こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の『今を任せる』と書いていまとう(今任)です。
最近、寝ていると足が熱くて寝れないことはないですか?
気温が上がったのと活動量が増えて足に疲労が溜まっているかもしれません。
でも足がほてる原因は他にもあると思います。
いくら足の血流を良くしたところでなかなかほてりが軽減しない事もあります。
なのでそこで注目したいのは自律神経の働きです。
今の時季は冬の間、動きを止めていた動植物が息を吹き返したかのように動き出す春です。
芽吹いた新しい命は高まる陽気に後押しされながらのびのび成長していきます。
人もまた陽気につられ活発になりますが高まるエネルギーで体がほてったり、ソワソワしたりイライラしたり誰もが精神の不安定さを感じて自律神経が乱れやすくなります。
自律神経とは
人間の体の神経は大きく中枢神経系と末梢神経に分けられます。
中枢神経とは脳と脊髄のことであり、末梢神経とは脳・脊髄から出ている神経のことです。
末梢神経系に三種類の神経があります。
① 知覚神経
② 運動神経
③ 自律神経
知覚神経は全身から得られた情報を脳や脊髄などの中枢神経に伝えます。
中枢神経からの命令を全身に伝えているのが運動神経と自律神経です。
骨格筋に命令を伝えているのが運動神経で骨格筋を意識的に収縮させています。
自律神経は「意識的には調節できない」胃を動かしたり血管を収縮させたりホルモンを分泌させたりなんて自分の意志ではできません。
無意識的に自動で調節されているので自律神経といいます。
自律神経の働き
自律神経の具体的な作用例
狩りで猛獣を狙うときは命がけです。
逆にこちらが殺されるかもしれません。
心臓がドキドキ血圧は上昇をし息はハァハァ毛は逆立って汗を吹き出し瞳孔は開き食事やトイレどころではない。
これを交感神経の働きで起こります。
一方その動物をねぐらに持ち帰りゆっくり食べている時は息はゆっくり心臓もゆっくり血圧は下がり毛は寝て汗も出ず瞳孔は収縮します。
唯一消化器だけが元気で唾液も胃液も分泌十分で消化管も良く動いており排尿排便もします。
つまり消化器以外は交感神経で活発化され消化器だけは副交感神経で活発化されると理解されます。
自律神経を整える足つぼを紹介します。
まずは足の親指をまんべんなくほぐしてストレスを緩和します。
足の指の付け根から指先に向けて摘まみながら回してもみあげていきます。
最後に踵にある反射区をしっかりもみほぐしましょう。
ストレスからくる胃痛の足つぼも紹介します。
まずは足の内側にある反射区で自律神経を整えます。
足の親指でストレスを緩和して土踏まずにある反射区と足裏中央にある反射区で消化器系を整えます。
押圧する力も体調に合わせて刺激を変えましょう。
モヤモヤしてスッキリしない時はイタ心地良い刺激でします。
胃が痛む時は気持ちいい強さで刺激すると有効です。
足のほてりの足つぼを紹介します。
足のほてりも冷えと一緒で指先からしっかり血流を良くしていきます。
足の指先と指と指の間を摘まむように押圧します。
足の裏全体をもみほぐすように握りこぶしでまんべんなく押圧します。
最後に内くるぶしの下にあるつぼをイタ気持ちいい強さで押圧すると有効です。
まとめ
足のほてりや冷えでも血流や老廃物だけの影響ではなく自律神経の働きも十分に関与してると考えられます。
なのでほてりや冷えで悩んでる方は生活環境から見直すことも大事だと思います。
日頃から足つぼでのケアで自分の体の状態を知る事も大事です。
コメント