こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いて今任(いまとう)です。
今回は【疲れ・だるさを和らげる足つぼ】をご紹介していきたいと思います。
最近、何とも言えないだるさがないですか?
この前のゴールデンウィークなどの連休で睡眠不足になったり、食生活での栄養のアンバランスが影響してるかもしれません。
後は気温差があって体がまだ慣れていない事もあります。
このことを中医学的に考えると3パターンのタイプがあり、その中で自分があてはまる事をチェックして多く該当したタイプは重点的にケアをしましょう。
一つでもチェックがついて該当するタイプの方もケアしていきましょう。
エネルギー不足(気虚)
元気の気・活気の気が不足しているために体を温める力が弱く冷えを感じやすくなります。
このタイプは胃腸も弱くなり十分に栄養を摂れずにエネルギーがつくりだせてない場合があります。
症状として
- 冷え性
- 下痢や軟便が多い
- 息切れしやすい
- 慢性的な疲労感がある
- 風邪をひきやすい
- 集中力が続かない
そんな方は胃腸の働きを助ける『足三里』を押圧します。
全身の気が集まる『気海』を温めながら軽くさすりましょう。
足三里のつぼの位置・・・膝の外側お皿の下のくぼみから指幅4本分程度下にあります。
押圧の仕方・・・指の腹全体で押圧するよりも優しくさする感じでします。
気海のつぼの位置・・・おへそより指二本分下にあります。
押圧の仕方・・・指の腹全体で押圧するよりも優しくさするようにします。
元気不足の方に摂って欲しいのは
甘くほくほくした食べ物で(大豆・じゃがいも・とうもろこし・かぼちゃ・栗など)がエネルギー源になります。
血が足りない(血虚)
血は全身に栄養を運ぶ役目があるため不足すると細部まで栄養が届いてません。
そうなると臓器の働きが弱くなり肌や髪のパサつき、エネルギーがつくれず疲れてしまいます。
症状として
- 情緒が安定しない
- 爪が薄い・割れやすい
- よく寝れない
- 貧血・めまいがする
- 考えがまとまりにくい
- 生理不順・経血量が少ない
そんな方は血が集まるつぼ字のとおり『血海』を押圧します。
生理不順改善の常用のつぼである『三陰交』も血に関係があり押圧しましょう。
血海のつぼの位置・・・膝の内側お皿の上から指幅3本分程度上がったところにあります。
押圧の仕方・・・椅子に座った状態から親指の腹をつぼに当ててイタ気持ちいい強さでもみほぐします。
三陰交のつぼの位置・・・うちくるぶしの上から指幅4本分程度上がったところにあります。
押圧の仕方・・・自分で押しやすい指の腹で押圧しながらもみほぐします。
血不足タイプの方に摂って欲しいもの
血を補う食べ物を積極的に摂り、赤い食べ物の(ぶどう・ブルーベリー・いちご・クコの実・ナツメなど)です。
腎が弱っている(腎虚)
生命活動の根本を担う『腎』の弱りは老化にも関係します。
この疲れは年齢のせいにして疲れやすくなったと自覚してしまう方も多いと思います。
腎のケアをおろそかにしてまうと老化が進行しより疲れてしまいます。
症状として
- 腰痛がある
- 冷えやすい
- 忘れっぽい
- 耳鳴りがする
- むくみやすい
- 尿がでにくいまたは頻尿・尿漏れがある
そんな方は腎の経絡上にある『湧泉』『太谿』を押圧することを習慣にしましょう。
湧泉のつぼの位置・・・足の裏で足の指をギュッと内側に曲げた時に一番へこむ場所にあります。
押圧の仕方・・・自分で押圧する時は椅子や床に座り足を反対の脚の大腿部の上に乗せて親指の腹で押圧しながらもみほぐします。
太谿のつぼの位置・・・うちくるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。
押圧の仕方・・・湧泉のつぼを押圧するような姿勢をとって、つぼに親指の腹を当ててイタ気持ちいい強さで押圧します。
腎精不足タイプの方に摂って欲しいもの
腎の働きを高めてくれる黒い食べ物で(黒豆・黒ごま・ひじき・きくらげ・海苔他にも海老・うなぎ・ナッツ類など)をおすすめします。
疲れがなかなかとれない時の足つぼを紹介します。
左足の小指側にある心臓の反射区で全身への血流を良くしてその下にある脾臓の反射区で血液量の調節をおこないます。
最後に足裏中央にある腹腔神経叢の反射区を両手の親指でイタ気持ちいい強さで押圧して消化器系の働きを良くします。
全身の倦怠感の足つぼ
右足の小指側にある肝の反射区をしっかりもみほぐして体の解毒をします。
足裏中央にある副腎・輸尿管・膀胱の反射区で老廃物を押し上げます。
押圧の強さは気持ちをシャキとしたい時にはイタ気持ちいい強さで刺激します。
疲労感が強い時は心地良い強さで刺激すると有効です。
まとめ
疲れ方は個人差があってなかなか他の人には伝わらないことが多いと思います。
なので今回、紹介した中医学的の診方で自分がどのタイプなのかを知って早めにケアしていきましょう。
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