こんにちは！
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任（いまとう）です。
『暑いですね～』が挨拶になっている今、体調を崩している方の声が多く耳に入ってきます。
その中でも気になったことがありました。
この時季に限ってですが、排便の調子が悪く便秘になりやすいといわれて来院された方のことです。
普段は排便もスムーズにあるそうなんですが、お盆が明けて数日経った後ぐらいから排便の調子が悪くなり２～３日の間、排便がなく便秘なることがあるそうです。
今回はこのような便秘で悩まれている方に行った施術を紹介していきます。
便秘で悩まれている方の症状について
今回来院された時がちょうど２～３日間ぐらい排便がなくお腹が張っている状態でした。それと左臀部の痛みと首から背中にかけての筋肉の緊張が強く頭痛もあるといわれていました。
原因として考えられることが、仕事も８月に入ったぐらいから忙しくなり、長時間立っている事もあり、トイレに行く事も我慢するようなことが多くなってきたといわれていました。
それで長時間立っている事で臀部に負荷をかけ、特に左側の臀部に痛みがあるのを我慢されていた状態で仕事を続けている事で症状がでている事が考えられます。
全ての症状をまとめると便秘、頭痛、左臀部の痛み、首から背中にかけての筋肉の緊張です。
その症状の改善を目標に施術を行っていきます。
頭痛と便秘に効果があるつぼ
頭痛と便秘に関してもお仕事の忙しさでの影響が多くあると思われます。
一つの原因がトイレに行きたいのに我慢する事で、排便のタイミングを失い繰り返すことで便秘になっている事が考えられます。頭痛も長時間下を向く事があり筋肉の緊張がある状態で不良姿勢で眠ることで、起きた時に痛みを呈している事が考えられます。
その二つを改善するために足つぼを刺激していきます。
まずは大腸の中でも排泄物や老廃物が滞りやすいといわれているのが下行結腸とＳ状結腸です。そこで左足にある下行結腸の反射区、Ｓ状結腸の反射区を痛気持ちいい程度で押圧しながらスライドしていきます。
そのまま直腸の反射区を内くるぶしの骨のきわまでを押圧しながらスライドして上がっていくように刺激していきます。
その後に膝の外側にある【梁丘】のつぼを刺激する事で胃腸の働きを整えるようにしていきます。強さも痛気持ちいい程度で３秒間程度の持続圧を入れて緩めてを繰り返して和らげていきます。
※ここはホットタオルなどで温めても効果は期待できます。
朝起きての頭痛があるそうなので親指のつけ根から指腹にかけての反射区を刺激していきます。
痛み方を聞くと首の後ろから後頭部にかけての筋肉の緊張が強くて痛いといわれていました。
そこで指のつけ根から【首の反射区】【頭蓋底の反射区】を摘まみ上げていくように痛気持ちいい程度で刺激していきます。そのまま指腹まで上がっていき指腹全体をまんべんなくほぐしていくと効果が期待できます。
頭痛や便秘に関しては自律神経でいう交感神経が優位になっている事が考えられます。その状態が続くと自律神経のバランスを乱す原因の一つになると思われます。
まず仕事中に行けない場合は朝一トイレに行く習慣をつけるようしてもらっています。
頭痛に関しては入浴時に３９～４０℃ぐらいのぬるま湯に１５分程度浸かることで筋肉の緊張も緩和され腸を温める事にも効果が期待できます。その後に首のストレッチでさらに筋肉の緊張を和らげていきます。
左臀部から背中にかけては直接、患部を手技療法でほぐしていきました。
まとめ
今回は便秘で悩まれている方に行った施術を紹介していきました。
この時季に症状が強くでる原因がわかり、そのためのケアを行っていくと症状の改善が期待できます。
なるべく症状を我慢されずに早めのケアをお勧めしています。
これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後３０分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
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