こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
今回の記事は坐骨神経痛による足の症状で悩んでいた方の経過と今後の施術計画について紹介していきます。
↓こちらにこの方が最初来院された時の症状と実際に行った施術を紹介してますので参考にしてみてください。
この方が来院される日は1週間に1回程を1ヶ月続けて来院されています。
最初の2週は調子が良かったのですが3週目で少し調子が悪いとのことで来院されました。
原因は長時間の車での移動で座っている時間が長くなったことで臀部に負荷をかけ、ふくらはぎの張りやだるさの症状が強くなっておられました。
最初の頃にも足のだるさと浮腫みはありましたが、その時の症状よりも今回の方が楽だといわれてました。
2週間前と現在の足つぼの特徴と比べてみると
2週間前は睡眠導入剤を飲まないと眠れないといわれていてたので踵周辺の反射区が硬くなっていたのと、坐骨神経痛などの腰痛の関係で腹部が張り便秘になりやすい状態になる事で土踏まず部分にある消化器系の反射区も硬くなっていました。
睡眠に関係する踵周囲の硬さは柔らかくなっていましたが、ご本人がお薬を飲む事で寝れるとおっしゃっていましたので改善されているかは判断がつきませんが少し寝つきがいいといわれていました。(薬の判断は専門医の支持が大事です。)
お腹の調子をお伺いするとお通じの状態も改善されていて、土踏まず部分にある消化器系の反射区の硬さも和らいでいました。
今回の足のだるさは長時間の車での移動が続いた事で疲労が溜まったと思われます。
臀部の痛みも長時間、同じ姿勢で座っていたことが原因で痛みが出たと思います。
足つぼの特徴としては右足の裏にある肝臓の反射区が硬くなっていました。
効果としては体の毒素を分解したり、代謝を促す事で筋肉痛を和らげるように働きかけていきます。
※ここの反射区は右足にだけあるので硬さが和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドすると効果的でした。
もう一つの症状でふくらはぎの筋肉の張り方も、長く座っていた事で足元に老廃物が溜まってパンパンに張っていました。
この方の場合は臀部の痛みもあり、浮腫みもありましたのでそこを緩和するためにこの3つのつぼを刺激していきます。
まずは膝裏の中央にある【委中(いちゅう)】は腰と背中の緊張を和らげるのと浮腫みの緩和にも働きかけるといわれています。
押圧する時は軽く膝を曲げて窪んだところを痛気持ちいい程度で押圧すると効果が期待できます。
ふくらはぎの一番盛り上がっている所にある【承筋(しょうきん)】と、その下のアキレス腱から筋肉に移行する所にある【承山(しょうざん)】ここでも足の浮腫みと疲労感を緩和するといわれてますので、押圧しながらスライドしていきます。
今後の症状を緩和していく為のトリートメント
上記で紹介したつぼを意識しながら、実際に行ったふくらはぎをもみほぐしていく施術に近い動画を紹介していきます。
筋肉の張りや浮腫みが強い方にはホットストーンを使用してふくらはぎの緊張を和らげていきます。
↓こちらにホットストーンについての紹介をしています。
外側のふくらはぎを下から上に流すようなイメージで押圧しながらスライドしていきます。
次に内側を上から下に押圧しながらスライドしていきます。
スネの筋肉(前脛骨筋)を下から上に押圧しながらスライドしていきます。
最後は足裏を全体的に温めながらほぐしていきます。
※温めながらもみほぐしていくとより効果が期待できます。
この方の今後の施術計画
今回は車に乗っている時間が長くなる事で症状は出ていましたが、初めて来院された時のように臀部が痛くて足が浮腫んだりしていた悩みが少しずつ緩和するしてきてるとの声もいただいています。
今後の施術計画としては睡眠の質を上げていくのと臀部と足の浮腫みを緩和できるようにしていきたいと思います。
反射区でも消化器系と泌尿器系の硬さがもっと和らぐまでほぐしていきたいと思います。
来院頻度の目安表
来院頻度 | 症状 | 経過 |
一週一回 | 臀部の痛みと足の浮腫み | 臀部の痛みが緩和して足の浮腫みが軽減 |
二週一回 | 軽度の臀部の痛み靴下のゴム跡が残るぐらいの浮腫み | 臀部の痛みを少し感じるぐらい浮腫みがほとんど感じないぐらい |
一ヶ月一回 | 臀部の痛みがほとんど感じないぐらい | 睡眠導入剤を飲まなくても睡眠がとれる |
まとめ
今回は坐骨神経痛によって足の症状で悩んでいる方の施術を紹介していきました。
来院されて1か月になりますが、最初に感じてあった症状が少しずつ緩和されてきたとおっしゃっていました。
後は日常生活での影響で症状が強くなったり軽減したりはありますが、これからも症状を緩和できるように施術を行っていきます。
気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざま不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼ後はお白湯などを飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
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