朝晩の冷え込みで背中に悪寒を感じた時に効果的なつぼ

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。

朝晩が冷えてきているのに服装や寝具がまだ夏用のままになっていませんか?

今だにコロナやインフルエンザが流行っている昨今、風邪をひかないよう身構えている方は多いと思いますが、少しの気の緩みが発症を起こす原因になる事が考えられます。

秋になる事で空気が乾燥すると、風邪をひく方が急増していきます。

東洋医学ではその原因は身体表面を覆う※【衛気(えき)】が不足すると風邪(ふうじゃ)という風の邪気がすっと入り込んで、カゼを引き起こす原因になります。

【衛気】・・・病気から身体を守るようなバリア機能のように働く気のことをいいます。

【衛気】は気の中でも字の通り【防衛の気】といわれています。

皮膚や肌、身体表面に存在するといわれていて働きとしては?

  • 体表を守り邪気の侵入を防ぎます。
  • 汗をコントロールして体温維持に働きかけます。
  • 皮膚や臓腑を温める。

などの働きをするといわれています。

それで外気の乾いた冷たい風が肺に入ることで肺が弱り【衛気】を不足させることになるといわれています。

カゼを防ぐためには、【衛気】を張り巡らせる必要があります。そのためにも肺の働きを高める事が先決になってきます。

目次

肺の働きを高めるつぼと反射区

まずは肺を元気にするつぼで背中にある【肺兪(はいゆ)】を刺激していきます。

【肺兪】の位置は頭を下げた時に一番出っ張っている骨から3つ下に下がりそこから親指幅1本半分程度外側の左右にあります。

刺激の方法として自分では手が届きにくい所なので、カイロなどで温めることでじんわり温まると呼吸も楽になってくるといわれています。

次に【風門(ふうもん)】は風邪(ふうじゃ)の侵入口といわれていて、そこが『ゾクっと』したらここを温め、侵入しかけた邪気を追い出しましょう。

それと首のつけ根にある【大椎(たいつい)】は風邪(ふうじゃ)を分散させるつぼといわれていますので【風門】とセットで刺激すると効果が期待できます。

【大椎】【風門】の位置は【大椎】は首を前に倒した時に飛び出る骨の下にあります。【風門】【大椎】から背骨の2つ下から親指幅1本半分程度外側の左右にあります。

刺激の方法としてここも手が届きにくいのでドライヤーなどを使用して温めると効果的です。

※ドライヤーを使用する際は近づけ過ぎると火傷の原因になりますので注意してください。

肺の機能を高める養生『ポイントは白い色の食べ物』

  • 豆腐
  • レンコン
  • 山芋
  • 大根
  • 白菜
  • 白きくらげ
  • ゆり根
  • 白ごま
  • 松の実
  • 杏仁豆腐
  • 豆腐 

などが肺の機能を高めてうるおす効果に期待できます。

最後は足の反射区を刺激して肺の機能を高めていきましょう。

まずは指の間にある【①上部リンパ腺の反射区】を刺激する事で首から上の血流を促していきます。

次に【②気道・食道・気管支の反射区】を刺激する事で通りをスムーズにしていきましょう。

その後に【③肺の反射区】を押圧しながらスライドしていくと、硬く滞りがあると感じる所は重点的にほぐしていきましょう。

最後に親指と人差し指の間にある【④胸部リンパ腺の反射区】に滞りを感じる方は流れをスムーズするように痛気持ちいい程度で押圧しながらスライドしていきます。

まとめ

今回は朝晩の冷え込みで体調を崩し不調を招いている方に効果的なつぼを紹介していきました。

カゼに対しての気の緩みは体調を崩す原因の一つなってしまいます。

なのでまずは背中に悪寒を感じた時には早めのケアをおすすめします。

まだこれからも油断はできません。

お体には十分にご自愛ください。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう

●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください

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