就寝中、急に足が痛くなる|こむら返りで悩んでいる方に効果的なつぼ

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。

今回は皆さんが一度は経験した事があると思われるこむら返りで悩まれている方に行った施術を紹介していきます。

梅雨に入って湿度が高くなる事で夜が寝苦しくなって寝返りを繰り返している時、足の筋肉が急に痛くなって目が覚めてしまう経験ありませんか?

こむら返りのこむらとはふくらはぎの腓腹筋の腓を訓読みすると【こむら】と読みます。つまりふくらはぎの筋肉が引きつってしまっている状態の事を差します。

ふくらはぎの筋肉に限らずどこの筋肉も引きつって痛める事はあります。

イメージでは寒い時季に寝返りした時とか、朝起きてつま先をピーンと伸ばした時などに引きつってしまう事が多いと思われます。

目次

なぜこむら返りは起こるの?

ふくらはぎの筋肉は無理に伸ばす事や縮まることで痛めてしまいます。そこでそんな無理を防ぐために2つのセンサーが働きます。

筋肉の伸び過ぎを防ぐために【筋紡錘(きんぼうすい)】、筋肉の縮み過ぎを防ぐために【腱紡錘(けんぼうすい)】この2つのセンサーで痛めるのを防ぎます。

その2つの中で【腱紡錘】の働きが弱くなる事で筋肉が異常に筋収縮をし筋痙攣を起こす事をこむら返りといわれています。

【腱紡錘】の機能が低下する原因は?

いくつか原因は考えられますが、ミネラルバランスが崩れる事が【腱紡錘】の機能低下で一番影響があると考えられます。

ミネラルの中でもカリウムとカルシウムは筋肉や神経の伝達をスムーズにする働きがあります。

この2つのミネラルを調節しているのがマグネシウムで3つのミネラルがバランス良く摂取されるのが【腱紡錘】の機能低下を防ぐといわれています。

ミネラルバランス以外でも運動や就寝中の発汗や脱水、それと冷える事での血行不良も【腱紡錘】の機能低下の影響になります。

それと加齢による2つのセンサーの衰えは60代以降に多くなり、その年代ぐらいの方からこむら返りを起こしやすくなるともいわれています。

後は妊娠中の方はミネラルが不足しやすいためにこむら返りを起こし原因になるといわれています。

こむら返りを防ぐためのセルフケア

【腱紡錘】の機能を低下を防ぐためにミネラルのバランスの良い摂取を心がけましょう。

  • マグネシウムは、あおさやワカメ、ひじきなどの海藻類の他にナッツ類に多く含まれています。
  • カルシウムは、牛乳やチーズなどの乳製品、豆腐や生揚げなどの大豆製品、しらすやししゃもなどの骨ごと食べられる魚などに含まれています。
  • カリウムは、長芋やサツマイモなどのイモ類、バナナやキウイなどの果物に含まれています。

こむら返りを防ぐために効果的なトリートメント

こむら返りの原因として冷えての血行不良と身体の水分代謝、筋肉疲労などが考えられます。

まずは身体の水分代謝を整えて血行促進を目指していくように刺激していきます。

内くるぶしの下にある【照海(しょうかい)】喉の痛みや冷えなどに効果があるといわれています。次に内くるぶしの斜め下で踵との間にある【水泉(すいせん)】で生理中の浮腫みや水分代謝を整える効果に期待できます。

最後は内くるぶしの後ろとアキレス腱の間にある【太渓(たいけい)】は漢字のように太い渓流のよに足元に停滞している血などを押し上げていく効果があるといわれています。

加齢による腰痛や下半身の冷えなどに効果があり、改善を目指す事で全身の血流を促していく働きに効果が期待できます。

筋肉疲労などに効果がある反射区を刺激して筋肉の収縮を緩和するために働きかけていきます。

まずは右足の小指側にある【肝臓の反射区】を刺激する事で肝臓の機能を高めて体内の毒素を分解する働きに効果があるといわれています。

次に足裏中央にある【腎臓の反射区】で老廃物を排出しやすい身体を目指していきます。

その後に足の親指のつけ根にある【甲状腺の反射区】でホルモンの分泌に働きかけてホルモンバランスを整えていくといわれています。

まとめ

今回はこむら返りを知って、こむら返りを予防していくためのセルフケアと施術を紹介していきました。

今回ご紹介した内容が全てではないですが、これらの事を知っておくことでこむら返りは防げると思います。

自分では気づかないミネラルバランスや不規則な生活習慣は見直すことで改善が期待できます。

これからは暑くなる事でクーラーでの影響で冷えて血行不良になったり、暑くて発汗したり、身体の水分代謝が上手くいかないで脱水症状になったりで不安が絶えません。

十分に気をつけてできるケアと生活習慣には注意してください。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう

●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください

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