我慢しないで生理での悩みを緩和するつぼ療法

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある足つぼ杏の今を任せると書いて今任(いまとう)です。

女性は生理での悩みを抱えている方は多いですよね・・・

患者さんからよく聞くことで毎月くるものだから痛みがあっても我慢すると言われる方が多いです。

でもその痛みは男性にとっては経験できないので理解はしようとしても本当の意味で理解することができません。

なので今回は生理痛のことを理解して少しでも生理での悩みを緩和できるように紹介していきます。

目次

生理痛とは?

子宮は約一ヶ月に一回の排卵のタイミングに合わせて子宮内膜という層を厚くします。

イメージとしては子宮からでた卵子を育てるために子宮内膜をベットとして、そこをふかふかにして待っている状態のことです。

ところが卵子が受精しなかった場合は準備していた子宮内膜が必要がなくなり剥がれて体外にでることをいわゆる『生理』といいます。医学的な言葉では『月経』と表現します。

生理痛の原因は大きく分けて3つあります。

1つ目は子宮内膜が剥がれて体外へ経血として排出する時にプロスタグランジンが分泌されこの量が増えると熱がでたり下腹部痛、腰の痛みの原因になります。

プロスタグランジンが分泌されることによって子宮が収縮して経血を押し出す働きをします。

2つ目は子宮が未熟で、まだ生理がきて間もない方や出産経験がない方は子宮の出口(子宮頸管)が狭い事で経血がスムーズに流れきれないで痛みがでやすくなります。

3つ目は冷えやストレスによって血行が悪くなるからです。

冷えやストレスで血流が悪くなるとプロスタグランジンが骨盤内で滞っていることで痛みを強く感じやすくなるといわれれています。

生理痛でも同じように生理を経験している方でも症状の重さに差があり、全く痛くない方もいたり、痛すぎて救急車を呼ぶほどの方もいます。

生理の不調をそのままにしないようにしましょう

生理痛はみんなが一緒じゃなく、個人差があり今抱えている生理での痛みや影響は我慢するのではなく生理の不調がある時は産婦人科で相談してみましょう。

とくに10代後半の無月経は子宮の発育に悪影響をあたえて、妊娠しやすい子宮を保つには子宮がしっかりと安全に発育する状態が必要です。

『きっとみんなが我慢している』から大丈夫ではなく、今の症状を放っておくと何らかの病気が隠れているかもしれないですし、病気でなくても不快な症状が日常生活に影響を及ぼしている場合は産婦人科を受診してください。

生理痛に効果的なつぼ療法

気海 (1)のツボの位置

生理痛が強く感じるときはおへその下にある【気海(きかい)】のつぼを温めていきます。

おへそから指2本分程度下で全身のエネルギーが集まる場所ともいわれて、刺激するとエネルギー代謝が高まり腰痛、生理痛、下半身の冷えにも効果があるといわれてます。

関元-1のツボの位置

気海の下にある【関元(かんげん)】はおへそから指4本分程度下にあり、東洋医学でいう下っ腹の【丹田(たんでん)】もあり生命エネルギーにも関係がある元気エネルギーが集まる場所ともいわれています。

3つとも婦人科系には効果が期待できますし、泌尿器系の冷えによる尿トラブルにも有効です。

刺激も軽くさするようにしたり、普段は腹巻きやカイロなどで保温するとより効果的になります。

※注意してもらいたいことはカイロが直接、肌にあたり続けると低温やけどのおそれがあります。
なので肌にあたらないように気をつけてください。

生理痛に効く足つぼ

まずは踵にある骨盤の反射区を温めるように手で包み込むようにします。

次に踵を押圧しながらスライドして、踵の内側にある子宮の反射区と外側にある卵巣の反射区を挟んで刺激します。

生理の時に分泌されるプロスタグランジンが骨盤内に停滞する事で腹痛、腰痛、生理痛の原因になるといわれてますので、分泌を調節するようなイメージで刺激すると効果的です。

最後は足の内側にある反射区で自律神経を整えるように押圧しながらスライドしていきます。

※ここは刺激する強さも痛気持ちいい程度ですると効果的です。

まとめ

今回は生理の悩みの中でも生理痛のことを中心に紹介していきました。

本当にこの痛みだけは男性の方には経験できないのでパートナーで生理の事で悩んでいる時は上記で紹介したケアをしながら痛む箇所やつらさの内容などを共有しましょう。

お互いに生理に対する理解が深まると思います。

これからも気になる症状や足つぼの効果も紹介していきますのでよろしくお願いします。

【足つぼをする際の注意点】

※足つぼはさまざまな不調を軽減しますが、タイミングや体調によっては不調を招くこともあるので注意が必要です。

●食後30分は空ける事

●足に怪我があるか確認する

●飲酒後

●妊娠中の方は医師への相談が必要です

●足つぼをした後はお白湯を飲んで老廃物を排出しやすくしましょう

●症状が強くなったり症状の緩和がみられない場合は専門機関への受診をしてください

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