こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
この時季に気になるのが『しもやけ、あかぎれ』ですね。
しもやけは寒暖差の影響があって部屋と外での温度が10℃以上違うと発症しやすいといわれています。
寒い外から帰ってきて厚着のままでいると、部屋が暖かくて汗をかくと靴下が濡れてしまってそのままでいるとしもやけの原因になってしまいます。
後は水を使った後に手が濡れたままだと、その水が冷たくなる事で血行不良を起こし手がジンジンしたり痒みを感じたりします。
あかぎれも似たような症状を感じるのに違いはあるのかな?って思いませんか?
この辺りをケアの方法とともにご紹介していきますね。
しもやけとあかぎれの違いは?
しもやけもあかぎれも同じようなものだと思っている方は多いと思います。
実際は症状も原因も違いがあります。
しもやけは寒暖差で起きる症状ですが、あかぎれは乾燥が原因で起こる症状ともいわれています。
あかぎれは乾燥が続くことで体の水分が奪われてひび割れを起こすのが症状です。
出血まではないですが、そのまま放置していると症状が進行していきます。
※下記にしもやけや末端の冷えについて詳しく紹介してますので是非参考にしてみてください。
しもやけやあかぎれの対策
しもやけになる方は冷えの対策が必要で冷えることで血行が悪くなり症状が進行してしまいます。
靴もヒールの高い物やサイズが合わなくて窮屈な靴も足の血行を悪くする一つ原因になります。
外出先で手を洗ったり、家事では水を使うは多いと思いますので手を濡れたままにしないで水気はとりましょう。
これから時季的にも一層寒さは厳しくなりますが冷えを対策することであかぎれにも効果があります。
あかぎれは乾燥に注意が必要なのでハンドクリームなどで保湿はしていきましょう。
しもやけは急な気温の変化で血管が広がりきれずに症状がでやすいので、外から帰ったらまずぬるま湯に手を浸してゆっくりと血管を広げていきましょう。
しもやけやあかぎれに効果的なつぼ
【手に症状がある方】
東洋医学でいう大腸は皮膚に影響を与えるといわれていて、大腸の調子が悪くなると皮膚に何らかの症状があらわれるともいわれてます。
その大腸経の中でもオススメなつぼの手の三里と曲池をご紹介します。
【手の三里】は肘を曲げた時にできるシワから指3本分程度下がった所にあり効能としては肩こりや寝違え首肩の筋肉の張り、腕や手の痺れ痛み、歯痛、お腹の張り、大腸の働きを助けてくれます。
他にも精神安定、目の充血などにも効果があるといわれてます。
刺激も痛気持ちいい程度でもみほぐしましょう。
【曲池(きょくち)】は肘を曲げた時にできるシワの外側にあり効能は自然治癒力をアップさせる他に頭痛、腕や肩の痛み痺れ、自律神経を整えるなどにも効果があるといわれてます。
どちらとも大腸の経絡上にあって自分でも押圧しやすいので痛気持ちいい程度で刺激しましょう。
【足に症状がある方】
胃腸の働き促すことで体内から温めて冷えから体を守りましょう。
【足の三里】は腹痛、下痢、嘔吐など胃腸の不調、膝の痛み、足の痺れ、足のトラブルなどに効果的だといわれてます。
ここは強く押すと痛みを感じやすいので心地よい程度でもみほぐしていきます。
【陰陵泉(いんりょうせん)】内くるぶしを沿って上に上がっていくと太い骨がぶつかりますが、そこのくぼんだ所にあり、お腹の冷え、消化不良、泌尿器系、冷えによって悪化する生理痛、体内の余分な水分を排出にも働きかけます。
ここも強く押すと痛みを感じやすいので心地よい程度で刺激します。
この2つのつぼで消化器系の調子を整え体内から指先まで温まってきます。
まとめ
今回は【しもやけ、あかぎれ】について紹介してきましたが、しもやけで悩んでいる方は多いですね。
毎年同じ時季にしもやけができるともいわれています。
子供にも多く、外気の影響を受けやすくそれなのに寒い日でも外で遊んで靴下が濡れてもそのままにしていたりするとしもやけになりやすい原因になります。
子供は特に体温が逃げやすいのでこまめに着替えたり、靴もしっかり乾かして履きましょう。
しもやけになる原因を知って上記のケアをしてもらうと症状が緩和していくと思います。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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