こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。
来院された方は介護の仕事をされていて、人を抱えあげたり中腰での作業が多くて腰を痛めていました。
実際にこのような原因で痛めている方は多いと思います。
今回は介護の仕事をされていて腰を痛めた方についての施術の内容を紹介していきます。
↓こちらの記事に足つぼなどを使って腰痛のケアを行っていますので、足つぼを受けたいって方に参考になれば幸いです。
60代女性介護の仕事での疲労の悩み
このような症状で悩んでる方はたくさんおられると思いますので、今回は介護の仕事での痛みついて緩和を目指していきます。
この方は腰の痛みはありますが、最近では足が冷えて足元の疲労が抜けきれないようにも感じるそうです。
他の症状で臀部から足にかけての痛みもあり来院された時には体が疲労で限界ともおっしゃっていました。
以前は剣道をされていて体力には自信があるほうだと思われていましたが、剣道をされなくなってからは体力も筋肉も落ちてしまって疲労感が残るようにもなったといわれてました。
介護の仕事の疲労による足つぼの特徴
上記の悩みでもあったように体力と筋肉が落ちることで元気が出なくなると疲労の回復も遅くなってしまいます。
そこでまずは元気が出るようなつぼを刺激していきます。
足をグーの形を作りできたシワの真ん中にあるつぼで【湧泉(ゆうせん)】といいます。
湧泉を刺激する事で生きていくためには必要なエネルギーが湧き出て泉のように溜まっていきます。
効果としても血行促進、腎臓の機能を高める、足元の疲労感の緩和などにも効果があるといわれてます。
刺激の方法は両手の親指でしっかり押し込むように押圧します。
そうすると足元の循環が良くなりポカポカしてくると効果的です。
ここで湧き出たエネルギーを全身に巡らせるようにお腹にあるつぼを刺激していきます。
おへそから指2本分程度下がった所にある【気海(きかい)】のつぼは東洋医学でいうと【気】が集まる所でもあるといわれていてます。
ここを刺激する事でエネルギーの代謝が高まり、下半身の冷えにも効果が期待できます。
元気がなくて体がだるい時にもお勧めなつぼです。
刺激の方法は手のひらでつぼとその周辺を軽くさするようにすると効果的です。
普段は冷えないように腹巻きやカイロなどで保温するのもおすすめします。
※当院では体を温める時にはホットストーンを使用しての施術を行っています。
詳しくはこちらに紹介してます。
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疲労の悩みに効果的なトリートメント
この方の症状でもあったように臀部から足にかけての痛みなどを緩和するためのつぼを刺激していきます。
膝裏にあり触ると凹んだ所にある【委中(いちゅう)】の効果は膝周辺の血行を促したり、足のだるさや冷えにも効果があるといわれてます。
他にも腰痛、臀部から足にかけての痛みにも期待ができます。
刺激の方法は自分で押圧する時は椅子に座ってリラックスした状態で膝裏を両手の親指で心地よい強さで押圧していきます。
施術をする時は膝を軽度曲げた状態で刺激すると効果的です。
ここで臀部から足にかけての痛みを緩和した後、腰痛に効果的なつぼを刺激していきます。
次に施術の内容を動画で紹介してます。
足の内側にある腰椎の反射区を押圧しながらスライドしていき、そのまま内くるぶしの後ろに尾骨の反射区までいきます。
※イメージとしては腰部の血流を促していくように刺激していきます。
最後は外くるぶしの下にある腰部の反射区と【丘墟(きゅうきょ)】のつぼを刺激していきます。
丘墟の効果は腰から臀部にかけてある坐骨神経での痛みに効果があるといわれてます。
刺激の方法はつぼと反射区を同時に押圧しながら足首を回していくと効果的です。
※足首を回す事で腰の筋肉の緊張を和らげるようにすることでより効果的です。
ご感想
今回は介護の仕事での疲労について紹介でしたが、この方に限らず同じ悩みでつらい思いをされてる方は多いと思います。この方は仕事での介護でしたが日本は高齢化社会ともいわれますので介護の疲労は国民の問題化と思います。
他の症状や痛みが長続きする場合はなるべく我慢されずに早めに専門機関への受診をおすすめします。
この方も早めに来院されてれば体力の限界まで無理することはなかったと思います。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後30分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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