こんにちは！
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任（いまとう）です。
近ごろの寒暖差は変動が大きく感じます。
午前中が冷え込んだと思うと日中は少し汗ばむぐらいの気温になったりで身体が変化についていけないように感じられます。
そうなると夏場で無理をして不調を溜め込んでいたのが今ごろになって出てくる可能性が考えられます。
そこで今回はこの方が胃の不調があり疲れやすい事で悩まれていたので改善を目指して施術を行っていきます。
胃の不調に効果的なつぼ
胃の不調に関しては夏場に冷たいものを多く摂取した事で胃の不調を起し食欲不振になったり胃に痛みがあったそうです。
その状態で朝晩が冷え込んでくると症状をより感じるといわれていました。
まずは胃の痛みに効果的な足つぼを紹介していきます。
最初は左足の土踏まず周辺にある【①胃の反射区】【②すい臓の反射区】【③十二指腸の反射区】をまんべんなくほぐしていきます。
※この方の場合は硬くなって痛みを感じていましたが、和らぐまで何回も繰り返し押圧しながらスライドしていきました。
次に小指側にある【④脾臓の反射区】を刺激すると効果として体内の血液の量を調節していきます。
その後に足の内側にある【⑤胸椎の反射区】を刺激していくと効果として自律神経を整える働きを助けていきます。
最後は足の前側の筋肉（前脛骨筋）をまんべんなくほぐしていくと胃腸の働きを整えていくといわれています。
※前脛骨筋には東洋医学でいう【胃の経絡】が流れていて、流れをスムーズにすると効果が期待できます。
次は食欲不振に効果的な足つぼを紹介していきます。
食欲不振の状態が続くと姿勢が前かがみになってお腹を守ろうとするようになります。
まずはその姿勢を整えるために足の甲側を広げるように刺激していきます。
※その際に深呼吸をしながらするとより効果が期待できます。
先程も刺激したように土踏まず周辺にある反射区を重点的にもみほぐす事で効果的です。
最後に足裏中央にある【腹腔神経叢の反射区】を押し込むように３秒間程度の持続圧を入れていきます。
効果としては消化・吸収・代謝・排出の働きを助けていきます。
疲れやすさを緩和するための効果的なつぼ
疲れやすいのもですが身体だるかったりで倦怠感のような症状でしたので、それを改善するために効果的なつぼを紹介していきます。
まずは右足から刺激していきます。足裏中央にある【①腎臓の反射区】を押し込むように３秒間程度の持続圧を入れていきます。
効果として腎臓の機能を高め、尿や老廃物を排出を促していきます。次に【②輸尿管の反射区】を刺激することで尿や老廃物をスムーズに流していきます。
それを【③膀胱の反射区】を刺激することで溜めて【④尿道の反射区】を刺激することで膀胱に溜めた尿や老廃物を排出に働きかけていきます。
最後は右足にだけある小指側の【⑤肝臓の反射区】を刺激して肝臓に集まった血液を心臓に送ったり、肝臓の機能を高めたり、筋肉の疲労にも効果が期待できます。
その後は左足にいき同じように刺激していきます。
まとめ
今回は胃の不調で疲れやすい症状に効果的なつぼで施術を行ってきました。
この方も以前から来院されていて仕事での疲労や腰が痛くなると来院されていました。
今回はその中でも胃の調子が悪くなり疲労を抱えての来院でした。
夏場の忙しさが影響を与えていたことが考えられます。
そこで施術を行っていくと身体は楽になったとの声をいただきました。
これからもこの方の症状を追いながら改善を目指して施術を行っていきます。
今後も気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。
【足つぼをする際の注意点】
※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。
●食後３０分は空ける事
●足に怪我があるか確認する
●飲酒後
●妊娠中の方は医師への相談が必要です
●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう
●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください
コメント