
まとめ
今回は生理痛や生理不順に効果的な足つぼについてご紹介していきました。
生理痛や生理不順で困っている方は多いと思います。男性には分からない事ですがとてもつらそうです。
足つぼはその症状を改善させる一つの方法だと思います。この記事を参考にして一人でもその症状が改善される事を願っております。
ただセルフでは限界がありますので何かありましたら是非プロにお任せください。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
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