最近お腹の調子が悪く排便の回数が少ない事で悩まれている方に効果的なつぼ

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。

最近、患者さんに「排便はあるのに一日一回しか出ないのは便秘ですか?」と聞かれました。

排便があってもスッキリしないともいわれていました。

便秘の目安として『一週間に三回未満』といわれますが、これが標準期間として目安にしている方が多くおられると思います。

実際には標準期間だけが便秘の目安になるわけではありません。患者さんがいわれている排便があってもスッキリしない事も『隠れ便秘』だといわれています。

なので今回は便秘かどうなのかわかるサインと症状や何日でないと危険なのかなど、便秘になった際の対処法と効果的なつぼを紹介していきます。

目次

まずはどんな時の事を便秘なのか?

便秘の目安として多くいわれているのが『排便が一週間に三回未満』もしくは『三日以上排便がなく、または毎日排便があっても残便感がある場合』だといわれていますが、排便に関しては個人差があり1~2日ほどでなくても普通の方もいれば、毎日出ていても残便感やお腹が張りを感じる方もおられます。

便秘の定義として【本来なら体外に排出すべき便を、十分な量かつ快適に排出できない状態】の事をいって具体的な回数の事はいわれていません。

なので毎日排便がないからといって、必ず便秘というわけでもなく逆に毎日排便があったとしても、膨満感や残便感があれば便秘の可能性が高いことが考えられます。

排便の回数以外での便秘のサインとは?

お腹が張って苦しい時…便が溜まってる日が続く事で、腸内に悪玉菌が増加すると便が腐敗してガスが発生します。そのガスが腸内に溜まるとお腹がパンパンに張ったり腹痛を感じ事があります。

便が硬くて排便するのが苦痛な時…体内に残された便は時間が経つと大腸に水分を吸収され硬くなると排便の際に痛みを伴います。

便秘が長く続くと体調不良になる可能性があります

便秘が長く続くとお腹の張りや痛み以外に現れる症状とは?

肌荒れや吹き出物
大腸の働きとして便から吸収した栄養素を血液中に取り込む働きがあり、便秘によって腸内での便の腐敗が進むとアンモニアなどの有害物質が発生すると、一緒に血液中に取り込まれて血液の流れに乗って全身へと運ばれます。その運ばれた有害物質が皮膚に影響を及ぼすことで肌荒れや吹き出物の起こす原因になります。

浮腫み
便秘によって有害物質が取り込まれると、体内のエネルギーはその有害物質を取り除く事に働きます。そのため本来の代謝に使われるはずだったエネルギーが減って、基礎代謝が下がることで浮腫みを引き起こす原因になります。

肩こり・腰痛
便秘によって腸内にガスが溜まることで、背中や腰が圧迫され事も考えられます。それと腸内に悪玉菌が増加する事で腸内環境に影響を及ぼし、自律神経の乱れる事で肩周辺に筋肉の緊張を起こす事で肩こりなどの症状を起こす可能性もあるといわれています。

便秘改善を目指していくためのつぼ療法

まずはお腹にあるつぼを刺激していきます

刺激する前にお腹にホットタオルなどで温めると効果が期待できます。

上前腸骨棘とお臍の間にある【バウヒン弁】の周辺を軽く押圧する事で腸全般の働きを整えていくといわれています。他に小腸への逆流防止に働きます。

※ここは心地良いぐらいの強さで刺激すると効果が期待できます。

次に【上行結腸】を押圧しながら下から上にスライドしていきます。そのまま【横行結腸】を横に押圧しながらスライドしていきます。最後は【下行結腸】を上から下に押圧しながらスライドしていきます。

※イメージとしては平仮名の【の】字を書くように繰り返し押圧しながらスライドしていくと効果が期待できます。

まとめ

今回は便秘で悩まれている方に効果的なつぼを紹介してきました。今感じているお腹の調子が悪いのは、はたして便秘が原因なのかわからない時もあります。

上で紹介したように当てはまる方は便秘だと考えられます。それでも症状が変わらないで続くようにある方は専門機関へ受診されて医師の診断を受けてください。

症状が長引て良い事はないので早めケアをお願いします。それと日常生活での習慣を改善する事で症状の緩和が期待できます。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう

●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次